ニャンたるブログ 桜と現実
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人間社会で翻弄する動物の視点から色々綴っています。
 桜と現実
2012年04月11日 (水) | 編集 |
桜の花が咲くところはたいてい、TNRの現場です。
山崎川の満開の桜を見るためよりも、妊婦猫を見つけ出すためTさんと現場に行きますが、
今にも生まれそうなおなかを抱え、よたよた遠ざかる猫の後姿を見て、ありゃ無理だわ。。
こんな大きなおなかの猫を堕胎するのは嫌だ。

こんなにおなかが大きくなる前に手術したいので協力をお願いしますといっても。

「うませてあげて」と絶叫するえさやりおばさん。
無責任猫餌やり症候群 

直訳英語で、"イリスポンシブル キャット フィーダー フォビア"
としか言いようがない

おばさん、産んだ猫たち全部死ぬまで面倒みられるの?猫はどんどん産んでいくよ。
無理に決まってる。おばさんは不滅なドラキュラおばさんじゃないでしょ? 

おばさんの目が魚のように泳ぎだす。この手の人に共通して見られる症状である。
この現場の餌やりさんはこういう人が多いと感じる。生き物をある意味可愛がるけど、
手術の必要性を理解できないから面倒くさい。
慎重なこのメス猫は私が知っている期間だけでも3年間捕まっていない。その間
何回も産んでいるに違いない。可愛い顔して、なんだか不憫でもある。
子猫は無事に育つんだろうか。カラスから守ってあげられるだろうか。
昨年以前にこの猫が産んだ猫は全部TNRした。今年もまたかと思うとうんざりする。
で最後にこの親猫がまた捕まらず、また産むんだ。きっと。

N町で保護しリリースした肉付きの良い雌猫。この子も妊婦猫だった。
こっちのおじさんも餌はあげるが、手術に全く興味がない。
ピアスの色がわかりにくいが左耳のカットを見れば手術したことがわかる。爺さんは
また私が手術したことに気づき、何を思うんだろうか。
nakane_ojisan_2012_4_8.jpg
リリースしたら、鳴きながら仲間の猫に走りより、スリスリまた鳴きまくっていた。
今保護しているラブちゃんもここの爺さんの庭にいた猫。妊婦猫だった。堕胎手術した。嫌な役回り。
家猫訓練中だけど、慣れなければここに戻す。
CIMG7290.jpg

この猫たちはまだまし。捕らえられて殺されない。名古屋の愛護センターはもうそういうことはしない。らしい。
という話だ。
お隣三重の、桑名の保健所で殺処分されている模様がNPO法人 グリーンNet に
紹介されていた。「最近のコメント」三重県の殺処分 をクリックすると見られます。
ガス室から出されたばかりの犬猫がぐったり、横たわり、
それを職員が麻袋にいれている写真がのっています。
日本ではまだこんな風に、殺されている犬猫がいるんですね。名古屋も然り
山崎川のえさやりおばさんたちが立ち会ったら、卒倒して倒れるんでしょうねぇ。

もう21世紀にもなっているのに。その国がどんなに
すばらしい文化があったとしても、この映像を見ると吹き飛びますね。
高慢で野蛮極まりない行為。こんな仕事良く続けられるなぁと思います。
勇気のある方は、是非見てあげてください。最近の記事のようです。

コメント
この記事へのコメント
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/04/14(土) 16:02:01 | | #[ 編集]
Re: ありがとうございます
ご連絡ありがとうございます。
どちらでもにゃんこさまのご都合のよろしいほうで結構ですよ。
メタボな福ちゃんあてにお越しください。
実際私はやせている方ですが。会場にはいますので。
2012/04/20(金) 12:23:30 | URL | めたぼな福ちゃん #-[ 編集]
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