まだまだ時差ボケから抜けきれない翌朝は、ベッドの中で(ニワトリって本当に明け方けたたましく鳴くんだなぁ。。。)などと思いながら目覚めました。ところでリオに来てみて、サンパウロよりだいぶん気温が高めなことに気がつきました。
ブラジルに行く前に、だいたい春から初夏くらいの気候らしいという前情報だったので、若干長袖率高めで行っておりましたがこのままでは半袖足りない(笑)買い足しには後日出るとして、とりあえず近所の探索に。 アパート周辺は、高齢者の方や犬を散歩に連れていらっしゃる方なども多く、比較的静かで落ち着いた雰囲気の過ごしやすい地区でした。 玄関を出た前の通りにはスーパーが3軒並んでいて、中でも一番良く利用したのがこちら。 果物の品揃えが良くて、生鮮全般充実してました。そして全部大きい! マンゴーとパパイヤの安さと美味しさには大感激しました。 一個R$3.9(約140円くらい)でした。 日本であまり見ることのないフルーツに野菜、大きな肉、魚もなかなかワイルドでした。 トウモロコシの粉、ジャガイモの粉、キャッサバ粉、粉物の種類がとっても豊富で楽しい キッチン用品も揃っていたので調味料も買い込み、肉料理にパスタなどなどできる範囲で楽しみました。 毎朝欠かさず食べるようにしていたヨーグルトなのですが、だいたい一つ170mlと大容量。 このはちみつオレンジ味が一番お気に入りでした♪ 長期滞在すると、食べることって大事になってきますね。 つづく。。。 |
サンパウロでの最後の夜は、せっかくなので泊まっていたホテルで食事をしてみました。
私は、鶏肉のオレンジソース添えと温かいスープを。 雰囲気のあるレストランでしたので、ゆっくり過ごすことができました。 食後はコーヒーで。 4泊したPaulista Wall Street、いいホテルでした! さて、いよいよRioへ移動します。グアルーリョス空港からアズール航空の飛行機で移動の前にツマミ食い。ブラジルに来てからようやくここでポンデケージョを口にしたのですが、なんか固かったなぁ。 とっても晴々としたお天気の中フライト♪ 席に着くとポテチの残骸が少々。。。その謎はこれでした。1時間半の短いフライトでしたが、しっかりおやつと飲み物のサービスがあるんですね。ついつい私もポテチをいただいてしまいました(笑) わぁ、リオの街♪と小さく歓声をあげながらの一枚。 アパートに到着して荷解きしていると、間も無くして尚美さんとともに大家さんがご帰宅されました。歓迎の一杯を!と出してくださったビール瓶の大きいこと。でもあっさりしているので、4人であっという間に空にしました。 夜は、尚美さんの行きつけのレストランでお肉を♪ 好きなものしかない上に、ステーキもポテトも全部美味しくてもう大満足でした! 生ビールは、「chope(ショッピ)」。 なんだか響きが可愛いのと直ぐ必要になるだろう…と言うわけで、この単語はサクッと覚えました。 そんなリオ初日でありました。 つづく。。。 |
サンパウロでの3日目。実は、ピアニストの米田真希子さんが前日に連絡をつけてくださった方がいました。今回の旅で、何をおいてもお会いしたいと思っていたピアニストのHercules Gomes氏です。
Hercules Gomes HP http://www.herculesgomes.com.br/ 数年前にたまたまネットでお見掛けして以来、ハダメスの曲のほか(やってみたいなぁ・・・)と思っていたことを次々と実現させているぞ、この人なんだー!とずっと追いかけておりました。今や引っ張りだこの売れっ子だそうで、お忙しい中時間を作ってくださることに。初めはレッスンを受けたい!と思っていたのですが、一度お会いして段取りしてからまたサンパウロに飛んでくればいいか・・・と考え直していたところ、「今何を弾いているのか聞かせて」という流れでそのままピアノの前に。 ちょうど今年の初め頃、突然彼からFacebookで友達申請がきて飛び上がって喜んだのですが、どうやら間をつなげてくださったのはリオの熊本尚美さんだったようで。(感謝です!)そのご縁で私の演奏動画も見てくださっていて、「僕もこの曲は好きだ」「この曲の演奏は良かったよ」などお話ししているうちに、私の書いてきたアレンジ譜について、それから書き譜ではないものへのアプローチについて話題が進んでいきました。 彼は、ショーロを(というより、ショーロに近しいジャンルを)ピアノで弾く上での、左手・右手それぞれの動きのポイントについてとても丁寧にレクチャーしてくださいました。日本で画面の前で見聞きしていた表現は、「あぁそういう解釈なんだ、それを現したいものだったんだ!」と、知りたい答えの一部を垣間見たような瞬間がいくつもありました。 真希子さんも、お忙しい合間を縫って途中から通訳として間に入ってくださって、結局少しお話が出来たらいいなと思っていたのが、いつの間にか3時間。スーパーレッスンを受けることが叶ったのでした。 サンパウロの「A loja de PIANOS」は、電子鍵盤楽器からアップライト、グランドピアノも扱っている店舗で、彼は決まった曜日ここで練習しているんだそうです。オーナーさんはじめ、スタッフの方も皆さん良い方ばかりで気さくに声をかけてくださいました。 最後に、Herculesさんから「今日やってみたことは僕のやり方、あとは君自身の手法で形にして欲しい」というメッセージを受け取りました。思っていた通りの、おおらかで素敵な人柄のピアニストでした。この機会を実現してくださった米田真希子さんはじめ、会場の提供をしてくださったA loja de PIANOSの皆様、そしてHercules Gomes氏に心より感謝いたします。 こんなのもありました・・・ベヒシュタインのアップライト♪ そして、それだけでは終わらない。。。 なんとなんと、真希子さんが夜はホームパーティーを開いてくださいました。一曲終わるたびに、「どんどん弾いて」、「もっと」、「もっと」、「次は?」と鍛えていただきました。実は、このホームパーティーこそ、ショーロを紡いでいく大切な「場」なんですね。その話はおいおい・・・。 7弦ギタリストのZe Barbeiro Silva氏はじめ、若手の売れっ子の皆さんも真希子さんが呼んでくださっていて、アンサンブル楽しいなー!という気持ちと、ついていくのに必死なので帰りはフラフラでした(笑) サンパウロの滞在中、真希子さんなしでは実現しなかった素晴らしい体験が山のようにありました。 米田真希子という人のタフさ、明るさ、美しさは見習いたいと思います。本当に、本当にありがとうございます! |