2023年01月 - 宝塚やまぼうしとハナミズキの山歩道
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2023/01/31

379.淡路立川水仙郷

1月20日バスツアーで淡路島立川水仙郷を訪れる。洲本ICから18km、県道76号線南淡路水仙ラインで東海岸を南下、由良から南海岸に曲がってすぐのところにある。由良から先は離合が難しい曲りくねった道で車に弱い私は気分が悪くなった。入口は標高120m断崖絶壁の上にあり、水仙郷へは道路を標高差100m下る。乗用車は通行可能で駐車場があるがマイクロバスは不可。入口で入場料400円を払って急坂道(水仙坂)を下っていく。
230120立川水仙郷2
洲本ICから18km 南淡路水仙ラインを南下する
IMG_6300立川水仙郷A
立川水仙郷入口ゲート
IMG_6303俯瞰
水仙坂 標高差100m  一番下が水仙郷 中間にUFO神社 対面は出口の建物

 途中の広場にUFO神社という鳥居があり、チンチン音頭発祥の地の木柱が立っている。割れた石版にその歌詞がかかれている。なんだこれは?
 道路わきに水仙が見えてきた。無造作に白房水仙、八重水仙とある。どこが水仙郷なの?100mも下りたところに立川水仙郷入口があった。仲間の87才の人は、途中で引き返してしまった。帰りの登りが大変だからだ。
IMG_6315UFO神社a
UFO神社前のチンチン音頭発祥地
IMG_6365UFO神社b
UFO神社鳥居とチンチン音頭歌詞
IMG_6317道端
道路わきの水仙
IMG_6322紀淡海峡
水仙郷入口付近から紀淡海峡を望む

 入口近くに健康長寿観音があって長寿の心得、健康十訓ががかかれている。白い建物は民族資料館であって18歳未満入場禁止。追加料金を払って入った人の話によると、男根や春画が展示してあって今日一番の収穫であった?と。これが謎のパラダイスだ。
IMG_6323水仙郷入口付近A
立川水仙郷入口付近。白い建物は民族資料館(18歳未満入場禁止)

下方に水仙畑が広がっている。花は5分咲きか。日本水仙に交じって、白房水仙、黄房水仙、八重水仙、などが咲いていた。外周をぐるり回って、元へ戻るが出口までの坂道は長くてきつい。私がついたのは最後。皆が心配しながら待っていてくれた。今年の水仙の開花は遅く1月20日ではまだ早かったようだ。
IMG_6325入口立看板
立川水仙郷入口
IMG_6327上から
水仙郷を見下ろす 開花50%
IMG_6332水仙1
水仙畑
IMG_6333日本水仙
水仙畑
IMG_6337下から
水仙郷を見上げる
IMG_6338川辺
川辺の水仙
IMG_6344日本水仙
日本水仙
IMG_6343黄房水仙2
黄房水仙
IMG_6350ペーパーホワイト
ペーパーホワイト
IMG_6367出口
出口
ルート
立川水仙郷地図

 それにしても、謎のパラダイスとはいったい何だ。シーズンオフに観光客を呼び込むためにつくられたもの。これでは自然観察も台無し、水仙も苦々しく思っていることだろう。
2023/01/28

378.新春の春日大社

1月13日奈良春日大社を見学する。学芸員Wさんのガイドで若宮社、本殿、国宝殿を回る。近鉄奈良駅前から循環バスで春日大社前下車。観光バスから年配の団体客が降りてきた。国宝殿前でスタートの挨拶、参道を上っていく。二の鳥居をくぐり手を水で浄める。灯篭越しに鹿がお迎えだ。
IMG_20230113_102405二の鳥居
二の鳥居
IMG_20230113_102453世界遺産
春日大社は世界文化遺産
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参道に鹿がお迎え

 参道を外れ、まずは若宮社へお参り。20年に一度の式年造替(しきねんぞうたい)を終えたばかりで社殿はピカピカです。春日大社本殿では、第一殿の武甕槌命(たけみかづちのみこと)、第二殿の経津主命(ふつぬしのみこと)、第三殿の天児屋根命(あめのこやねのみこと)、第四殿の比売神(ひめがみ)と4柱の神様がまつられています。
 若宮様、天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)はこの4柱のうち、夫婦である天児屋根命と比売神との間に、平安時代中期の長保5年(1103年)に誕生した御子神(みこがみ)様、第五殿です。
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若宮様

 若宮様と本殿をつなぐ参道を通る。御間道(おあいみち)という。室町以降から奉納された灯篭は現在3000個あるといわれ、この参道には石柱の上に木製の火袋を付けた灯篭が並んでいる。御間型(おあいがた)灯篭という、室町時代に奉納されたもの。
IMG_20230113_105458御間形(おあいがた)燈籠
御間型(おあいがた)灯篭

 本殿南門(正門)から入場し、拝殿横から特別参拝料金¥500を払って本殿を見学する。本殿(第一殿、第二殿、第三殿、第四殿)は拝観できない。一つ殿の千木(ちぎ)の頭だけが見える。
IMG_20230113_112812南門
南門(正門)
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本殿 後ろに千木が覗く
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本殿裏、第一殿~第四殿の屋根を見る

 樹齢800年と言われる大杉を回り込んで本殿の裏側を見ると4つの殿が並んでる様子を見ることができた。2月の節分、8月14日・15日だけしか見ることのできない万灯篭を藤波之屋で体験する。
IMG_20230113_111854万灯篭
万灯篭(藤波之屋)

 境内を出て国宝殿へ。国宝殿は、春日大社が所有する国宝354点及び重要文化財1482点を主に多数の文化財を所蔵し展示する美術館です。今日は、特別展 春日若宮式年造替奉祝「杉本博司ー春日神霊の御生(みあれ) 御蓋山そして江之浦」が、開催されている。展示の導入部には水と光で春日の聖域を表現したインスタレーション空間「神垣かみがき」があり、宝物を観賞する前の、心静まる場が設けられている。また春日若宮おん祭での舞楽の演奏に用いられる日本最大級の鼉太鼓(だだいこ)を展示している。
IMG_20230113_114017国宝殿藤
国宝殿 杉本博司 藤棚図屏風
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鼉太鼓(だだいこ)

 春日大社参拝には何度も足を運んだことはあったが、学芸員の説明を聞きながらじっくり見学できたのは初めてあった。
230113春日大社
若宮様で、右端 学芸員 Wさん











2023/01/01

377.2023年(令和5年)元旦の風景

明けましておめでとうございます。今年もコロナに負けず元気に過ごしたいと思います。
今日元旦の朝の出来事です。
起床6:30、小学校下の坂で初日の出を拝す。7時8分生駒山南方から真っ赤な太陽が昇る。細い横長の雲にかかったがここ数年ではよかったと思う。上下2つの坂道に50人ぐらいが並んだ。自宅からも望めるが公園の楓の枝が邪魔。
220101初日の出
   初日の出
その帰り、町内の氏神様宝塚聖天に初詣、朝の8時ごろは参拝者が少なく拍子抜け。知人に出会う。昨年は100人ぐらい並んでいた。境内にあるゼロ戦も健在で、遺書には昭和天皇の御詠がかかげられていた。鐘楼には何人かが並んでいる。
220101聖天
   宝塚聖天は人もまばら
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   鐘楼
220101ゼロ戦
   ゼロ戦
自宅に帰ったのが8時半ごろ手作りのおせちで乾杯。久しぶりの日本酒にほろ酔い。年賀状が配達されてきた。足もとがおぼつかなくなった昨年だが、もう一年頑張りたい。
おせち
   ささやかなおせちで乾杯