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すっかり暖かくなってお出かけの季節到来。
今年は例年に比べ桜の開花が物凄く早かった。全然身構えていなかったので行きたかったあの場所その場所を網羅することはできませんでしたが、毎年(のように?)本命の場所として行っている一本桜は見に行くことができました。
写真のおでかけの時に毎度思うのがバイクの状態。いつも外装のどこかが直っていなかったり、「あと〇〇だけ装着が終われば形になるのに!」という状態でのおでかけとなっています。ただ毎回そう思っているので、なんだか永遠に完成しないような気もしますが……

いつもの桜巡りのときと同じく、この神社から行動開始。今年も桜は散り始めており、枝垂桜に至ってはほぼ全体的に葉桜。本命の一本桜に時期を合わせると、いっつもここは見ごろを過ぎてしまっています。もう少し長く咲いていてくれればどの場所でも見ごろの桜を堪能できるのですが、まぁ「儚く散るから美しい」とでも定番文句を言い聞かせて我慢。



ここの一本桜。見頃の時に訪問した夜桜会。
普段は通り過ぎてしまっている場所ですが、この日は変化を求めて停車。次の目的地へと続くこの道は、凄く春らしさを感じる道路でそのまま走りすぎるだけでも気持ちがいいのですが、今年はじっくり散策してみたくなりました。こんな時に軽く押して歩けるグロムは強い。


途中穴場的な場所に立ち寄りながら一つ目の観光名所に到着。神社からここに来るまで、そしてこの後の行程と、寄る場所が毎年同じなので道順も同じ。真新しさは感じなくなってきました。何か工夫しないと。


これまで見てきた場所よりはまだ見頃といえそうな状況ですが、やや散り気味。反面、その分風が吹くと花びらがこれでもかってくらい舞う。桜吹雪が見事で美しい。



途中の峠で小休憩。ここも春色。ここは河津桜が特に綺麗なんですが、ただでさえ開花が早い河津桜ですから既に散っています。


「青天を衝け」ゆかりの地であるこの峠。放送を見て事前知識がある状態で訪れ、当時の情景を想像しながら思いにふける。聖地巡礼というやつ。でも今やっと来たということはここへ来るのは2年ぶりくらい? (「青天を衝け」は2021年放送) あれ、じゃぁ去年の桜巡りの道順は違うものだった?さっき毎年同じ道順って書いたけど。



そして山の尾根をクネクネと走り、一応本命の一本桜に到着! ネットの情報からここは見頃かと思予想していたものの、遠くから見ても分るように若干散り始め。少々遅かった。本当にあっという間。

それでも見事な事には変わりないので、毎年とこれまた同じように少し下ってはじっくり眺め、また少し下がっては眺めと気が済むまで堪能。

そうこうしていると、坂の下から単気筒の音が聞こえてきました。遠くからも分かるその見た目はJC92(※)!年々観光客が増えてきたとはいえ、平日だからかバイクは少なめ。そんなところで数少ないJC92と遭遇するのは珍しい。
※3代目グロム。筆者は1代目グロム。
停車して桜を撮りながら上ってくる。音が大きくなってくる。徐々に近づいてきた。

自分のバイクを撮っている体を装い、桜と自車を構図におさめておいて……カメラを構えたまま……


通過時に撮る!(名付けて!ひとりでふたりミーティング!)

※お二人の写真掲載許可を得ていないのでドット絵風加工を施しております

日が傾いてきました。割と早めに出たのにもう夕方。欲張りだからまだまだ寄りたいところは沢山あるのに、寄れても精々もうあと一か所くらい。
芝桜が有名な公園の桜も見ごろと聞きました。枝垂桜が見事なお寺はほぼ間違いなく散っていると思われますが、そっちは駐車場のオバちゃんとのやり取りが好きで寄りたい。さぁどっちを選ぶ? 時間的にはどちらかのみ。


今年はお菓子(1回目)を頂きました。

結局こっちに来ました。ささっと挨拶してちょろっと話して境内へ。枝垂桜は流石に完全葉桜となっていましたが、八重桜などはまだまだ見事。日が傾いて西日に照らされた淡い色がとても美しい。









過去15年間で最速の開花のようでした。今年は本当に早かった……



いいえ、バナナはおやつではありません。
その後、「ゆっくりしていって~」というお言葉に甘え、世間話をしたり娘さんお孫さんの写真を見せてもらったりスマホの使い方教室を開いたり……とまぁ他愛もない話をしていると辺りは真っ暗になったので、今年の桜巡りはこれにて終了。

川越から可愛いやつ、モンキーが4台来たよ。

モンキーだ、ってよくご存じですね!(ややっ、もしやバイク乗り……?)

聞いたの!可愛かったから。写真撮らせてもらったよ。こんな感じ(スマホ)。

桜の開花期間の短さもさることながら、品種の違いや咲いている環境の違いなどで開花時期のズレ、その上欲張りなほどに見たい場所が多い。振り返ってみると満足して見られた桜は案外多くありませんが、それでもちゃんと見逃さず見られたこと、そしてひとりツーリングの欠点である人肌恋しさも最後に埋められて充実したお出かけでした。

