The Collectors' King Crimson Vol.6/King Crimson - 2002.07.17 Wed
[sales data] 2002/7/17 [producer] Robert Fripp | The Collectors' King Crimson Vol.6 King Crimson |
クリムゾンBOXシリーズレビュー第6回。
本BOX内容もDGM配布音源と差別化するためオミット作業があるようで
不人気なProjekct2がいらないマニアな方はDGM配布音源をお買い求めください(苦笑)
1)Live in Northampton,MA July 1,1998
以前も書きましたけどProjekct2はクリムゾンじゃないだろうと(怒)
無理に3枚組にするためにプロジェクトの音源を抱き合わせ販売することにフリップ翁の
底知れぬ悪意を感じます。
Projekctシリーズは悪くないけど複数の音源で聴きたいほど演奏変化がなくライヴならではの
魅力にも乏しい。
そもそもエイドリアン・ブリューがドラムの時点で激しく萎えます(苦笑)
2)Live in Detroit,MI December 13,1971
正確な演奏日は1971年11月13のようです。
DGM音源(2枚組)からLady Of The Dancing WaterがカットされGroon(Part1)とMarsが
短縮され1枚組に編集されているようです。
(こんな事するならProjekct2を外せばいいのに・・・)
ISLAND発売直後なので72年頃のバンド崩壊時期に比べて丁寧に演奏している感じです(笑)
一番の聴き所は宮殿ブルースヴァージョンかもしれませんが全くのお遊び演奏です。
3)Live in Nashville,TN November 9&10,2001
ナシュビルでのクリムゾン最新ライヴ。
(DGM所属のジョン・ポール・ジョーンズとのツアー)
新曲エレクトレックがアルバム先行で収録されているという触れ込みでしたが
この音源もオミットがあり何とREDがカット(泣)
さて21世紀の精神異常者集団はNuvo Metalヌーヴォ・メタル)なる造語で自分達の音楽を
勝手にカテゴライズしてましたが、元みんなの党の渡辺喜美氏のアジェンダと同レベルで
浸透しませんでしたね(苦笑)
このクリムゾンの音は10年後にはどういう評価をされているんだろうなんて思っていたら
もう10年以上経ってるんですね・・・
クリムゾンに限りませんが21世紀の音楽はこの10年という単位で「大きな変化」はありませんでした。
普通は70年代とか80年代みたいに時代の音というのがくっきりあったのですが
2000年代のトピックスは音楽CDが思いっきり売れなくなったということでしょうか(苦笑)
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