野菜に本来の力がなくなった。
そんなことがよく言われます。
以前の野菜の栄養価に比べて今の野菜は少ない。化学肥料などで甘やかした結果ではないか?
そのような話がよく言われるのです。
もちろん、原因は色々なのでしょうが、私たちは生命維持に必要な栄養を食事から摂るわけです。
でもその食事、食材の力が乏しいからこそ、栄養補助食品としてのサプリメントなどが人気となっている。
食事では摂り切れない分を補う、このことがすっかり定着しているわけです。
サプリなどはコンビニでも気軽に入手できるし、水と一緒に飲むだけだから服用も簡単。
便利なものであることでしょう。
でも、錠剤や顆粒状にするためにはたくさんの人工の化学物質を駆使して作り上げていることも事実。
人工の化学物質は水に溶けにくく脂に溶けやすいので、体内で脂肪と結びつき長く残留してしまう。
それが発ガン性やアレルギーなどの原因になることも忘れてはなりません。
最近がこうしたサプリメントのブームを背景に自然食団体も無農薬の○○サプリ、無添加の○○!
などといって高額で販売するのが当たり前になっているのです。
こうした嘆かわしいことをする自然食業界の体質に一石を投じたい!
そんな思いから新たにブログを開設しました。
良かったら読んでみてください。
肥料を使った野菜は軽くなる。
反対に、
無肥料で育てた野菜は重くなる。
この違いがなぜ起こるのか?
色々と調べてみましたが、決定的な研究結果はないようです。
そうなると推察するしかないのですが…。
植物は動物の細胞にはない「細胞壁」を備えています。
細胞壁は硬くて頑丈な壁で野菜の形を決めたり、外敵からの侵入から身を守る防御機関でもあります。
植物の細胞壁の重さは地球上の植物の乾燥重量の70%を占めると言われるので、細胞壁がガッチリしていることが重さの違いに表れるのではないか?
そのように推察できるのです。
細胞壁は硬くて頑丈な構造で骨も筋肉も持たない植物が、重力に反して直立できるのはこの頑丈な細胞壁があるからと説明されます。
そして肥料を与えれば与えるほど、この細胞壁が弱くて脆いものになってしまう。
このことも分かっています。
肥料の主成分である窒素の分解に細胞壁の原材料となる「糖分」が使われるので、細胞壁が弱く脆く薄くなる。
それが野菜の重さを決めるのではないか?
そのように考えられます。
自然が育むスピードを肥料で速めてしまえば、細胞壁やビタミンなどの合成に使う糖分が不足してしまう。
肥料は野菜を弱くし、虫や病気を招いてしまうので農薬を使わざるを得なくなる。
やはり食べるべきは無肥料無農薬・自然栽培の野菜だなと思うのです。
最近、車を買い替えました。
買い替えるに当たり、安いほうが良いと思って色々と物色していたのですが、一際魅力的に見えるのが、
「新古車」。
新車とほとんど変わらないようなものだけど格安。中古車で安く買いたいと思っていたので、これは魅力的。
あまりに破格の車両がズラリと並んでいたからです。
そこでいろいろと情報を漁っていたのですが、やはり安いモノには安いなりの理由があることが分かってくる。
例えば新車だけど浸水して床まで水浸しになってしまった!
そうした車が新古車として売られるケースもあるようです。
また事故車で骨格部分もめちゃくちゃに破損したけど、リカバリ技術で表面上は新車と変わらないように見せるもの。
このようなものも新古車として販売されるケースもあるようです。
もちろんすべてがこのようなものだとは断定できませんが、車は命を預ける乗り物。
痛い出費ではありましたが、仕方がない投資と考えて決断しました。
自然食にカラクリがたくさんあるように、中古車の世界も同じなのだと思いました。
これまでさんざん、自然食の裏側を眺めてきて、安いモノのイミとワケを理解してきたつもりでしたが、中古車となると安さに心が奪われてしまう・。
応用が利かず、浅はかな自分に反省です。
コーヒー好き。
世の中にはたくさんいますよね。
街を歩けばコーヒー専門店なんかもたくさんあるし、
スタバでお茶!
なんてオシャレなトーンが漂います。
でも、コーヒーを飲むと水を飲んだ時よりも、
オシッコが近くなりませんか?
水よりも明らかにトレイに行きたくなるのです。
その理由はという・・・、
苦いものは「毒」である。
私たちの脳や体はそのように認識をします。
苦みは
毒物を表すサインで、酸っぱさは腐敗を予兆するサイン。
このように私たちの
味覚は毒や腐敗物を体内に入れないようにチェックをしているわけです。
でも、コーヒーが美味しい飲み物であることを私たちは学習して知っている。
毒と判定するのは本能レベルの事がらで、
学習や経験により味覚の審査をパスさせるわけなのです。
これは「良薬口に苦し」も同じ理屈で、
毒物だけど良いものだからと教育により飲ませる工夫と言えるでしょう。
このように
味覚の防御網を潜り抜けることは簡単なのですが、
体はそうは反応しない。
苦いものはあくまで毒と考えて、コーヒーが入ると腎臓や肝臓を働かせて素早く体外に排出しようとする。
具体的には
カフェインを毒と判定するわけです。これはコーヒーに限らず
緑茶に含まれるカテキンも同じ仕組みです。
これが水よりもコーヒーの方がトイレが近くなるメカニズムです。
これからの時期、冷たいアイスコーヒーなんかは魅力的ですが、飲み過ぎにはくれぐれも注意ですね。
医療健康情報。
今は昔と違い様々な情報にアクセスできるようになりました。
それは良い面も悪い面もあるのでしょうが、注意したいのは中途半端。
何ごとも中途半端では満足結果も反省や対策も難しいのが現状でしょう。
無農薬の野菜やお米を意識的に選んでいる。
食は基本で健康の源だからそこへの投資は惜しまない。
でも、その一方でクスリやサプリメント類を常飲している。
それはかなり中途半端な行為と言わねばなりません。
農薬や食品添加物で問題となるのは人工の化学物質。
人工の化学物質は人体にとって異物に当たるので、農薬や添加物を極力摂取しないことが大切になるのです。
せっかく無農薬や無添加のものを食べているのに、薬やサプリで入れてしまえばあまり意味がないことになってしまう。
結局、中途半端になってしまうのです。
野菜の化学物質はダメだけど、薬やサプリならOK。
それは大いなる矛盾といえるでしょう。