汐見稔他著「日本の保育の歴史」、日本学童保育学会編「現
代日本の学童保育」読み進む。
毎日本ばかり読んでいられないという意見もあるが、読む本
は違うので小生は飽きるということはない。
違う本を読むので毎回発見はあるし、気づきもある。
今回で最後であるが図書館協議会の委員もやらせていただい
ているので図書館の事情も少し分かってきた。
デジタル化が進み将来紙の本が少なくなることも予想されるし、本の選定やレファレンスもAIに代替される可能性もあるが、自分の生きているうちは大丈夫だろう。
紙の本に対する愛着は若い人ほど少ないのだろうが、旧世代
はまだまだ紙である。
週1の頻度で図書館には通わせてもらっているし、自分の女
性史の研究はほぼ図書館の資料に負っている。
自分にとって図書館はライフラインなのである。
プロの研究者はともかく、市井の趣味人には図書館しか頼る
ところがない。
最近図書の本の購入費が減らされているが、なんとかならな
いものだろうか。
図書館は本と建物と司書によって成立しているというが、最
近は司書もパートの人が増えるなど行政改革の波に洗われて
いるようである。
市町村の図書館にはほぼプロパーの司書はいないらしい。
お寒い事情の図書館であるが、それでも頼らざるを得ない。
大都市の図書館は充実しているのだろうが、地方の図書館は
予算も人も不十分なのが実情である。
最近書店が減っていることが問題視されているが、図書館事
情もお寒いものがある。
読む本はそうそう買っていられるものではない。
多くの読書愛好家などの頼りは図書館だろう。
本も人も予算も減らされ続けている図書館は危機的状況とも
言える。
偏哲
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最終更新日 : 2024-11-07