天界(Astral Trip)/喜多郎 - 1978.06.15 Thu
[sales data] 1978/6 [producer] 喜多郎 | ![]() |
ビクター「ZEN」レーベル第一弾
ライナー序文
「21世紀の扉を開くために、音楽は何をすべきか、真剣に考えました。
そして、いま時代が求めるマインド・コントロールの世界へ」
●それは、音を超えた世界
●それは、瞑想への誘い
●それは、心の中への旅
●それは、イメージの翼
●それは、「真理」へのパスポート
「神を求めるのですか?それなら人間の中に求めなさい。神は他の何物よりも人間の中に
明解であります」by ラマー・クシュリナ
何やら思いっきり宗教の臭いがプンプンするのですが、精神的な音楽、理性、知性の音楽という
意味でマインド・ミュージックという言葉が使われるようになったのはこの作品からでしょうか。
FEFB時代にクラウス・シュルツェとの出会いに多大な影響を受け、シンセサイザーの
無限大の可能性に魅かれ、バンド脱退後、インド~カトマンズ~タイを訪れ
ヨガを学び、瞑想を体験し、次元を超えたサウンドの創造者が誕生する。
ライナーによると富士の裾野、二合目に経てたスタジオ兼住居に篭り、
オールセルフで演奏、録音、ダビングに要した時間は1,000時間超。
驚くことにこの頃、まだ無名で音楽で生計を立てられなかったので、生活のため昼間は
コンクリートブロックの穴あけ作業をしていたとのこと。
喜多郎談
「天界、このサウンドは私が創り出したものではない。私の心が感じてしまった自然と私の
サウンド・イメージとのライヴ・セッションなのだ」
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