Silver Rails/Jack Bruce - 2014.03.25 Tue
[sales data] 2014/3/25 [producer] Rob Cass [member] Jack Bruce(vo/b/p/mellotron) Phil Manzanera(g) Uli Jon Roth(g) Robin Trower(g) Bernie Marsden(g) Malcolm Bruce(g) Tony Remy(g) Pearse MacIntyre(g) John Medeski(org) Frank Tontoh(ds) Cindy Blackman Santana(ds) Milos Pál(ds/djembe) Rob Cass(per) Derek Nash(sax) Winston Rollins(trombone) Russell Bennett(tp) Aruba Red(red) Chantelle Nandi(vo) Julie Iwheta(vo) Kyla Bruce(vo) | Silver Rails |
2003年の「More Jack Than God」以来11年ぶりのスタジオ作品。
この間のジャック・ブルースはクリームの再結成、ロビン・トロワ―との共演、
ジミヘンやトニー・ウィリアムスのトリビュートイベントに参加
2012年には久々の来日を果たし、Char & 屋敷豪太と共演するなど要所要所で
元気な演奏を聴かせていましたが、このアルバム制作時すでに体調は悪化していたようです。
(ボーカルも腹に力が入っていない弱弱しさを感じます)
本作は発売前からカウントダウン形式でメイキング映像がyoutubeで流されていて
初回版はこのメイキング映像(DVD)がついています。
全10曲中7曲がクリーム時代から長年のパートナー、ピーター・ブラウンとの共作で
全編に流れるジョン・メデスキのオルガンが、いつものジャックの作品と異なるアクセントに
なっており、フィル・マンザネラ、ウリ・ジョン・ロート、ロビン・トロワ―、バーニー・マースデンなどの
人気ギタリストが華を添えています。
「ラスティ・レディ」はジャックよればクリーム時代の曲「政治家」の現代版と言える曲で、
歌詞はマーガレット・サッチャーを題材としているそうです。
最期を意識した鬼気迫る内容ではありませんが、ジャック・ブルースというミュージシャンが
ヒットチャートに背を向けた音楽活動を死ぬまで完遂した証の作品です。
2014年10月25日に71歳で死去(奇しくも遠藤賢司さん(2017年没)と命日が一緒です)
Spirit/Jack Bruce - 2008.03.28 Fri
[sales data] 2008/3/28 [producer] BBC | Spirit |
2008年に6枚組BOXと同時期に発売された1971~1978年までのBBCライヴ(3枚組)
ジャック・ブルースのBBC音源は年度ごとに単体で発売されていましたが、
今回未発表曲を加え年代ごとに編集し直しているのでバンドメンバーの変遷と音の変化が
良く分かるように改善されています。
[disk1]
[member]
Jack Bruce(vo/b/g/p)
Graham Bond(keysax/vo)
Chris Spedding(g)
Art Themen(sax)
John Marshall(ds)
1stアルバム発売時期の1971年の音源。
録音レベルを誤ったのか?1曲目You Burnedのクリス・スぺディングののギターは歪み過ぎ(笑)
気心知れたメンバーということもあり、アンコール要求の盛大な拍手からも分かりますが
スタジオライヴにあるまじき熱演です。
[disk2]
[member]
Jack Bruce(vo/b/g/p)
Mick Taylor(g)
Carla Bley(key/mellotron)
Ronnie Leahy(key)
Bruce Gary(ds/per)
ミック・テイラー&カーラ・ブレイ在籍時の音源(1975年)
この編成のライヴは他にLive'75でも聴くことができます。
次作HOW'S TRICKS収録曲も演奏されているので、とり合えずこのメンバーでスタジオ制作の
計画もあったと思うのですが、ここでのミック・テイラーのギターはいけてません・・・
ジャックとテイラーという組み合わせは誰もが期待すると思うのですが
何でこんなに元気がないんだろうとミック・テイラーの体調を気遣っちゃうぐらいパワー不足です。
(カーラ・ブレイも黒子に徹しています)
この日アンコール要求の拍手があったかどうか分かりませんが大きな声ではいえませんが
この面子でスタジオ盤を制作しなかったのは正解だと思います。
[disk3]
[member]
Jack Bruce(vo/b/g/p)
Hughie Burns(g)
Tony Hymas(key)
Simon Pillips(ds/per)
上記ミック・テイラーを含むメンバーでのツアーの出来があまりよろしくなかったためか
サイモン・フィリップス、トニー・ハイマス、ヒュー・バーンズという若手を起用した
How's Tricks発売時期の音源(1977年)
これも正直言うとちょっとノリが悪いというか演奏が固く大人しい。
叶わぬ夢を言えば今でこそ人気セッションマンなこの若手3人衆がこの時点で
既に10年程度キャリアを積んでいれば、このフォーマットは恐ろしいサウンドを
産み出していたと思います。
まぁ実際この時期アルバムセールスが振るわず録音済みのJET SET JEWELは30年間お蔵入りするなど
苦境にたったジャックはこの後複数のセッションをこなし日銭を稼ぐようになるのですが・・・
[おまけ]
各Diskごとに収録時間穴埋め用でしょうか?ジャック、ハイズマン、ジョン・サーマンの
トリオインプロが収録されているのですが、これはこれでDisk4に別にまとめてくれれば良かったのになと。
しかし大きなお世話ですがクリーム耳の人が「クリームとは全く違う」と期待外れな印象を
誤って持ってしまうのは全くのナンセンスなのでベスト的な意味合いで購入を考えている方には
敢えてお勧めしません。
ジャック・ブルースをこれから聴こう思っている方は順番にまずは1stアルバムを聴いてみましょう!
Seven Moons/Jack Bruce & Robin Trower - 2008.01.08 Tue
[sales data] 2008/1/8 [producer] unknown [member] Jack Bruce(vo/b) Robin Trower(g) Gary Husband(ds) | Seven Moons |
「B.L.T」と「Truce」2枚のアルバム共演から約26年ぶりに再びジャック・ブルースと
ロビン・トロワ―がタッグを組んだ作品。
90年代のジャック・ブルースはゲイリー・ハズバンドと組んでブルース・サラセノや
ゲイリー・ムーアと組んでトリオな演奏を展開し、一方、80年代は混迷を深めていた
ロビン・トロワ―も90年代に入り再びブルースな活動を再開したことでの
リユニオン企画?
癖の強い者同士の癖の強さがモロ出ているブルース物で、そこを色的には異なるのですが
テクニシャンのゲイリー・ハズバンドが的確にフォローするという大人の音楽です。
(間違ってクリームなんかを想像して聴くおこちゃまな耳には絶対に合いませんので
ご注意ください)
驚いたのはロビン・トロワ―のギターの音が70年代のようなぶ太いブルージーな音に戻っていて
昔の名前で出ていますユニットにしてはかなり上出来な作品です。
2009年2月29日に行われたライヴ盤も出ており、サウンドは年齢を感じさせない
力強さなのですが、この時のライヴDVDを見ると昔のヒーロー達のあまりにも変わり果てた様に
びっくりしますが「いぶし銀」という言葉はセールスなどに全く関係なく
50年もの間、絶え間なく裏街道を前進してきた彼らにこそふさわしいと思います。
More Jack Than God/Jack Bruce - 2003.08.05 Tue
[sales data] 2003/8/5 [producer] Jack Bruce Kip Hanrahan [member] Jack Bruce(vo/b/p/eyc) Robby Ameen(ds) Malcolm Bruce(g/p) Richie Flores(conga) Horacio "El Negro" Hernández(ds) Vernon Reid(g) Godfrey Townsend(g) Bernie Worrell(hammond) | More Jack Than God |
前作「Shadows in the Air」同様キップ・ハンラハンとの共同プロデュースで
バンドメンバーも「Jack Bruce and the Cuicoland Express」でお馴染みの顔ぶれ。
本作はアフロ・キューバン・プロジェクトの三部作とのことなので近い将来。
もう一作品リリースされる予定だったと思いますが、残念ながら志半ばで幕を閉じました。
還暦過ぎたジャック・ブルースの最新作となるとなかなか触手が伸びなかったのが
正直なところですが、そんなチンケな不安はぶっ飛ぶ好作品でした。
(タイトルのGodはクラプトンを暗に意味するのではと話題になったようですが、
ライナーの本人談によるとレコーディング中のスタッフとの会話から思いついたものだそうです)
作風はクリーム時代のカバー曲を取り入れるなど前作と同じなのですが
長年、同じメンバーで活動してきたバンドアンサンブルが非常に固まっており
前作より全体的に音が太いです。
又収録曲の「COLD ISLAND」はデモ・テープの段階でコージー・パウエルが叩いていたと
いうこともあり、コージーへの追悼曲となっています。
丁度、テレ朝恒例「ロック・レジェンド・シリーズ」の企画でチャーとサイモン・カークの
トリオ編成で「クリーム・トリビュート」が武道館で開催される予定でしたが、
体調不良で中止となりました。
Shadows In The Air/Jack Bruce - 2001.07.10 Tue
[sales data] 2001/7/10 [producer] Jack Bruce Kip Hanrahan [member] Jack Bruce(vo/b/p/etc) Robby Ameen(ds) Malcolm Bruce(g/synthe) Milton Cardona(conga) Eric Clapton(g/vo/vox organ) Dr. John(org/p) Richie Flores(conga) Andy González(b) Jimmy McDonald(accordion Gary Moore(g) Vernon Reid(g) Mario Rivera(sax) Piro Rodriguez(tp) Alfredo Triff(vl) Papo Vasquez(trombone) | Shadows In The Air |
ピアノ弾き語りの「Monkjack」以来6年ぶりのスタジオ作品。
(Sanctuary Records移籍第1弾)
2001年に編成したラテン・フュージョン・バンド「Jack Bruce and the Cuicoland Express」の
メンバーを中心にプロデューサーにキップ・ハンラハンを迎え、リズムを主役にした作品で
「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」「ホワイト・ルーム」のクラプトンとの共演や
ウェスト、ブルース&レイング、ソロアルバム収録曲の再演などセルフカバーが多いのが
本アルバムの特徴です。
(「Directions Home」はTony WilliamsとLarry Youngに捧げられた曲)
ギターではクラプトンの他ゲイリー・ム―ア、リヴィング・カラーのヴァーノン・リードも参加しています。
ソロ活動で良質な作品を数多く出した割にはセールスにつながっていないため
売りを意識した作りですが、ジャック・ブルース本人がクリーム時代の楽曲に
救いを求めてしまうとは・・・トホホ・・・
ただいつもながらオリジナル曲は素晴らしいと思います。
Knights of The Blues Table - 1997.01.15 Wed
[sales data] 1997 [producer] Pete Brown [member] Jack Bruce Clem Clemson Georgie Fame Duffy Power Chris Jagger Mick Jagger Pete Brown Phil Ryan Miller Anderson Big Jim Sullivan Peter Green Nigel Watson TS McPhee Nine Below Zero The Pretty Things Paul Jones Otis Grand Mick Clark Lou Martin Mick Taylor Max Middleton etc | Knights of The Blues Table |
ブリティッシュ・ブルースの父シリル・デイヴィスのトリビュートアルバム。
ブリティッシュロックの生い立ちは米国から輸入された「ブルース」を核に発展し
幼少期にブルースにどっぷり漬かっていた悪ガキどもが大集合。
(ジャック・ブルース、ミック・ジャガー、ピーター・グリーン、クレム・クレムソン
そしてミック・テイラー&マックス・ミドルトンなどなど)
録音は新し目ですが、意図的にアコースティックを基調とした渋めのサウンドに仕上がっており
シリル・デイヴィスへの敬意を感じます。
Around The Next Dream(白昼夢)/BBM - 1994.05.17 Tue
[sales data] 1994/5/17 [producer] an Taylor BBM [member] Ginger Baker(de/per/key) Jack Bruce(vo/cello/b) Gary Moore(vo/g) ***** Tommy Eyre(key) Arran Ahmun(ds) Morris Murphy(tp) | Around The Next Dream |
ジャック・ブルースとゲイリー・ムーアの接点はコージー・パウエルのOVER THE TOPの
レコーディングで顔を合わせ、その後ムーアの初ソロ作CORRIDORS OF POWERに参加して以来
12年ぶりの競演です。
このアルバムの伏線はジャック・ブルースがサイモン・フィリップス&ブルース・サラセノで
トリオ活動をしていた所、サラセノがポイズンに参加するため急遽ギター代役を
ゲイリー・ムーアに依頼しジャム的なライヴを行ったことが契機だったようです。
そして1993年11月に行われたジャック・ブルースの50歳を祝うバースデイライヴで
ジンジャー・ベイカーと3人によるクリームナンバーのセッションが披露されます。
(最初このトリオ企画のドラムはゲイリー・ハズバンドだったらしいのですが
スケジュール調整がつかず恐る恐るジンジャー・ベイカーに話を持っていったらしいです(笑)
このアルバムの最大の不幸は作り手にあるのではなく、聴き手が「クリームと比較」してしまうことの
一点につきます(苦笑)
つまりジャック・ブルースがクリームっぽい曲を作り、ブルースに転向したゲイリー・ムーアが
ハードロックなギターをちょっと爪弾くだけでこのBBMに期待していた多くのロックファンを
納得させられたのに、そういう「安っぽい要求」は無視して内容的には制作途中だった
ムーアのブルースアルバムにクリームのリズム隊が参加したという内容に落ち着きました。
(ボーカルを本職のジャックに全て任せた方が、全体的なグレイドはあがったと思うのだが・・・)
以前にも書きましたがゲイリー・ムーアの本当の音楽ルーツがこのブルースにあるのかどうか
よく分からないのですが(勿論ピーター・グリーンに憧れてギターを始めたのは知っていますが)
このアルバムにも埋め込まれているムーアのブルースの新解釈が未だに分からないというのが
正直なところです。
ただ漠然とですが、後10年ぐらいしたらゲイリー・ムーアの新解釈のブルースが
解るような気がしないでもありません(その根拠は全くありません)
Cities Of Heart/Jack Bruce - 1993.11.02 Tue
[sales data] 1994/3/28 [producer] Jack Bruce Kurt Renker Walter Quintus [member] Jack Bruce(vo/b/p) Pete Brown(per) Jonas Bruce(p) Malcolm Bruce(key) Dave "Clem" Clempson(g) Gary "Mudbone" Cooper(bvo) François Garny(b) Gary Husband(ds) Henry Lowther(tp) John Mumford(trombone) Maggie Reilly(bvo) Art Themen(sax) Ginger Baker(ds) Dick Heckstall-Smith(sax) Gary Moore(g) Simon Phillips(ds) Bernie Worrell(p) | Cities Of Heart |
1993年にジャック・ブルース生誕50周年のお祝いで企画されたTV放送用プログラムのライヴ。
(Live at E-Werk Cologne, Germany, 1993/11/2 & 3)
以前ジャック・ブルースにはライヴの決定盤がないと書きましたがあえて選べばこれが決定盤です。
実はこのアルバム、ゲイリー・ムーアと組んでクリームのナンバーを演奏したという
ベタなネタに即反応し、On Timeで購入したのですが、あまりに期待外れな印象で即処分したのですが、
ここ最近のジャック・ブルースのマイプチブームで買い直しとなりました。
再聴して分かりましたがジャック・ブルースのソロ活動を未体験のままこのアルバムを
クリームな視点で聴くことは「絶対あってはならない」ということを確信しました。
参加メンバーはソロ活動にゆかりある面子が集結!
(クレム・クレムソン/ディック・ヘクストールスミス/サイモン・フィリップス/ゲイリー・ハズバンド/
そしてBBM結成への伏線となるゲイリー・ムーア&ジンジャー・ベイカーと大変豪華)
ジンジャー・ベイカーとはクリーム時代から不仲が伝えられていましたので、
この後BBMを立ち上げたのは意外でしたね。
日本でいう内田裕也と樹木希林の関係ぐらい不思議(笑)
(豆知識ですがジャックとベイカーの息子はTHE NOWというバンドを一緒に結成したんですよ)
[タイトル]戦慄のメタルナイト(笑)
ソロ活動集大成な内容なんですけどTV用ということもあるのですがセットリストのクライマックスが
クリームの楽曲という事がちょっとひっかかるくらいで、ここまで20年近く地味なソロ活動を
追ってきた数少ないファンは十分満足いく内容だと思います。
「え、このお祝いの祭典にクラプトンが参加してないって?」
だからそういう視点でこのアルバムを聴いちゃ駄目だって(笑)
クリームが聴きたいならクリームのアルバムを聴きなさい!
というか近代クラプトンの錆びたギターを聴きたいと軽口で叩くのは、過去の栄光に捉われた妄想で
現実的でないことに早く気づくべきだと思いますよ、私は・・・
Somethin Els/Jack Bruce - 1993.02.23 Tue
[sales data] 1993/2/23 [producer] ack Bruce Kurt Renker [member] Jack Bruce(vo/b/p/key) Stuart Elliot(ds) Eric Clapton(g) Trilok Gurtu(per/ds) Peter Weihe(g) Uli Lask(sax) Clem Clempson(g) Gerd Dudek(sax) Bruce Fowler(trombone) Walt Fowler(tp) Maggie Reilly(vo) Dick Heckstall-Smith(sax) Anton Fier(ds) Ray Gomez(g) Dave Liebman(sax) Mark Nauseef(per) | Somethin Els |
A Question of Time以来4年ぶりにリリースされたCMP移籍第1弾は86年~92年に
録りためていた曲をまとめたもので、クラプトンが3曲ほど参加しているのが売りでしょうか
(内2曲は活動記念20周年記念ベスト「Willpower」(1989年)の収録曲)
このアルバムはジャック・ブルースのアルバムにしては中古屋さんに結構並んでいるので
不思議ではあったのですが(元々中古市場に流れるほど売れているアーチストではないので(笑)
勝手に推測するとこのアルバムが発売された同年1993年1月第8回ロックン・ロール・オブ・フェイムで
クリームが殿堂入りのため25年ぶりに再結成が実現したことが大きな話題になったことと
クラプトン参加というタイムリーな話題に食いついて購入したクリーム耳のファンが
CMPレーベルの特徴を十分理解しないまま購入したため失意のうちに中古に流れたという
ことではないかと。
でも良く考えてくださいよ。
クリームは解散して既に25年ですよ。
あの喧嘩上等のクリームばりの演奏を期待する方がどうかしているとしかいいようがないです。
期待外れというか的外れなのはジャック・ブルースのクリームでのキャリアを遥かに上回る
今まで積み重ねたソロ活動を理解しようとしない聴き手の方じゃないかと・・・
A Question Of Time/Jack Bruce - 1989.10.03 Tue
[sales data] 1989/10/3 [producer] Joe Blaney Jack Bruce [member] Jack Bruce(vo/b/p/etc) Jimmy Ripp(g) Vernon Reid(g) Albert Collins(g) Vivian Campbell(g) Malcolm Bruce(g) Paul Barrere(g) Allan Holdsworth(g/syntax) Bernie Worrell(p/key/synthe/etc) Nicky Hopkins(p) Dougie Bowne(ds) Ginger Baker(ds) Tony Williams(ds) Mark Nauseef(ds/per) Zakir Hussain(tablas) Steve Jordan(per) The Savage Horns(horns) Gary "Bone" Cooper(bvo) The Golden Gate Boys Choir The SoMa Footlights Chorus | A Question Of Time |
1989年頃、ジャック・ブルースはポリドールからCMPに移籍しているのですが
ワンショット契約でこの作品はEPIC(CBS)からリリースされています。
洋物アルバムに特に多いですが、セールスの上乗せ目的で人気ゲストを大量に参加させた
タイプのパーティーアルバムは大抵1度っきりのお付き合いになる可能性が高い事は
十分承知しておりますが、このアルバムは意外と好盤です。
バーニー・ウォーレルやニッキー・ホプキンス、トニー・ウィリアムス、
アラン・ホールズワース&ヴィヴィアン・キャンベルのツインギターとか
ジンジャー・ベイカー&マーク・ナウシーフのツインドラムとか持て余し気味の
贅沢な人の使い方はイマイチよくわかりませんけど(苦笑)
(息子さんのマルコム・ブルースが初めて参加した作品でもあります)
オープニングのLife On Earthはクリーム時代のフレーズでどこかで聴いたことがあるなと
思っていたら、ロビン・トロワ―とのB.L.T収録曲の再録でした。
シングルヒットが狙えそうなキャッチ―な楽曲を多数収録していることで、
ジャック・ブルースのソロ作品の中では一番聴きやすいかもしれません。