毎日頼まれもしないのにブログを書いているが、読んでくれる人は1日平均一桁後半くらいの数である。何十件とアクセスがあると一体どうしたのだろうと思うくらいだが、ランキングを見るとそれでもましなほうであることが分かる。今日は日記部門で登録数約51万のうち769位、創作日記部門登録数約14千のうち31位であった。何百件とアクセスのあるブログもあるが、誰にも読まれないブログもそれ以上に多くあるということだ。...
女を捨てるという言葉はあるが、男を捨てるという言葉はない。男も従来の出世・金・女志向の生き方を捨て、男ジェンダーの呪縛から逃れたいという願望を持つ人は少なからずいるとは思うが、自覚的生き方として実践しているのは極少数である。男を捨てるという言葉がないのは男=人間という思考が支配しているためであるかもしれないし、男が女性のように男中心の社会に異議申し立てするというような動機を持たず、自らの生き方に葛...
現代文化論を終章まで読み進める。文化という言葉は身近だが、思考の対象とすると奥の深いもののようである。読んで得たヒントで何か書こうとも思ったが、頭の中でまだ整理できていないので止めておくことにする。インターネットの時代の弊害についての章を読み尚更中途半端な知識での言説は控えようという気にもなった。新聞に私立医大の学費値上げの記事があり、6年間の学費が4千万円近くするということを知り別世界の話である...
中秋コンサートに行ってきた。演目はリャードフ交響詩「魔法にかけられた湖」、ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」の3曲、指揮尾高忠明、ヴァイオリン川久保賜紀、オーストラリア東京交響楽団であった。聴いたことのない曲だけで、衆目の一致する名曲というわけでもないと思うので、特別のクラッシックファンでもない私には少し退屈な曲もあった。コロナ禍の中、久しぶりにコン...
まだまだ老人とは思いたくないが、他人から見れば立派な老人だろう。2月の間借りている「現代文化論」と「老人力」を漸く半ばまで読みすすんだ。興味がないことはないが、読みずらい気がした文化論は他の本の後に回し続けていたが、半ばまで読み進んだので後はなんとか読み通せそうだ。諦めて返そうかとも思ったこともあったが、結果読み進めてよかった。老人力は冗談本で中身があるわけではないが、ほっこり読みやすい内容である...
定年になった時漠然と後は死を待つ時間かなと考えていた。恥ずかしながら定年後の過し方が全くノープランでイメージできていなかった。残りの人生が長いと言われても仕事から離れて過ごすことに想像力が働かなかった。人間環境に対する適応力というのは誰にでもあるようで、退職後しばらくすると自然と趣味のサークルなどを見つけて参加するようになった。仕事中心の人生から離れ仕事も趣味の域に達すると、人生観が全く変わってし...
国勢調査票を書き終えてこんな簡単な調査だったかと改めて思ったが調査項目が今回は大規模調査の回に当たるのだそうだ。個人情報保護法が制定されて以降回収率が下がっているというが、国の政策の基本資料となる調査であるため協力を惜しむべきではないだろう。大正9年に始まった国勢調査は今回で21回目だそうだが、調査事項を見ると本当に国の基本のキと言えるような調査だ。百年の間に人口は倍以上となり前回調査から減少の時...
昨年だったかに話題になった老後2000万円問題だが、我が家には2000万円もない。2000万円を貯蓄するには1月5万円の積み立てを30年も続けなければいけないので簡単にではない。退職金を使わず貯蓄に回すというのが、一番簡単だろうが、生憎退職金で住宅ローンを返済しなければならないという人も多いだろう。2000万円というのは毎月の生活費の不足分を補うお金だそうだが、介護や医療が必要になれば3000万円...
欧米でも日本でも貧困は克服された問題と考えられた時期があった。日本では1965までは厚生行政基礎調査で貧困に関する統計である低消費水準世帯の推計を行い生活保護水準を基準とする貧困率を発表していたが、、その後2009年に民主党政権が相対的貧困率を発表するまで政府の公式統計はなかった。民主党が政権を取るまで貧困の問題は政府から無視されていたのだろうか。日本では2000年代になって貧困が再発見されたのだ...
ねこ新聞というものがあるそうな。知らなかった。月刊で1994年から続いているらしい。富国強猫がモットーで利益主義でないところが好ましい。ねこの雑誌ならいくらでもあるような気がするが、ねこ文学紙とは珍しい。富国強猫とは「ねこがゆったり眠りながら暮らせる国は平和な心の富む国で、生きとし生けるすべてのものへの愛情と慈悲という人間として当然のことを、当たり前にできる世の中でありたい」ということなのだそうだ...