2018
Oct
15
身バレ?…ブロガー活動で偶然リアル知人と出会った話
このブログの存在は、私のリアル知人(実生活での顔見知り)はほとんど知りません。
まあ、完璧に隠しているというほどのものでもないので、「ブロガー・虫とり小僧」の存在を知っている友人も多少はいますが、基本的には言わないようにしています。
お金の話って、リアルではなかなかしづらいですし、たとえプライベートであっても「仕事以外のなにか」に力を注いでいることがバレると、それをネタに「揚げ足」を探そうとしてくるような輩が(職場に)いたりするからです。
ただ、その一方で、ブロガーとしての活動の延長線上で、偶然リアル知人に会ったりしたら面白そうだなぁ、なーんて思ってしまう自分がいるのも事実です。例えば、私がゲスト参加しているようなイベントの参加者の一人に、普段ふんぞり返っている職場の上司がいたりなんかしたら、最高に刺激的だろうなぁ……とかね。
まあ、完璧に隠しているというほどのものでもないので、「ブロガー・虫とり小僧」の存在を知っている友人も多少はいますが、基本的には言わないようにしています。
お金の話って、リアルではなかなかしづらいですし、たとえプライベートであっても「仕事以外のなにか」に力を注いでいることがバレると、それをネタに「揚げ足」を探そうとしてくるような輩が(職場に)いたりするからです。
ただ、その一方で、ブロガーとしての活動の延長線上で、偶然リアル知人に会ったりしたら面白そうだなぁ、なーんて思ってしまう自分がいるのも事実です。例えば、私がゲスト参加しているようなイベントの参加者の一人に、普段ふんぞり返っている職場の上司がいたりなんかしたら、最高に刺激的だろうなぁ……とかね。
◎Twitterでは以前にも・・
実は、ブロガーとしてではなく、ツイッタラーとしては何度か知人に見つかってしまったことがあります。
「虫とり小僧(@mushitori)」のつぶやきがそれなりの数リツイートされたりした結果、知人の目に留まり、アイコンの後ろ姿やそのキャラクターから「この虫とり小僧って、ひょっとして……」というようなメールが届くような展開です。
それはそれで意外と面白かったのですが、ただ、それもあくまでウェブ上での邂逅にすぎません。実際にリアル対面するインパクトに比べるとややネタとしてのパンチに欠けるような気がします。
◎本当のバッタリじゃないけど
実はつい先日、人事の刷新された金融庁の幹部名簿をぼんやりと眺めていたら、ふと見たことのある名前を発見しました。
なんと小学校のときの同級生(♂)とおぼしき人物が、金融庁の幹部にいるようなのです。
そこで、普段やりとりのある金融庁の職員さんを通じて、同級生とおぼしき彼に私の本名を伝えてもらい、覚えているかどうかを訊いてもらいました。・・せっかく、それまで匿名のブロガー「虫とり小僧」で通していたのに、私は積極的な身バレをかましてしまったのです。
やはりビンゴ!
思った通り、彼は私の同級生でした。
んで、先日のつみップ(金融庁と個人投資家との交流イベント)の際に、再会を果たすことになりました(ここでは仮に彼をケイちゃん、とでもしておきましょう)。
私は昨年から金融庁のイベントに協力したりしてきましたが、それは知り合いがいるからではありません。知人がいることなんて知りませんでしたし、まったく別ルートからの縁です(物議を醸している企画「教えて虫とり先生」もケイちゃんは無関係)。
・・ケイちゃんは私が「リアル虫とり小僧」「リアルいたずら少年」だった頃を知る人物です。
まあ、細かいことを言うとケイちゃんと同じクラスだったのは高学年のときなので、2年次にクラスのクリスマス会で暴れたり(参考記事:楽しいクリスマス会)、3年次に席替えでクラス中の女子に恐怖心を与えていた頃よりはほんの少しだけ大人になっていましたが(参考記事:席替え)、基本的には熱帯低気圧のごとく周囲に迷惑をかけていた問題児の私を彼は知っているわけです。
◎なぜか気の合う友人だった
私が通学路にあるすべての家のポストに正露丸を投入し、スーパーマーケットの主電源を落とし、駅のホームで死んだふりをし、デパートの婦人服売り場に大量のコオロギを解き放つようないたずらをしているとき、ケイちゃんは、超難関私立中学校受験のために毎日電車に乗って塾へ通い、常に学年トップの成績を収めていました。
いたずらのエリートと勉強のエリート……ケイちゃんは、私とは対極にあるような「優等生」でしたが、同じクラスでたまたま座席が近くなり、急に仲良くなりました。なぜか気が合うのです。抜群に頭が良く、常人を超えるレベルの物知りだった彼は、私の知らないことをたくさん知っていました。
そして、当時、誰からも信用されていなかった私のことを信用してくれ、(小学生にとっては)重大すぎる秘密を私にだけ教えてくれるようなことが何度もありました。他人から信用されるというのはこんなにも嬉しいものなのか、と感動したことを覚えています(その信用に応えたかどうかは微妙ですが)。
ちなみにケイちゃんが「小学校の思い出」として卒業文集に書いたことは、勉強のことでも運動会のことでも修学旅行の思い出でもなく、私と一緒に授業をサボって学校を抜け出し、民家の庭になっているビワの実を盗み食いして怒られたエピソードでした。ケイちゃんは、放課後は塾なので、授業中に私が無理やり連れだしたのです。
文集にはしっかりと反省の弁が書かれていましたが、いつだったか、ケイちゃんに「あのとき、虫とり小僧くんたちと一緒に色々といたずらできたのが一番楽しかった」と言われたときは、なんだか妙にいいことをしたような気分になったものです(他にどんないたずらに付き合せてしまったのかは覚えていませんが)。
◎NISAもiDeCoも利用しているとのこと
先日、私は金融庁内で彼のことを、つい昔のあだ名のまま「ちゃん付け」で呼んでしまいました。・・うん、あの非日常感はとても刺激的でした。
彼は本当に「一を聞いて十を知る」を地でいくような抜群の頭の良さを持っています。久しぶりに再会しても、それをビンビン感じました。もうレベルが違う感じ。
せっかくだから投資についてどうしているのかを訊いてみたところ、一般NISAとiDeCoの両方を使っているとのこと。んで、そのスタンスは山崎元さんの推奨する、海外株式と国内株式の低コストインデックスファンドを組み合わせて保有する王道中の王道、シンプルかつ最合理解ともいえるものです。
ほんの少しだけ勉強して、そのファイナルアンサーにたどり着いたようです。
・・さすがだぜ、ケイちゃん。
近々サシで一杯やる予定なので、とても楽しみです。
【似たような記事?:知人がインデックス投資家だと分かって興奮した話】
※後日、ケイちゃんが当ブログに寄稿してくれました。
↓
金融庁の幹部が寄稿してくれたよ、このブログにね
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