前回の記事のタイトル「ドジっ子さこん」は間違いだ。
ドジはふにゃのほうだった。完璧にふにゃの間違い。
濡れ衣だ。
ごめんね、さこん。
なんだか嫌な予感がしていたのだ。
1月20日のさこんは、てんかん発作を起こしていたのだ。あれから気になってはいたのだが、とりあえず様子見をしていた。もしかしてという気持ちもあったけど、そうじゃないことを期待していた。油断をしていたというか、隙があったんだな。
とりあえず2月8日に病院に連れ行くことにしていた。だが、その2月8日にまたも発作を起こしてしまったさこん。
8日の9時ごろに1度、そして午後3時20分に再度発作。
一日に2度もの発作だ。
その時の様子を慌てて動画にとって病院へ駆け込んだ。
まずは血液検査と外傷がないかとか骨が折れていないかとか診てもらう。
血液検査の結果を待つ間に、動画のチェック。
なんせ焦って撮っていたのでちゃんと映っているか不安だったのだ。
獣医さんに動画を確認してもらうと、
「あ~、てんかん発作ですね…。」
血液検査の結果を見て薬を処方してもらった。
そしてこれから毎日朝と夜の2回の投薬が始まる。
さこんはおとなしく薬を飲んでくれるかな。
うちにいた子の中で一番楽だったのがマイコロン。
お座り中に上を向かせお口を開けて、薬をポイ。
そのままごっくんと素直に飲んでくれた。手間いらず。
苦労したのがミィとジュニア。
飲んだねと手を離すとペッと吐き出してしまうのがジュニア。
無理無理飲ませて泡を吹いたのがミィ。
ミーニャはそこそこ苦労したし、コロンは保定をすれば割と素直に飲んでくれた。
とりあえず連れ合いにさこんを保定してもらい、口の中に薬を放り込んでシリンジでお水を流し込む。
そんなに抵抗もしないで飲んでくれたけど、4,5日したら逃げ回るようになってしまった。
連れ合い曰く、お水を入れられるのが嫌みたい。
それなら水なしでとお薬を入れた後も上を向かせたまま喉を上から下へなでなで。
こちらのほうがまだましのようだった。
その後も逃げ回ったりしていたのだが、朝のお薬を飲ませようとさこんを探したら、タワーのハウスの中。
発作を起こしてタンスから落ちたら危険だということで、和室は封鎖してある。
連れ合いも時間がなくて「あとはまかせた。ひとりでなんとかして」と出かけてしまった。
仕方ないので、出入り口から顔を出していたさこんを上を向かせてお薬ポン。
喉をなでなでして何とか投薬完了。
おとなしく飲んでくれたさこん。
とってもいい子。マイコロンと同じように上を向かせるだけでOKだった。
薬を投与してから発作は起きていない。寛解
このまま寛解まで進んでくれたら万々歳だけど、先は長い。
がんばろうね、さこん。
ということで、2月22日は猫の日。
連れ合いの誕生日でもあるので、この日は猫ケーキ。