ちょっとお話 ローズの秘密の頁
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ローズの秘密の頁

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【あらすじ】
取り壊しが決まった聖マラキ病院。
転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。
彼女は自分の赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自身を本名とは別の「ローズ・マクナルティ」と名乗り続けていた。
グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。
そして彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、グリーン医師を前に自分の人生を語り始める――

ルーニー・マーラ (若かりし頃のローズ役)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ (老年のローズ役)
ジャック・レイナー (マイケル・マクナルティ役)
テオ・ジェームズ (ゴーント神父役)
エリック・バナ (スティーヴン・グリーン医師役)

【スタッフ】
製作・監督・脚本:ジム・シェリダン
共同脚本:ジョニー・ファーガソン
撮影:ミハイル・クリチマン
音楽:ブライアン・バーン
衣装:ジョアン・バージン
原作:セバスチャン・バリー

<アマゾンより、転記>

感想

サスペンスタッチの冒頭だったので(子供を殺したのか、殺していないのか、すべて妄想?か)
興味深く鑑賞。
やはり、気になります~~笑

老婆が過去を回想するという構成で、それ自体は目新しくもなく。しかし
精神病院にいるということは、ただならない出来事か、相当のトラブルがあったと推測。
どんな過去が?ということでかなり、みるものを引っ張ていくわ~~と感じました。

しかし、このお話、見終わったあと、う~~んと思うことも多く、思わず、解説を読んでしまいました。


ふむふむ、そういうことかと。

ちょっと初見では、気づかないこと多かったんですよね。なんで、夫が拉致されて自分が精神病院に行く羽目になるのか
そもそも夫、なんでみんなにあんなに、敵視されているのかとか。神父、あいつはいったい何?(笑)とか。
そして数十年精神病院って?どういうことよ、とか。
時代背景、宗教、お国柄等、知識ないと、この点については、
うん?って思うわけですよね。⇒結局解説読んだのでよ~~くわかった次第。

そういえば、アイルランドの映画
いろいろみているので、ピン、とこない私も私だけど
もうなにせ
昔に観た映画ばかりだったしね

クライングゲームなんかも、そういった時代背景だったかなあ~~
監督はジム・シェリダンとういことで調べてみると
以下

★マイ・レフトフット My Left Foot (1989)
ザ・フィールド The Field (1990)
★父の祈りを In the Name of the Father (1993)
★ボクサー The Boxer (1997)
★イン・アメリカ/三つの小さな願い In America (2002)
ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン Get Rich or Die Tryin' (2005)
マイ・ブラザー Brothers (2009)
★ドリームハウス Dream House (2011)
★ローズの秘密の頁

でした。

★印は見ている映画。もうーず~~~昔。忘れちゃっていたわ

ということで
一回目はなんとなくの鑑賞をして
勉強してから、さらにもう一度の鑑賞を試みました。そのあとの感想


ローズ可哀想…これにつきます。
正常なのに、40年もの長い間、精神病院に入れられていたって、ひどすきではないですか。
そしてどうやら、その裏には
神父のただならぬ感情が入り込んでいるってことが判明。

神父がローズに、恋愛感情をもっているってことは、なんとなくわかったけれど、
ローズの方からは、シャットアウトしているんだから、ストーカーのように、絡んでこなくてもいいじゃない?
ところどころで、現れて、意味ありげな言葉、言わないで欲しいわ・・まったく。
聖職者ということで、立場的に自分の気持ちに正直になれないっていうのも、わからなくはないけれど
だからと言って、相手の女性の人生めちゃくちゃにしていいってことはないじゃない?
赤ん坊を取り上げてしまうって、最低よ。

映画の中で、色情症、ってことば使われていたけど、う~~ん、ローズ悪気があるわけでないし。
確かにあの目で、見つめられればなあ~~~ふらふら、きてしまうのも致し方ないし。
そういう意味では、ローズ役のルーニー・マーラは、適役。
あの目、魅力的でした。
グリーン医師を派遣したということは、ゴードン神父、贖罪の意味もあったのかなとは推測できるけど
だからと言って、許されないよ、まったく、ゴードン・・・
そしてグリーン医師が息子だという真実。
最後の最後にば~~んと真実が出てきて、これはちょっと、出来すぎだよ、都合よすぎと一瞬思ったりしたけれど
あの幸せそうな老年ローズの姿を見てしまうと
自然と、それでよし!!、と思えてしまうわ

救いなかったら、これこそ、どんよりしてしまうものね

傍に寄り添っている看護士さんもとても良い方でほっこり。
できればもうすこし、早くにこういう結末迎えて欲しかったって思いました
40年は長すぎです


映像も服装も俳優陣もとっても良かったです。
ちなみに
ローズ、いつマイケルをそこまで好きになった?もうそこし、愛を育てるエピソードあればなとは思いました
なんとなく、知らないうちにマイケルと相思相愛になっていたように感じてしまったので。
マイケル役の俳優さんジャック・レイナー。
どこかで見たことあるなって思ったら、「シング・ストリート」の主人公のお兄ちゃんでしたね
あら~~、お兄ちゃん幸せにならないのねと思うと前にみた作品のイメージと被りながら、一層不憫に思えてきました。
好みの問題だけど、マイケル、特別イケメンではなかったけど(笑)
いい人なのねと、いうのは、
伝わってきました




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