信濃の国からゆるくNゲージで遊ぶ

塗装済キットのクモヤ143を組み上げたものです。
製作過程はこちら。
クモヤ143は古くからグリーンマックスより一体成型キットとして発売されていていましたが、金型改修の上で塗装済キットとしてリニューアルされました。その後こちらは絶版となり、完成品＆ハイクオリティエコノミーキットとしてクモヤ145系がラインナップに入っています。




リニューアルによって窓ガラスははめ込みとなり、とくにユニットサッシの窓の効果が大きく、完成品にも近い印象となっています。
その一方で取り付けるパーツの接着面が小さく、強度を得るために一工夫した方が良いという悩ましい面もありました。
誰でもすっきり仕上げられるモデルにはあともう一歩だったのかなと思いますが、比較的手軽に良質なモデルを手に入れられるのは間違いありません。





旧キットではモールド表現だったライトも、警戒帯部分を別パーツにした上でクリアーパーツによる表現となりました。
これによって非常にすっきりした仕上がりとなります。
今回は見送りましたが、工夫すれば点灯化もできそうです。
運転席の窓ガラスも精度が向上して印象が良いです。




二両編成の両端はダミーカプラー、中間はスカートを台車マウントにした上でKATOカプラー密連型のフック付きを付けています。
このあたりは鉄コレ第20弾やKATOのクモニ143旧製品の下回りが手に入るとずっと楽になります。




私の所有するJR電車はKATOカプラー密連型を付けているのも多いので、こうした回送編成も手軽に楽しめます。




やはり一番似合うのはマヤ検でしょうか。





せっかくですのでグリーンマックスの２両用ケースに箱のラベルをコピーしたものをラベルとして差し込みました。
単体ではもちろん、他の電車などと組み合わせて遊べる電車です。
個人的には良いモデルが手に入りやすいクモヤ145よりスカートが付いている分このクモヤ143の方が好みですね。

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