405.岡山後楽園・岡山城 - 宝塚やまぼうしとハナミズキの山歩道
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2023/10/02

405.岡山後楽園・岡山城

倉敷美観地区めぐりから岡山後楽園に戻ってきた。自由散策時間は2時間で、後楽園と岡山城をめぐる。駐車場から後楽園に入場する。県立岡山博物館の前が正門になる。後楽園・岡山城は共通入場券で¥640。

 後楽園は1680年代に池田綱政により、藩主のやすらぎの場として築造され、城の北にあることから「御後園」(ごこうえん)と呼ばれた。明治に入ってから「後楽園」と改称。水戸偕楽園、金沢兼六園とともに日本3大庭園のひとつ。正門を入ると緑の広場が広がる。散策路のはるか前方に岡山城天守が見える。左手に池(沢の池)を見て南門へ歩く。
後楽園アプローチ
後楽園公園入口から
後楽園正門
後楽園正門
庭園_パノラマ
庭園パノラマ1(入口付近から)、左:沢の池、正面:唯心山、右:岡山城天守

 南門を出て岡山城に向かう。月見橋を渡る。風流な名前に反してトラス橋である。下は旭川。あさひがわといい、北海道の旭川と区別するという。幅は約80mで流れているように見えない。堀のようだ。トラスの間に見えるお城も面白い。集合写真を撮る。
岡山城月見橋
月見橋で
 月見橋を渡って旭川を少し下ったところが岡山城の入口である。岡山城は1597年築城。初代城主は宇喜多秀家である。豊臣秀吉の指導による築城と言われ大阪城に似て下見板が黒塗りで、別名烏城(うじょう)と呼ばれる。
旭川の河道を利用して、流れを現在のように城の北や東を守るように整えたり、堀づくりに活用し、堀の間に南北に長い城下町をつくりあげる。こうして今に続く中心市街地の原型ができる。その後城主となった小早川秀秋、池田氏により城と城下町は、さらに拡張され今に至る。
岡山城
旭川と岡山城天守
 廊下門をくぐり、本丸本段跡地に立つ。こちらから見る天守は2層の入母屋造りに望楼を乗せた形で、昨年11月にリニューアルされたばかりなのか、非常に整った形に見える。
廊下門
廊下門をくぐって本丸本段に立つ
岡山城正面
本丸本段から見る岡山城天守
 エレベーターで4階へ、さらに階段で2階へ上がったところが望楼である。南に本段から岡山市街が、北に旭川を挟んで後楽園が見える。ピカピカの金の鯱に桃もある。
岡山市街方面
天守より南面本丸本段と岡山市街を望む、左に相生橋
天守後楽園
天守より北面に旭川を挟んで後楽園を望む
シャチホコ
金のしゃちほこ

 再び月見橋を渡って後楽園に戻る。今日は中秋の名月、茶店で月見団子を食べて庭園を周回する。
南門パノラマ
庭園パノラマ2(南門付近から)、正面:沢の池、右:唯心山
沢の池
沢の池
hp230929okayama-map.jpg
後楽園・岡山城ルート図(国土地理院空中写真)

 16:20バスは岡山駅に向かう。17:36発ひかり520号に乗車、新神戸下車。帰宅は20:00であった。歩数は15,000を超えた。さわやかの秋空の下、ひさしぶりの新幹線の旅を楽しんだ。
















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