2020年07月 - 宝塚やまぼうしとハナミズキの山歩道
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2020/07/21

302.六甲高山植物園

 7/17六甲高山植物園を歩いてきました。ケーブル山上駅から歩行約1時間の所にあります。山上は霧に覆われ、下界の展望はありませんが、森の小径は幻想的な雰囲気です。気温18℃。
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ケーブル乗車はマスク着用、座席は普通に着席できます

 入場に際しては検温です。屋外なのに検温かとも思いましたが、園内の小屋で休憩できるので大事をとっているのでしょう。ちなみに体温は35.9℃で合格です。
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入場は検温

 女性ガイドの案内で園内の主なところを見てまいりましたが、今の時期の目玉はニッコウキスゲです。アジサイもありますが、地上と変り映えしません。もうすぐ四国剣山に咲く天涯の花キレンゲショウマが開きます。
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            観察した主な花を掲げます。
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ニッコウキスゲ群落

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ニッコウキスゲ

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もうすぐキレンゲショウマが開花

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オオバギボウシ 群生してます

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ユウスゲ

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ギンバイソウ

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ヤマユリ 巨大な花です

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オカトラノオ 群生してます

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シチダンカ アジサイ園で

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ヤマアジサイ アジサイ園で

 帰りはガーデンテラスまで行ってみましたが霧の中で何も見えません。仕方ないので、ここで解散です。皆さんバスに乗るようです。反省会にも誘われましたが拒否。私はせっかくの外出なのでケーブルまで一人歩来ました。約40分でしたが、途中から霧が晴れて下界を眺めることができました。
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ガーデンテラスで
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ケーブル駅屋上から 神戸展望
六甲山ルートA
歩行マップ(GPS) 7.5km 出展:国土地理院
2020/07/18

301.欲しがりません勝つまでは

 またぞろ新型コロナウィルス感染が増大している。首都圏、近畿圏のみならず全国に拡大、20代30代の若者が多く、感染経路が特定できないケースが多い。わが町宝塚では、市民病院の看護師、人気のスーパーでも発生と身近になってきた。経済の復活のため外出自粛を緩めて、人が動きだしたからだろう。そもそも、コロナ感染防止と経済を両立するのが無理難題であって、地球温暖化と経済活動の両立に似ている。
 こんな情勢の時にGoToキャンペーンだ。外出自粛の舌の根も乾かないうちに、不急不要の用事を作り出す国の方針に聞いてあきれる。延期か中止すればいいものを、お上が言い出したことは沽券にかかわるとばかり絶対に引っ込めないのが通例である。東京だけ除外するなど姑息な手段で乗り切ろうとしている。都民が怒り出すのは当たり前である。
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 国民も国民だ。安く行けるならこれに乗っかって旅行に行こうというアホが多いのは嘆かわしい。対策に100%なんてありえない。コロナにかかったら国の責任だと思っているから甘いのであって、自分自身、企業自身の責任と思えばおのずと行動も変わるだろう。GoToキャンペーン受け入れ拒否の自治体に敬意を表したい。

 世界で日本の感染者が少ないのは日本人の清潔好き、誠実さなど国民性によるところが多いと聞くが、忘れているものに“忍耐”がある。戦前戦中派の人ならば覚えていることだろう。国難にあたり、「贅沢は敵だ」、「ほしがりません勝つまでは」を。1年や2年じっと我慢することが肝要だ。今までと同じような経済が回らないのは当たり前。世の中が変わったのだ。バブルを前提の商売はこの際淘汰される。人間の命と経済とどっちが大事だ。あるいは、ある程度コロナの犠牲者が増えてもやむをえないという前提の国策なら納得できる。
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 コロナからの警告メッセージ296項を思い起こしてほしい。今は忍の一字。「欲しがりません勝つまでは」の心が大事であると思う。