みなさまお久しぶりです。
GWはいかがお過ごしですか?
私はとりあえず金曜日までずっと休みで、前・後半で2回に分けて夫と出かけてばかりおります。
さて、5月3日、4日と二日間、
茨城の笠間市の陶炎祭と栃木県益子市の春の陶器市に出かけて来ました。
笠間の陶器市のほうは初めてだったんですが、益子の陶器市は春・秋の毎シーズンなんだかんだ行ってます。
益子の方はもうどこに行けばどの作家さんがおられるかという検討もつくようになりました。
で、陶器市の記事を書くとわりとそれを検索してくる人も多いようなので、
今回は簡単に、陶器市をまわるコツを書こうかと思います。
(特に人出が多い連休中など)
といっても、コツは一つです!
笠間陶炎祭、益子陶器市ともに
「早朝に会場にたどり着いておく」これが最も重要です!
朝9時からということになっていても、だいたい8時過ぎには作家さんは来られてたり
大方のお店は開き始めています。
陶炎祭の場合は、例年6時半くらいから人がうろうろし始めるそうです。
そして10時くらいになるともう猛烈な人の多さで、ゆっくり作品を見たり食べ歩きをしたりがしにくくなってきます。
特に車で来られる方は、8時から8時半時くらいには会場の駐車場に入っていないと、
同じく、10時くらいには駐車場待ちの大渋滞になってます。
ちなみに、本日(5/4)笠間の陶炎祭は、午後一時半の時点で陶炎祭に向かう車で、
友部IC~笠間西IC間から会場まで十数キロ渋滞していました。うちは帰路だったのでセーフでした^^;
朝ごはん食べてからゆっくり出かけるのではなく、会場の出店で朝ごはんをとるくらいの気持ちで、
午前中に大体ざっと一周見終えるくらいのスケジュールで行動するのがベターだと思います。
陶炎祭のほうはこじんまりしてるので半日くらいでざっと回れますが
益子の陶器市のほうは会場範囲がとても広いので、じっくり見るなら近くで一泊し、一日目と二日目で半々でまわるのがベターでしょうね。
益子は人気のパン屋さんもおおく出店されているので、売り切れてない午前中に購入するのがベストです!
ちなみに、うちは今年は笠間の陶炎祭の会場に7時、益子は本日駐車場に8時に到着しておりました。
陶炎祭のほうは早すぎたかと思っていましたが、
作家さんのブースがけっこうそのまま開いた状態で放置?してあったため、
多くの人が来る前にいろんな作家さんの作品をゆっくり拝見することができました。
早起きの作家さんともよもやま話もしたり。けっこう朝一、器好きにはたまりません。
じっくり写真も取れたり…
夫婦ともにファンの額賀章夫さんのブースも全く人がいなくて、どれを買うかゆっくり物色?できました。
(その後、、9時にお店が開店する頃には多くの人が来られてました。)
さて、茨城・栃木はともに今回の地震で震度6ほどの揺れにあいました。
で、ニュースでもあった通り、笠間・益子ともに多くの穴窯が崩壊しておりました。
また、車でふつうに走っていても、大体の家の塀が崩落していたり、瓦が落ちてしまっていたりしてました。
そんな状況だったので、あいにく出店できなかった作家さんも多数おられたようです。
益子・大誠窯さんの穴窯。大体どこもこれくらい崩落していました。
そんな状況でも陶器市を開催した両市の判断は、ほんと素晴らしいと思います。
作家さんとお客さん同志も互いの無事を喜び合う姿をあちこちで見かけました。
今回の陶器市はいつもと違った意味合いを持っていたことでしょう。
今後とも是非応援していきたいと思っています。
おまけ
今回栃木県の真岡で宿泊しました。
で、宇都宮が近いので、真岡にある「宇都宮みんみん」の餃子を夜ごはんに食べに行ってきました!
一人前6個で240円でした。
キャベツ味の薄めの皮の餃子で、想像以上にさっぱりと食べれました。
京都・王将の餃子で育った人間には
関東の餃子はなんだかとても物珍しく、おいしく思えます~♪
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*おにぎり3種(蕪の葉の菜飯おにぎり、ゆかりのおかかおにぎり、ゆかりの梅おにぎり)
*味たまご
今日は朝六時ごろから、茨城県の笠間市に行ってきました。
朝早くにでることは前日からわかっていたので、
おにぎりをいくつかと、先日から作り置きしてある味たまごをお弁当に、
渋滞の常磐道でもぐもぐ朝ごはんをとりました。
で、今回の笠間行きですが、
目的は簡単に3つ。
簡単に報告。
①笠間の日動美術館でやってる北大路魯山人展を見に行くこれは表メインイベント。
おもしろかったです!以上!
(いや、偉大すぎて語れないっす、あたしには
)
②笠間稲荷の「笠間いなりずし・そばいなり」を食べに行く。これこれ
↓↓
そばいなり!@きむらや
笠間ではこれが名物だそうです。
そば稲荷ですが、お稲荷さんの中に、おそばとキュウリなどが入っていました。
そこはかとなく、中身のそば&キュウリは「冷やし中華」を連想させる味でしたが、
甘辛いお稲荷さんと相まって、おいしかったです♪
B級グルメばりに、ご当地有名グルメになるかな~。
③笠間在住の陶芸作家さんの器を、偶然を装っていくつか買う!(特に額賀章夫さん、橋口信弘さん)
正直、これがあたしの中ではメインでしたけどね、際立って(笑)
500円玉貯金もひそかに開けちゃいましたよ~、総額****円(しょぼっ!)
で、何件かのギャラリーと窯元直販のお店を見た後で、
回廊ギャラリー門さんへ。
今日はドンピシャで橋口さんの個展の初日(これはマジで偶然)!
初日ってことで、お茶とお菓子まで頂きました。
ご本人も在廊されていて、結構いろいろお話させていただきました。
で、夫婦ともどもテンション上がって、織部の器を数点購入。
ああ、もう緊縮財政月間突入です。。。。
ちなみに橋口さん、なにげに関根勉に似てるような。。。。
まあ、そんな一日を送りました。
閑話休題。
笠間在住の陶芸作家の額賀章夫さんのよもやま話。
昨日TVで、若き日のデミ・ムーア主演の「ゴースト」を見ました。
その放映後のキャンペーン見てて知ったのですが、
額賀さんは、今度松嶋菜々子主演でリメイクされる「
ゴースト もういちど抱きしめたい」の陶芸指導をされたそうです。
額賀さんのブログを読むと、その裏話が結構でていて、とってもおもしろいです。
「ゴースト」っつったら!
あの例のろくろ引く
エロいシーンが有名ですもんねぇ。。。
いやー、リメイク、見に行こうかな
今日もご訪問、ありがとうございます!
あのー全然今日の日記とは関係ないんですが、
よければ。。。よければぽちっと。。。(笑)
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私が毎日愛用している曲げわっぱのお弁当箱は、
秋田・大館にある栗久さんの「レディース入れ子弁当」というのを使っております。
このお弁当箱は、上段がおかず入れ、下段がご飯入れになっております。
お弁当の外側はすべてウレタン塗装がしてありますが、内部はというと。。。
ちょっと汚くなっててすいませんよー。
左がおかず入れ、右がご飯入れです。
ご飯入れの方は白木のままですが、おかず入れの方はウレタン塗装してあります。
なので、下段に入れたごはんは木がしっかり余分な湿気を吸ってくれ、
おかず入れの方は油染みなどを気にせず普通に使えるという、優れモノです。
で、
うちにはこのお弁当箱のほか、あと二点、曲げわっぱモノがあります。
奥から
柴田慶信商店さんの「飯切(九寸)」
柴田慶信商店さんが実演販売で売っていた「おひつ」
(でも、おそらくお店の正規の商品ではないかも。)
あと、栗久さんのお弁当箱ですね。
ぱっと見ためでわかると思いますが、
ウレタン塗装してあるお弁当箱は、明らかにテラっとしております。
おひつ、飯切は白木のままです。
で、曲げわっぱですが、断然白木モノのほうがカッコいいです!
ただ、白木のわっぱは、扱いが難しい・めんどうくさいというイメージがあるかと思います。
特に注意なのが、食品やカビが原因の匂いの染み付きです。
くますけ家で最古参のおひつも、一時期内部が黒ずんできて、
なにか蒸れたようなにおいが染み付いてしまいました
ネットで調べると、緑茶を入れると匂いがなくなるとありましたが、
ちょっとやそっとではなかなか染み付いた臭いが取れなくて、本当に困っておりました。
で、
今年の夏に、秋田・大館の栗久さんを訪問した時に、その話をしたんですが、
どうやら自分の曲げわっぱの扱いが良くなかったことが分かりました。
栗久さんで教わった曲げわっぱの扱いの重要ポイントは二つ。
①使い終わった曲げわっぱを洗った後、
熱めのお湯をかけるこれで、白木に付着した食べ物染みが浮き出て取れると同時に、
殺菌することもできます。
②熱いお湯をかけたわっぱは布巾で水気を取ったのち、
上を向けて乾かす(←これが一番重要!)こーゆー感じで、上を向けて乾かすのがとっても重要!
というのは、お湯の熱が放熱されると同時に、曲げわっぱの内部にある水分も放散されていき、
乾きが早くなり、湿気ない=カビなどが繁殖しない。。。ということになるのです。
これをうつぶせにおいておくと、どうしても湿気が放散されず、乾きにくくなって湿気てしまう。。。ということです。なかなか理論的ですね。
で、しつこい湿気くささが取れなかったくますけ家のおひつですが、
上記二点を実行するようになって、すっかり匂いが取れてなくなりました!
お弁当箱の下段の白木のご飯入れに油もののおかずを入れたとしても、
洗った後お湯をかけると、しっかり匂いや油染みがきれいに取れます。
気持ちいいのが、
熱湯を白木のわっぱにかけると、
白木にお湯がしみこむ「しゅわわわ~~~~~~~っ」っていう音がするのですが、
これがとってもなごみます(笑)
毎夜の和みタイムです。
もし、「扱いづらそう~」という理由で曲げわっぱのおひつやお弁当箱の購入を躊躇している方がおられたら、
私は迷わず購入することをお勧めします!
手間は、お湯をかけることと乾燥させることだけ!
使って楽しいこと、間違いありません♪
直接お弁当とは関係ないけど。。。
曲げわっぱ弁当、お勧めです♪
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今日は曲げわっぱネタを二つ。
今年9月、夫と遅い夏の旅行に秋田・山形などを回ってきました。
その旅の(私の)メインテーマは
「秋田・大館で、曲げわっぱ工房のおやっさんから直接曲げわっぱを買うぞ!」
というもの。
せこせこと一年ちかく500円玉貯金をし、力いっぱい曲げわっぱを購入できるだけの資金を貯めまして。
鼻息荒く大館の町に入ったわけです。
目指すは、栗久!
柴田慶信商店!
大館工芸社!
が、運がいいのか悪いのか、
その時はちょうど大館では一年に一回の大きなお祭りの日!
そして、さらに次の日は日曜&お祭りの終わった次の日ということもあり、
大館の曲げわっぱ工房はおろか、
普通にごはんを食べれる店すら、ほとんど開いていないという始末。。。
町は閑散として、昨晩の喧騒が幻のようでした。。。
で、がっかりして、大館の観光物産プラザの職員さんにその話をすると、
なんと、あちこち電話をかけてくださり、
たまたまいらっしゃった栗久さんの工房を見せてもらえることになりました!
いやー、大館の人、いい人だっ!
で、お世話になった、栗久の社長さん?の、栗盛俊二さん!
なんか、ラテン系のテンションの高さのおじさんって感じで。。。(笑)
でも、超有名・かつ立派な伝統工芸士さんです!
ただ、ここではあえて社長と呼ばせていただきます!(そういう雰囲気だったのよね、、)
お店はお休みだったのですが、お弁当箱を吟味させてもらい、
曲げわっぱの取扱いをしっかり教えていただきました。(これは、次にUPします)
さらに、工房見学もさせてもらい、曲げわっぱができる工程を、事細かに見せていただきました。
盛んにおっしゃっていたのは、
「モノづくりはまず道具作りが重要!」ってことでした。
今、普通に私たちが使ってる曲げわっぱですが、
いろんな作り手の工夫とアイデアが詰まっていることを知りました。
って言っても、あんまり事細かに書くと、もしかしたら企業秘密なんかも入ってるかもしれないので、
伏せておくことにします(笑)
夫、社長自作の道具に興味深々。。。。
昨年の「アキタノアカリ」プロジェクトに出てた「
ぐるり」の制作秘話や、
製造工程なんかもお話し下さいました!面白かった!
なんだかんだで、2時間以上おじゃましてしまい、
すっかり栗久ファンになってしまった私。
実は私、お弁当箱はウレタン塗装をしていない
柴田慶信商店の「つくし弁当」、
もしくは、ウレタン塗装ありの
大館工芸社の「梅花弁当」を買おうかと思っていたのですが、
社長の説明を聞いて、ウレタン塗装のある部分とない部分がある、「レディース入れ子弁当」を購入!
非常に使いやすくて気に入ってます。
ありがとう、しゃちょう~(笑)
さて、次は、
この訪問時に教えていただいた、曲げわっぱの扱いについて述べていきまーす!
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先日の益子陶器市で購入したうつわを、早速日々のごはんに使っております。
まずは、さんま皿。
写真に全部入りきらなかった。。。。
茶、黒、緑青の色は、益子焼の特徴的な色合い。
ずっしりと厚みのある器に、ぽったりと釉薬がかかってます。
意外に細長いお皿で、お寿司や、ワンプレート皿として使っても面白そうです。
このお皿をかったお店は、
スリップウェアの写しのような感じのお皿も売ってました。
つぎのは、ザ・益子焼!という感じの、とってもクラッシックな器。
お昼のお弁当にも入れたかぶと柿を、夜ごはんではなます和えにしました。
柿釉の器に柿を盛る。。。。
これまた、クラッシックな。。。(笑)
方形の器ですが、作るのが撮っても難しいんだそうです。
うつわのヘリ(?かべ?)のラインが湾曲しているのが、手作業した証。
つぎのは、益子のお隣?の笠間在住の作家・額賀章夫さんのコーヒーカップ&ソーサー。
益子一人気店(と、私は思っている)の
スターネットさんで購入。
額賀さんの器はこれまでも何点か買ってるんですが、
とっても使いやすく、しかも料理が映えるんです!
お勧めです。
ちなみに、いれたコーヒーは、
私の姉が焙煎しました。
「
ねこや珈琲」という屋号で、京都で活動しております。
姉の話はもうちょっと経ってから書こうかな。
で、番外編。
真山茜さん作、モスモス!
あー、うさぎくんの顔が暗くて、よくわからないっ!
頭のてっぺんが、苔。
横の羊は全く関係ありません
羊はしおきです。
こちらは卵の器から、苔と五葉松!
かわいいっかわいすぎる!
モスモスの隣の、目つきの悪いギターしょった猫は、
沖縄在住の作家さん、
香月礼さんのもの。
うちの夫がファンです(自分では認めてないようだが。。。)
テイストがばらばらでしたが、これが現代の益子って感じでしょうか。
どの年代の人も楽しめると思います!
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