信濃の国からゆるくNゲージで遊ぶ

先日、近所のブックオフに並んでいたのを見て、すぐにお金をおろして確保したのがこちらです。
この店、模型の方はほとんど置いてなくて、その日も本を漁りに来ただけだったのですが、ごくたまにこういうことがあったりするものです。定価の３分の２の値段で美品っぽかったので衝動買いするには十分でした。




リゾートビューふるさとは、観光列車用のハイブリッド気動車として開発されたHB-E300系のうち最初に投入された列車です。その後、JR東日本の各地で、それぞれの仕様で投入されていきました。
小海線で試験を兼ねて運用していたキハE200系のシステムを元にしており、それまでの既存車両の改造によるジョイフルトレインと違い、専用形式としての新造となっています。
KATOからはまず東北で活躍する４両編成のリゾートしらかみ青池が先にモデル化され、その後、このリゾートビューふるさとのモデル化となりました。少し前にマイクロエースからもモデル化されていて、競作となっています。




モデルは好ましい二両編成です。篠ノ井線、大糸線、そして小海線と、長野県下で広く活躍しています。
小海線で臨時快速の運用についている時に私も何度か目撃しました。




前面は普通鋼で作られていて、結構個性的な顔をしています。もっとも同じ顔の観光列車が各地にいますのでオンリーワン的なものはありませんが……。




側面トイレ部分にはロゴマーク。
カプラーは車体マウントでトイレタンクも再現されていて密度が濃くて良いですね。




裏返してみますとE127系やSR1と違い二両編成でも両軸駆動となっています。４両編成のHB-E300系の列車と共通部品にするためだと思いますが、おかげで走りはパワフルです。




直系の先輩、キハE200と。このHB-E300からはJR東日本のハイブリッド気動車にはキハではなくHBの形式表記となっています。
さすがに普通列車用と観光列車用ですので、お顔にはかなりの違いがあります。




しかし屋根上を見るとかなり良く似ているのが分かります。




地元の列車としてそのうち買いたいな、と思ってはいたので、今回衝動買いで来たのは良かったのかなと。
しなの鉄道も含めた長野周辺の車両と並べて遊びたいですね。
2010年の登場ですからすでに14年は信濃路を駆け巡っているわけです。




というわけでリゾートビューふるさとでした。
緑のラッピングがあしらわれたこの電車は、信州の山並みによく似合います。

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