2020年02月 - インディアンサマー   普通の人生 - 1ページ目
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2020-02-29 (Sat)

政治的決断

昨日、今日とほぼ一冊づつ本を読み終えた。首相の要請により県立図書館も休館になるそうで、昨日図書館に行ってきてよかった。コロナウイルスも怖いが、公共施設を閉鎖することで防げるものなのかは疑問もある。感染が拡大した場合には政府の責任も問われるだろうが、必要な措置なのであろうか。感染症に対する知識もないのでなんとも言えないが、中国のように都市を封鎖するなどということはできないのだから、どれだけ有効なのか...

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2020-02-28 (Fri)

ホスト・ホステスという日本特有の職業

ホスト・ホステスという職業は男女雇用機会均等法のもとでも、業務の性質上男性又は女性であることを条件に募集が許されている職業である。日本特有の職業であるかについては異論もあろうが、外国ではあまり見かけない職業であることは確かだろう。なぜホスト・ホステスという職業が日本で生まれたかという歴史的経緯については私も知らないのでここでは触れないが、芸妓、芸者、女給などという女性の職業としての前史があることは...

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2020-02-27 (Thu)

形式文学

文学というのは全て一定の形式に内容をいれるものようであるが、俳句のテレビ番組を見ていたら形式文学という言葉が浮かんできた。形式の縛りが強く、表現の内容が形式によって固定化されているまでになっている。季語というのも縛りであれば五・七・五という字数の縛りもある。約束事を守れば誰にでも作れるものであるが、それゆえ複雑な表現には向かない。誰にでも開放されている表現のようだが、専門家の秘儀もあるようである。...

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2020-02-27 (Thu)

数字のマジック

女性は出産退職が6割、第1子出産前後では7割が無職となっており出産後の就労継続は26.8%に過ぎないという文章を読んで本当だろうかと思った。均等法が出来てから35年も経過し、働く女性も増えてきたと思っていたからだ。政府は第一子出産後の女性の就労継続率は53.1%だとしている。出産退職した女性と就労継続した人の合計から見たら53。1%のなるのは確かのようだ。一方で育休を利用したのは女性の38.3%、...

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2020-02-25 (Tue)

確定申告ON

確定申告をようやく終えた。資料の準備はしていたので苦手なパソコン作業だけが問題であった。昨年ネット申告をしていたのでなんとかなると考えてe-taxを甘く見ていたのが躓きの元であった。昨年のことは全部忘れていたし、税務署から届いたハガキを確認しないで取り掛かったらいきなりネット環境とやらで拒否されて途方に暮れてしまった。早速聞いた方が早いと思い窓口に聞いてみたら、職員の対応がこちらが分かっていないせいも...

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2020-02-24 (Mon)

賃金労働者の感情の諸形態

資本主義経済における賃金労働者は三つの感情を持ってきたという。初期資本主義においては劣悪な労働条件のなかで飢えという刺激が労働への動きを規定し、労働者の欲望と感情は生きる残るということに向けられた。フォーディズムの時代には労働者の欲望と感情は資本主義の作りだす商品に向けられる。賃金労働者は消費者として立ち現れ、商品と結びついた楽しいという感情が彼等に組み込まれる。大衆消費とその固有の想像世界は資本...

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2020-02-22 (Sat)

職業としての読書

職業の必要により読書することがある人は多いだろうが、読書を専門とする職業は多くはないだろう。学者というは読書が仕事の大部分を占めている職業のようであるが、職業として読書することは不自由なものらしい。仕事として読書が求められるため、専門以外の本を読むことに対しては禁欲的であることが求められるのだそうだ。ビジネスマンの読書遍歴などを読むと、以外にバラエティーに富んだものを読んでいて人生の指針となるイン...

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2020-02-21 (Fri)

原発の経済性

原子力発電所の事故による賠償責任については法律に明確に書いておらず、事業者は国に負担を求めていたが、現在もまだ曖昧のままのようである。原子力発電のコストも積算根拠が不確定まま安いと宣伝されていたようである。事業者である電力会社が福島の事故の後でも原発を稼働させようとしているのは、稼働させなくては廃炉費用を負担するだけで負の資産になってしまうということがあるのだろう。事業者にとっての原発のコストは損...

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2020-02-20 (Thu)

シビアアクシデント

新型コロナウイルスによりダイアモンド・プリンセス号で集団感染事故が起こった。この場合第一次的対処義務のあるのは船長であろうが、寄港地の日本政府の意向に従わなくては今回の事故は解決しえないのだろう。船籍政府、日本政府、船長のどこがどう判断し、今回の処置を行って、結果的に適切な処置だったのかは今後に明らかになるのだろうが、シビアアクシデントにおける組織の問題について考えてみたい。ここで政府を本社トップ...

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2020-02-19 (Wed)

柔らかな個人主義

庭の梅が何輪か咲いた。去年に咲いたのは3月でなかったかと思うが記録をつけていないので定かではないが、去年より早いのは確かであろう。1年があっという間に過ぎたということだ。マンションに入っていたチラシを見ると同じマンションの五階の部屋が1700万円で売りに出されていた。この前の引っ越しの部屋だろうか。うちは角部屋なので少しは高いなのだろうかなどと思うが、終の棲家にするつもりであるため知っても意味がな...

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