ラヴェル ボレロ他/ブーレーズ、ベルリンフィル(EsotericSACD/CD): 音楽あれこれ

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2024年9月27日 (金)

ラヴェル ボレロ他/ブーレーズ、ベルリンフィル(EsotericSACD/CD)

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モーリス・ラヴェル
バレエ《マ・メール・ロア》
海原の小舟
道化師の朝の歌
スペイン狂詩曲
ボレロ

ピエール・ブーレーズ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1993年

2024年9月発売のEsotericSACD/CDの1枚。

このラヴェルのボレロのドイツプレスの通常CDは、長らく私のオーディオ装置の調整に使っていた。透明感があり極めて音質が良く、当時のドイチェグラモフォンの4D AUDIO recordingが優れていた事が良くわかる音源である。当時は、高域がキツすぎるという意見も有ったが、それは装置の不備だろうと思う。また、それはこのEsotericSACD/CDハイブリッド盤を聴いて思いを新たにした。

ボレロは、弱音から始まり、最後は怒涛のフォルテシモの全奏で終わる。徐々に音が大きくなる過程で、最初の弱音がはっきり聴こえながら最後の爆音をきちんと再生する装置であり部屋が欲しいところだ。

古いオリジナルの通常CDと比べてこのSACD層は音の潤いが増して音色が濃い感じがする。ただし、解像度はあまり向上していない。ドイツプレスの通常CDも元から相当に音が良かった。4D AUDIO recordingは21Bitで録音されたハイレゾのはしりのようなものだったが、EsotericのSACD/CDでは16bit/44.1KのCD相当のマスターから起こされている。21bitのオリジナルマスターのデータは借りる事が出来ないのだろうか?


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