ちぇっそもっさの四畳半 「夏目友人帳 伍」第6話
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「夏目友人帳 伍」第6話

【音無しの谷】
走る、夏目!

毛むくじゃらのあやかしに追われる夏目。レイコだと勘違いされた彼は、そのあやかしに声を奪う術をかけられてしまった。ちょうどそこへやってきたのは鳥がほっかむりをしたようなあやかし。それに助けられて夏目はさみしい谷へと連れてこられるのだった。

「レイコ来た。ちょーうれしい」

そう言った鳥のようなあやかし。どうやらこの者も夏目をレイコと勘違いしているようです(笑)

レイコを待っていたというあやかしでしたが、やむなく彼女は亡くなったと伝えることに。と言っても夏目は声が出ないので、向えに来たニャンコ先生が説明してくれたのですがw

あの鳥はどうしてあんなさみしい場所にずっといるのだろうか。そしてレイコと何があったのか、その話を聞いてみたい。声が戻ったらまたあの谷を訪れようと決心する夏目でありました。

声が出ないことで塔子さんたちには風邪と勘違いされたようです。休養することになり、それで時間が出来た夏目が、少しばかり自分のことを考えるようになった今回。

もし友人帳が無くなったらどうなるのだろう。あやかしに付きまとわれることがなくなり、塔子さんたちも安全になるだろうか。

そもそも友人帳とはなんなのか。あやかしとは本来危険なものなのか。それを改めて考えることになった夏目の様子が印象的でした。

そんな折、あの鳥のようなあやかしが夏目の家までやってくる。名を返して欲しいという。やはり友人帳に名前のあるあやかしだったようです。

それと時を同じくして、なんと毛むくじゃらのあやかしたちまでやって来ました。夏目に襲い掛かる毛むくじゃら・・・ニャンコ先生の活躍で追っ払うことが出来ましたw

「ひだか」

それが鳥のあやかしの名前でした。

かつては賑やかだったあの谷。しかしさびれてしまい、そこへレイコがやって来て遊んでくれた。しかし「また来る」と言ったレイコはもう来なかった。

文字にすればたった2行かそこら。レイコが遺したこうした断片的な思い出を、夏目はこれからも集めて行くのかも知れません。

名を取り戻したひだかは、賑やかな谷を探しに旅に出るという。

「孫がきてくれてちょーうれしかった」

あやかしとは本当に恐ろしいだけの存在なのか。それはどうやって彼らと付き合って行くかにかかっているのかも知れない。

祓い屋やニャンコ先生から言わせれば「甘い」と言われることの多い夏目ですが、でも彼と触れ合ったあやかしはみな救われているような気がしますw

そして、それで良い気がするのです。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 夏目友人帳

2016/11/09 07:55 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(1)  

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