みなさん、こんにちは みさぽーと"佐々基"です。 3月25日(土)美郷町住民活動センターにて「おやこふらっと広場 3月度」を開催し、親子5組13名が参加しました。 この「おやこふらっと広場」は、毎月第4土曜日に満3歳から小学3年生までのお子さんとその保護者を対象とした事業で、みさぽーとが美郷町役場から委託を受け実施しています。今回はまもなく ”春”本番を迎えるにあたり、思い思いの ”春”を次の作品例のように、キャンパや色画用紙に描いて頂きました。 絵を描く画材として、絵の具、色鉛筆、パステルチョーク、水性・油性マーカー、クレヨンをご用意しました。 なんの画材を使うか、皆さん悩みどころですね ・・・ 席に着いても、どういう絵を描くか・・・これまた悩みます こちらのお子さまは、何を描こうか「タブレット」で検索しています! こちらのお父さんは、「スマホ」で検索! 男性諸君は悩むんですよね ・・・・そのお隣りでは、既に娘さんが作品に夢中になっています! こちらの女の子も早!見事な筆さばき! こちらも早! 黒画用紙に”ちょうちょ”を描いています! 女子組の親子ペアも作品に没頭中! こちらの3才の女の子は、絵の具でガンガン描いています!・・・・女性の皆さんは、電光石火のごとく発想がひらめくらしい・・・ 「あら、おててが汚れちゃったわ!」・・・・余裕のお手拭きタイム さきほどのタブレット検索の男の子は、「新緑の山」を描いているようです。 スマホ検索のお父さんも、細かい絵を描いています。 やがて、見事な作品が出来上がりました。皆さんの作品をご紹介致します。(光が反射して、絵が一部不明瞭なところがあります、ご容赦下さい。 ) 皆さん、ご参加いただきありがとうございました!さて、次回の開催は4月22日(土)です。 内容は「カラフルこいのぼりを作ろう」です。 申込締切日は4月15日(土)、先着10組ですのでお早目にお申込み下さい。
【お申込み・お問合せ】 美郷町住民活動センター ☎0187-84-4922 *月曜休館 受付時間9時~17時 【追伸】 子どもたちの真剣さにつられ、私も絵を描いてみました。 孫のようなお子さまから「上手!」とほめられ、つい、いい気になりアップしてしまいました。絵の具にさわったのは、50年?ぶりぐらいですかね・・・・・ 今年は桜の開花が稀に見る速さですすんでいます。もしかして、今まで経験したことない光景・・・桜のトンネルを通学するピカピカの1年生たち・・・を、見られるかも。 お花見も待ち遠しいですね!
みなさん こんにちは みさぽーとの後藤です。 美郷町歴史民俗資料館は、さまざまな 生活用品が「藁=わら」でできていたことが確認できる場所です。実際に見ると「えっ、こんなものまで!藁で作られていたんだ。」と驚かされます。 今回は、美郷町歴史民俗資料館に展示されている藁でできた用具から、 防風防寒の衣類を見てみましょう。今でいうコートやマントに近いものですが、まったく別の意味合いがあるのです。 また、今回見ていただく「けら」には「ミゴ」がふんだんに使われているものが登場いたします。 男性の手先の器用さを証明していたもの、嫁に出す父親が娘のために手作りしたものなど、婚姻に見る文化を象徴する貴重な資料です。その地域の人々が好ましいと思う成人にたいする無意識の価値意識を垣間見ることができ、異文化相互理解に役立つ資料です。藁細工の展示物の中でも、非常に力が入って輝きが違って見えるのは、人々の心が特別ここもっているものだからでしょう。 ミゴは穂首の部分で、実った稲を取り去った所にあたります。繊細な部分です。長さも20センチくらいなので、集めてまとめて、織り込んでいくのはたいへんな作業もあったと想像します。花嫁の父親がこの大変な作業を何日もかけて制作されたと聞きます。 言葉少ない父親の心を、少女たちはどのように受け止めて嫁いでいったのでしょう。 ミゴばかりでつくられたボリュームがある「けら」です。 ミゴの「けら」の上から、シナの木の皮をもちいた「けら」です。 シナの木の皮が染められています。 ミゴの「けら」の上から、シナの木の皮をもちいた「けら」です。 シナの木の皮を染色したものが淡い色合いで美しいです。 シナの木の皮を、わらで作ったけらの上から縫い込んで、防水効果を高めている「けら」です。 染めたシナの木の皮を用いた、独特の風合いと防水効果をもつ美しい「けら」です。 藁の前掛け=炭焼き仕事の時に女性が着用したものとのことです。 前掛けの部分 前掛けの部分 前掛けの裾 草取りめんこ=田んぼの草をとるときに顔を覆い、虫や草や稲の葉っぱの端で顔が傷がつかないようにしたものです。 美郷町歴史民俗資料館には600点余りの藁細工や製作用具が所蔵されています。そのなかの421点が秋田県指定有形民俗文化財に指定されており、時々展示が入れ替えられています。 美郷町歴史民俗資料館は秋田空港から車で1時間34分 高速利用1時間12分 秋田駅から車で2時間 高速利用1時間18分 秋田新幹線大曲駅から車で22分 奥羽本線飯詰駅からタクシーで20分 豊富な藁細工の資料や縄文土器に、ぜひ会いに来てください。
[ 2023/03/22 13:38 ]
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こんにちは みさぽーとの後藤です。 美郷町歴史民俗資料館は、さまざまな 生活用品が「藁=わら」でできていたことが確認できる場所です。実際に見ると「えっ、こんなものまで!藁で作られていたんだ。」と驚かされます。 美郷町歴史民俗資料館に展示されている藁でできた用具から、 今回は、生活を共にしていた動物に関する藁の文化からをご紹介しましょう。 一番目は猫に関する藁細工です。 猫は狭い所が好き。そんなところに入りたい猫の気持ちによりそった藁の猫ちぐら(猫つぐら)。ここに入ると藁に囲まれ 中はひだまりの匂い、乾燥した藁の香りよく、ストレスフリーで安眠できそうです。冬は暖かく夏は涼しく、ほどよく薄暗いプライベート空間。しかも身近に飼い主の声が聞こえる極上の場所になります。 二番目は鶏に関する藁細工です。 鶏小屋の中に設置した、鳥の巣の形状に人が藁でつくった産卵場所。鶏にとっても、産む場所があるから安心して卵を産んだものでしょう。かつて卵は、栄養価が高く貴重な食材で高価でしたから、家族の栄養を補うために家内養鶏が盛んでしたので、このような「卵うませ」も飼育農家が冬季に制作して新調したのでしょう。上等な卵を得るためにも、なおさら鶏にもストレスフリーにと、愛情がこもっています。 三番目は馬に関する藁細工です。 馬にたかるアブに馬がストレス高まらないように、もっともやわらかい資材ハカマを主材料にして作られている「馬のハエぼい(追う)」「馬のハエはらい」です。これを作って使っていた祖先たちの馬への思いやり、やさしさを、感じましょう。 雪中の馬の履き物が、どのくらい有用だったのでしょう。 最後は牛に関する藁細工です。 牛の履き物には、鼻緒が!ありました。しかも鼻緒太い!!です。 今の時代は、かつて働いていた馬や牛の代わりに、自動車や農機具が使われています。 農家さんは、馬や牛のどの用途が機械に代わったものか、ご存じです。 水はけが悪いぬかるむ田んぼでは牛も苦労したから、同じように操作するための機能だよと教えていただいて衝撃とともに納得したことがあります。 数十年前の記憶が、生きている美郷町歴史民俗資料館です。 美郷町歴史民俗資料館には600点余りの藁細工や製作用具が所蔵されています。そのなかの421点が秋田県指定有形民俗文化財に指定されており、時々展示が入れ替えられています。 美郷町歴史民俗資料館は秋田空港から車で1時間34分 高速利用1時間12分 秋田駅から車で2時間 高速利用1時間18分 秋田新幹線大曲駅から車で22分 奥羽本線飯詰駅からタクシーで20分 豊富な藁細工の資料や縄文土器がお待ちしています。
[ 2023/03/22 11:16 ]
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こんにちは みさぽーとの後藤です。 美郷町歴史民俗資料館は、さまざまな 生活用品が「藁=わら」でできていたことが確認できる場所です。実際に見ると「えっ、こんなものまで!藁で作られていたんだ。」と驚かされます。 現代にプラスチックやビニールなどでつくられているもの大半が藁でできていたことを知るでしょう。 もしかしたら脱炭素の未来へ 持続可能な生活のヒントにもなるかもしれません。 日本全国の方々に情報が届きますように!と、美郷町歴史民俗資料館にある藁細工から、一部ご紹介いたします。 初めに藁について説明したいと思います。 藁は三つの部分にわかれてそれぞれに名前があります。 ①「ハカマ=葉」、 ➁「稈(かん)=幹」、 ③「ミゴ=穂首」 稈は、ほぼ円形で中は空洞です。竹のような節があり、穂先に米がたくさん実っても曲がりにくく倒れない構造になっています。引っ張る力にも強いのですが、変形しやすいので加工しやすく、中が空洞ということでクッション性や保温性があります。 また、「しべ」とは主に藁といっしょになっている藁ごみのことで、細工する前に取り除かれる柔らかいものです。 これらの特徴を活かして、様々な生活用品が作られました。 藁の展示資料を見るとき、どの部分を使ったものかな?と思いながら見ていくと、素材の性質やかんじから、その部分を使う道具の目的にも理解が深まり、詳しい鑑賞ができます。 しべぶとん・・・冬の初めに制作する敷布団です。冬に藁の手しごとをするために、主となる材料の藁の稈やミゴと、しべを分けます。しべは柔らかいもので、藁細工にはほとんど使われることがありません。布団に入れると、布団はふかふかで厚みがあります。空気を含むので暖かいそうです。春になるころには、ぺちゃんこになってしまいますが、季節も暖かくなりますので、厚みは必要なく、また、冬の初めになると、藁作業の工程の最初にしべを分けますので、しべぶとんのなかみを新調するという循環をくりかえしていました。なんとも季節感を感じさせる藁細工の作業の賜物でもあります。 布団に湯たんぽを持って入る。猫も潜り込んできて、朝まで暖かい。 こも・・・長さがあるものを巻いて持ち運ぶための包みを作るもので、広げると商品をならべつ敷物にも使えます。 こもは、通気性がよく、日光を遮断し、全体をカバーするので、なま物もいたまずに運べたのでしょう。 はなつつみこもは、現代は、新聞紙や包み紙でくるんでいますし、美しいラッピング用グッズもたくさん販売されていますね。 また「花用エコバッグ」や「花用レジバッグ」が使われています。 豆煎り・・・豆を煎りながらかき回し、焦げないようにする道具です。自家焙煎コーヒーを煎るときも重宝するかもしれません。 現代同じような道具は見つかりませんでした。ご存じの方がいらっしゃいましたら、情報をお寄せください。 魚つつこ・・・魚まるまる一匹を藁でできた魚の体に合ったつつに入れて持ち帰るための容器です。 魚はぬめりがあり持ちにくいものですから、魚つつこはお役立ちグッズだったことでしょう。 魚つつこにあたるものは、現在、、ビニール袋やトレイとラップでしょうか。 藁でできたタワシは「もだら」と呼ばれています。、洗いやすく、対象物の表面を傷つけない、適度にやわらかい素材です。 洗っていると水を含んでさらに柔らかくなるし、水にうるかした食器類も、汚れが浮いてきて、手に力がかからないタワシです。 もちもそこそこで、くたびれたもだらは土に返せます。 ロープが藁縄でできています。現在、災害用にビルに常設されている「縄ばしご」の原型でしょう。一連、二連ばしごに比べて、持ち運びしやすく軽量です。一番下の房も藁ならではの趣があります。 スイカの苗床・・・ポット苗用のポットにあたるものです。 藁は土の中で分解しますので、苗ごと土に埋めて良いポットです。 上から見たところ 現在のポットはビニール製がほとんど。繰り返し使え安価。大量に苗を作るのに便利。紙製もあり、藁のポットと同様、ポットのまま苗を植えて、ポットを土に戻せます。 美郷町歴史民俗資料館には600点余りの藁細工や製作用具が所蔵されています。そのなかの421点が秋田県指定有形民俗文化財に指定されており、時々展示が入れ替えられています。 美郷町歴史民俗資料館は秋田空港から車で1時間34分 高速利用1時間12分 秋田駅から車で2時間 高速利用1時間18分 秋田新幹線大曲駅から車で22分 奥羽本線飯詰駅からタクシーで20分 豊富な藁細工の資料や縄文土器がお待ちしています。
[ 2023/03/21 16:31 ]
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みなさん~こんにちは みさぽーとの中田です 3月10日(金)「美郷町住民活動センター」・「美郷町歴史民俗資料館・屋内スポーツ館」(みさぽーと)で自衛消防訓練を行いました。 【消防訓練の内容】 ・避難誘導のためのシミュレーション ・非常放送設備を使用した誘導・通報シミュレーション ・消火器を使用したシミュレーション ・非常口、消火栓、消火器の場所の確認 ・使用方法の確認 など 【美郷町住民活動センターの消防訓練の様子】 入念に打ち合わせを行った後、非常放送設備の手順を確認し、館内放送を行いました。 「調理室から火災が発生 」を想定に訓練を行いました。 (※炎 はイメージです) 直ちに近くの消化器で消化にあたり、無事鎮火 実際に119番通報と職員は各役割に機敏に行動し、無事、避難訓練を終えました。 訓練終了後は、施設内にある火災探知機・煙感知器・消火栓・消火器の場所を再確認しました 【美郷町歴史民俗資料館・屋内スポーツ館の消防訓練の様子】 入念に打ち合わせを行った後、非常放送設備の手順を確認し、館内放送を行いました。 美郷町歴史民俗資料館では、2階の「体験活動室から火災が発生 」を想定し、消火訓練を実施。 放送直後、急いで現場へ!! 火災確認後は事務所へ連絡し、消火に当たります!! (※炎 はイメージです) 直ちに近くの消化器で消化にあたり、無事鎮火 実際に119番通報と職員は各役割に機敏に行動し、無事、避難訓練を終えました 訓練終了後は、施設内にある火災探知機・煙感知器・消火栓・消火器の場所を再確認しました。 シミュレーションでしたが、今後も万が一に備え、気を引き締めて訓練に取り組んでいきたいと思います。
みなさん、こんにちは みさぽーとの後藤です。 3月4日(土)、美郷町歴史民俗資料館併設の美郷町屋内スポーツ館を会場に、全国から70人以上の方々が美郷町を訪れ、美郷町教育委員会主催の 第5回「わらの文化」交流の集いが開催されました。 その様子を紹介いたします。 「わらの文化」交流の集いは、 2016年に、「失われつつあるわら文化を次世代に伝えていく」ことを目指して始まりました。 基調講演、 事例発表、 活動紹介、わら細工作りの ワークショップも行われます。 会場には、たくさんのわら細工の展示作品が並びました。 , 実際に生活に身近にあったものたち。 履き心地がなんとも優しい藁の雪ぐつ。 かわいい飾りが孫への愛情を感じさせます。 藁を草木染した美郷町在住のデザイナーわいないきょうこさん主宰の「やぶまえ」と「美郷わらの会」のコラボ作品。 玄関に飾りたくなるすてきな雑貨は、東京都の御厨真澄さんの作品。 未来へつなげるデジタル動画で製作過程を保存展示、これも大切なところです。 基調講演は、毎回基調講演でおなじみの 千葉大学名誉教授・宮崎清先生です。 今回のタイトル「地域の歴史民俗資料に感動-日本一の宝物ですね」とは、先生の感動そのまま。 美郷町歴史民俗資料館に入られて、まっさきに「ここは日本一」と感じられた心象だったそうです。(画像は美郷町HPより) 「真ん中の『馬のハエはらい』は、わらの一番柔らかい部分だけを束ねたもので、馬へあたりを優しくするところに、当時の人の心や馬への愛情を知ることができます。」とおっしゃっいます。 「実際にわら細工を制作してみると、自然と共に生きてきた祖先の記憶や智慧が感じられます。 わらは自然と人間をつなぎ、土にかえる物、命あるものと生きる知恵と心を子どもたちへつなぐ物。 地域づくりは普段着の発想で、始点は生活文化から「地域の華」を発見するところから。 ここから地域発展のアイディアがでてほしい。」と宮崎先生は 美郷町へのエールで講演を結ばれました。 事例発表は、 福島県奥会津三島町・矢島源成町長です。 「生活工芸村」として特徴がある町おこしを構想し、実現しているお話しを聴きました。 「経済最優先の競争社会では立ち行かなくなることを感じ、循環型社会、循環型経済を作ることを考えています。」 「知恵を生かした高品質なものづくりが認められ 銀座などで高価な生活品として購入されています。」その金額に驚きの声。 三島町生活工芸アカデミーを開催し、後継者育成も継続、 人口1441人の町としては画期的な人数の後継者を育ててこられた数々の事例でした。 「美郷町と意見交換をしながら循環型地域づくりを進めましょう」と 親しみを込めて事例発表を結ばれました。 活動紹介一例目は、 横手市のあけび蔓細工職人・中川原信一さんのお話しと展示 伝統工芸品の美を追求されていらっしゃる端正なまっすぐな作品たちです。 活動紹介二例目は、 青森県つがる市稲垣「藁の会」野崎克行さんのお話しと展示 伝統手法より創作し新たな価値を見出してこられたという会の趣旨を聞きました。 身近な生活品の数々がおしゃれに生れかわっています。 ユーモラスに手からひねり出したような動物たち、タコの八ちゃん 土器へ縄模様を付けるために使われたと考えられている細工物を身近なストラップにした、縄文のねじねじストラップ。 とんとん相撲もとれるかわいい人形玩具。 魔女のほうきと呼ばれているクモの巣払いの人気者。 ワークショップの時間になりました。 団体みさぽーたー「 美郷わらの会」の会員に指導され 縄をなったり、三つ編み紐にし、夢中で製作されていました。 完成したものは、もだら(藁のたわし)とコースターになりました。 美郷わらの会は、美郷町に伝わるわら細工の技術や文化を後世に伝えることを目的に、町内外の有志により2017年に設立されました。月に3回集まり、わら細工の達人たちに丁寧に指導してもらいながら、それぞれが作りたい、履物、敷き物、生活雑貨、猫ちぐら(猫の休み場所)などを制作しています。 ご興味ある方は、 美郷町学友館へお問い合わせください。 美郷町歴史民俗資料館のわら細工の資料421点が、秋田県有形民俗文化財に指定されています。 実際にご覧になりたい方は、ぜひ、 美郷町歴史民俗資料館に足をお運びください。 コロナ禍で開催できなかった「わら文化交流の集い」が久しぶりに開催され ざまざまな提言やヒントを頂き、情報交換や交流ができました。 次回、どう発展しているか、第6回の集いが楽しみです。 いままでの宮崎教授の基調講演の5タイトルを画像で紹介して、終わります。 ご参加の皆様、美しいわら工芸のために、美郷町においでくださり、ありがとうございました。
[ 2023/03/05 14:17 ]
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みなさん、こんにちは みさぽーとの”佐々基”です。 3月1日、六郷小学校3年生(32名)が「美郷町歴史民俗資料館」の見学を行い、2名のボランティアスタッフがガイドをしました。 朝9時半、バスが到着し児童たちが続々と入館してきました。 始まりの挨拶です。「よろしくお願いします!」と元気な挨拶! 児童たちは、2班に分かれました。1班はお姉さんスタッフ がガイドします。 2班はお兄さんスタッフ がガイドします。 「それでは1班出発しま~す 」と、2階の「民俗展示室」からの見学です。 「冬の祭り」のところで、児童が叫びました。「あっ、これ知ってる!」 「木貝(きがい)」です。 六郷小学校では毎年2月に「全校カマクラ集会」が行われ、その中で「木貝吹き」があります。今年は、6年生だけがこの「木貝吹き」を見ていますが、今日来ている3年生は見ていません。「知っている」と答えた児童は、昨年の事を覚えていたんですね。 今年の「カマクラ集会」は2月15日に行われました。詳しくは、 こちらをご覧ください。 その後も児童たちは、熱心にガイドの説明を聞いてメモをとっていました。 火事を知らせる「半鐘 」では、実際の鐘を鳴らして楽しそうでした! 一方、お兄さんスタッフ の2班は、「わらと生活再現展示室」にある囲炉裏を囲んで、昔の生活の様子や囲炉裏の使い方、役割などを熱心に聞いていました。 続いて、「鐘馗(しょうき)様」の説明。 集落との境に立っていて、みんなを病気や災害から守っている神様なんだよ・・・と。 んっ? 横手市在中の私、ちょっと疑問が・・・「鐘馗(しょうき)様」って何? 私の近くにある「鹿島様」と違うの? そこで、ウキなんとかで調べました。「鐘馗(しょうき)様」も「鹿島様」も、古くからの人形道祖神信仰によるもので、特に秋田県に多く存在し各地で呼び名も違っていて、それは元になっている神様が違うからのようです。 ◆ 「鐘馗(しょうき)様」~中国の玄宗皇帝時代に実在した人物。今で言う公務員試験にトップ合格したものの、怖い顔つきの為、皇帝が不採用とし、悲観した鐘馗(しょうき)様は自殺してしまった。その後、皇帝はマラリアにかかり死にそうになるが、鐘馗(しょうき)様が夢に出てきて、悪鬼を退治したところ皇帝は回復、以後、鐘馗(しょうき)様を神様として祀ることにした。 ◆ 「鹿島様」~鹿島神宮の祭神「タケミカヅチ」と言われている。古事記、日本書紀に軍神として登場。 「鹿島様」と呼ばれるものは県南部に非常に多く存在しているが、「鐘馗(しょうき)様」は県南部では美郷町に2つ、大仙市に3つしかない。だから、あまり聞いたことがなかったんだと、私は納得・・・ しかし、また新たな疑問が・・・「鹿島様」は日本の神様なのでガテンがいきますが、「鐘馗(しょうき)様」は中国の人、しかも、美郷町にピンポイントで存在するのはなぜ?・・・疑問はつきません・・・ 元に戻りますお兄さんスタッフ の2班は、今度は「民俗展示室」へ。 お兄さんスタッフ が、「木材を切り、炭を作りました。」と説明したところ、児童は「タンじろうのスミだ。」と・・・?? タンじろうのスミ? またまた疑問勃発・・・ 「タンじろう」とは、アニメ「鬼滅の刃」主人公かまど炭治郎、炭を売る心優しい少年・・・・また脱線しそうなので、ここらでやめときます。 おじさんの は永遠に続く・・・ 「民俗展示室」で熱心にメモをとる児童たち。 展示マネキンを望みこむ児童・・・・・ 展示マネキン大人気!・・・・「まつ毛、長!」「手、きれい!」・・・・ 1時間半にわたる見学会も終了。 児童たちは「ありがとうございました」と、スタッフのみなさんへごあいさつ 六郷小学校3年生の皆さん、お疲れ様でした!さようなら、また来てください! ボランティアガイドのスタッフのみなさん、お疲れさまでした
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