2023年02月 - 宝塚やまぼうしとハナミズキの山歩道
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2023/02/11

382.亀の瀬


昨日2/10、シニア自然大学校研究部発表会で亀の瀬を歩くというタイトルで約20分の発表を行った。大学には12科の研究部門があり私は「自然と環境科」に所属し仲間たちと地球環境に関する勉強などをしている。座学は月1回で、他の週は野外活動と施設の見学をしている。亀の瀬は2022年4月15日のことであったが、古来から地すべり地帯であり、約60年間にわたって対策工事がなされており、そのスケールは土砂崩れ、土石流などの比ではないこと。大阪市は地震による津波対策ばかりでなく背後にある地すべりや土砂崩れ対策に注意を払ってほしいという警告の意味もあった。
230210発表合成
天王寺区民センター 発表会場
詳細は自然と環境科のページをクリック
YouTubeもあります

2023/02/07

381.e-taxで確定申告

 10年以上etaxで確定申告をしているが、今年も5回失敗、丸2日かかってやっと提出できた。初めてetaxを使いたいという友人は私の話を聞いて、今まで通り手書きで提出した。
 IT後進国日本だが、こんなややこしいソフトを作っているから無理もない。マイナンバーカード取得の普及が進んだが、利用する場面は年1回のetaxぐらいしかない。PC初心者でも扱えるようわかりやすいソフトにしていただきたく当局にお願いしたい。

さてどこでつまずいたか私の経験を披露する。若い人が聞いたら笑ってしまうかもしれない。私は82才である。

1.マイナポータル
まずは国税庁のページから確定申告書等作成コーナーにアクセスし、マイナンバーカードICリーダーを利用するを選択する。マイナンバーカード利用は1年に1回、この時だけである。マイナポータル連携かかどうかの選択で「利用しない」とする。マイナポータルとは何のことかわかっていない。次いで事前準備画面が表示するが、真ん中に「事前設定」があるのでONするとマイナポータル連携のページへ入ってしまう。これはマイナーポータル連携のことである。ここで「1回目の間違い」。右下の次へ進むをONしなければならないのだ、

2.説明書きと手順を間違う
するとまた事前設定画面が出て、マイナポータルダウンロードボタンがど真ん中にあるのでONするとマイナポータルがダウンロードして、CROME削除とか追加とか訳が分からない画面となり、次へ進むのボタンがない。何度か繰り返してもダメ。「2回目の間違い」で、ダウンロードボタンをONしてはダメなのである、無視して一番下にある「利用規約に同意」をONしなければならない。ヘルプデスクに電話してようやくわかった。ど真ん中に出てくるのは皆マイナカード関係ばかり。「マイナカードを利用しない」を選択したのになぜ表示されるのか、ここだけで2時間かかってしまった。

3.カードリーダー
次いで、カードリーダーにマイナカードを挿入するが、これがまたややこしい、カードを表向きか裏向きか、挿入方向で戸惑う。カードリーダー(NTT製)によるが、顔写真側を下向きにして差し込まなければならないことがわかった。「3回目の間違い」。

4.株式配当入力
パスワードを入力してようやく入力画面が開く。所定の場所をクリックして、源泉徴収や領収書を見ながら数値を入力する。これは順調に入力できたが、株式配当はどこに入れる?証券会社の報告書には源泉徴収されているから入力不要と記載してある。しかし入力しないと先に進まない。また入力場所がわかりにくい。「4回目の間違い」。

5.入力データの一時保存
入力が一段落したので、データ保存をONするとダウンロードされるがどこにダウンロードされているのかわからない。再びヘルプデスクに電話した。これはPCの問題。あまりPCに詳しくないスタッフで、その都度上司に尋ねながら回答してくれるが、埒が明かない。ベテランスタッフに変わってもらったら即解決した。その間ダウンロード5回以上くりかえされた。要するに、ダウンロードファイルの保存先を決めて保存するのでなく、すでにどこかに保存されているのである。またダウンロードファイル.dataを開いてはいけない。ファイルが破損するという。これは私の勘違いかもしれないが、せっかく入力したデータが失われ、何度もいちから入力しなければならなかった。半日ぐらい悩んで翌日解決した。「5回目の間違い」。

6.医療費入力
間違いではないが医療費入力も大変な作業である。エクセルで整理したデータを、所定のフォーマットに入力しなおさなければならない。病気がちの我が家では扶養家族の分も含めると半日仕事である。

7.間違い易いソフト
もう10年もetaxを使っているのにこのざまである。1年に1回だけの作業なので、昨年のことは忘れてしまっていること。ソフトが少しずつ変わっていることもあるだろう。説明書きと実施手順が混在しているのも間違いの大きな原因である。なおスマフォで確定申告はまだ試していない。
etaxソフト
国税庁Etax作成コーナー

2023/02/05

380.パソコン SSD換装

 パソコンの立ち上がりが遅いと思う人が多いだろう。自分のPCも2分~3分かかっていた。電源を入れて立ち上がるのをしばらく待つという感じである。HDDをSSDに交換したら30秒で立ち上がるようになった。HDDはCDのよう機械的回転でデータを読み込むが、SSDは直接電子的に読み込むからである。振動・衝撃にも強い。現在発売中の多くのPCにはSSDが採用されている。

 ということで5~10年使ってきたPCをSSDに換装しよう。業者に依頼すると15,000円ぐらいはかかるが自分でやれば部品代5,000円以下でできる。友人から頼まれたのが幸い、早速やってみました。

1.まずはSSDの購入。容量によるがネット通販で250GBで4,000円、500GBで5,000円である(CRUCIAL製)。自分のPCでCドライブなど使用容量を確認して、若干多めのものを選ぶ。普通の使い方なら256GBで間に合う。データを移行するためのアプリソフトが付属。
2.次にSSDをUSBにつなぐSATAケーブル600円ぐらい。
3.PCを分解するためのドライバーなど工具。
01準備品
準備するもの

1.SSDをSATAケーブルでPCのUSBに接続する
2.メーカーのサイト(今回はCRUCIAL)からデータ転送アプリをインストールする
3.PC画面に示された手順を実行する。CRUCIALの場合はディスククローン作成ウィザード
 ①クローン作成ウィザード開始
 ②ターゲットディスク選択
 ③クローンの作成方法→このPCのディスク交換
 ④使用領域:92GB
 ⑤ディスクのレイアウトはGPTのまま
 ⑥実行ON
 ⑦ソースディスク:disk1、ターゲットディスク:disk2
 ⑧ディスククローン作成中
 ⑨進行状況%表示
 ⑩正常に作成されました。完了

101クローン作成
クローン作成中
106完了
正常に作成

4.PCの電源を切りSSDを外す
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5.PCの分解
分解手順
 ①PCの接続ケーブルをすべて外す
 ②バッテリーを外す
 ③裏面のメモリーカバーを外す
 ④表面のキーボードをはずす。隙間にカードを挟んで少しずつ持ち上げていく
  (はめ込み式)。慎重!
 ⑤本体とキーボードを結ぶフラットケーブルを外す。キーボードが外れた。
 ⑥表面に出ているコネクター2か所を外す。
 ⑦表蓋のネジを外す。
 ⑧裏ブタのネジ約20本を外す。
 ⑨表蓋全体を外す。表裏蓋の隙間に-ドライバーを差し込み表蓋をはがしていく。慎重!
02キーボードを外す
キーボードを外す
02Bキーボードと表蓋
キーボード裏と表蓋
04表蓋を外したところ
表蓋を開けたところ

6.SSD交換
HDDを外して、SSDと入れ替える(マウントにねじ止めしてある)
05HDDを取り外す
HDD取り外し
06マウントをはずす
マウントを外す
07SSDをマウントに取りつけ

7.SSDを取り付け、PC組立
8.PC電源ON
 約30秒でスタート画面表示 成功!!

失敗の記録
1回目:誤って他のアプリをインストールしてしまった
2回目:手順に誤りはなかったが、エラー表示でPCが立ち上がらない
3回目:データ転送中容量が足らないで中断
4回目:SSDを初期化して実行→成功
失敗画面
失敗画面

失敗の原因は、SSDに一度誤ってデータを記録した場合、初期化が必要であることがわからなかったこと。
一番大変なのはPCの分解である。最近のPCは軽量、薄型、使い捨ての一体型が多く、蓋を開けるが大変。素人ではバッテリーも交換できない。バッテリーの寿命=PCの寿命の考え方。旧モデルは蓋がいくつかに仕切られていて、必要な部分だけネジを外して開けばよかったのでメインティナビリティに優れていた。
データ移行に1~2時間(データ容量による)、PC分解組立で40分。大体半日仕事である。今回はデータ移行に3回も失敗したので2日かかってしまった。