前回の記事の続きです。
(上の写真が表示されていない場合、表示されていない部分をクリックして頂くとご覧になれます。)
『HHH4』の表示
本体横に表示してある説明にも、インターロック 販売店に連絡 とあります。
『インターロック』がかかると、ファンヒーターは、事故防止のため何をしても動きません。とりあえずいつも通り『バラ』して、内部をチェック。
おびただしいホコリがあらわに・・・
このホコリが原因であることに間違いはなさそうです。
燃焼用の空気取り入れ口のフィルター・・・・・
外側からでもホコリがひどい事が解ります(苦笑)
内側からのぞくと・・・・・目詰まりがひどい!!
ちなみに、下の写真は清掃後のフィルターです。
ぜんぜん違います(笑)
いたる所のほこりを清掃していきます。
このファンヒーターのインターロックの原因は、
ホコリによる空気通路の閉塞で、不完全燃焼状態が続き、エラーを何回も起こして止まったのに使用を続けたためであると推測されます。
バーナーの内部はそれほどひどい状況ではなさそうです。
バーナー下部のネットもきれいでした。
全体的には、不完全燃焼で少々すすけています。
灯油タンク下部の油受けもホコリがひどく、
灯油のフィルターも汚れています。
それらもすべてきれいに清掃し、組み上げていきます。
いつも通りの『全バラ』です。隅々まできれいにしないと、またエラーが出る可能性があります。
フレームロッドと言う部品です。そんなに汚れていませんが、下の写真のように磨いてから組み付けます。
一つ一つの部品をきれいにしながら、組み立てます。
インターロックを解除するために、
専門の技術を持っている方に出張して作業して頂きましたそして今現在、
テスト燃焼中です。
このブログを見ていらっしゃる皆さん、
『インターロック』はあってはならない事故を防止するための機能です!『インターロック』がかかる前には何らかの前兆が必ずありますので、少しでもおかしいと思ったら直ぐに、専門店で点検してもらって下さい!
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