ちょっとお話 2013年04月
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余裕なしなので

↑趣味を楽しむ心の余裕なしになってしまい・・・更新は微妙。
でも、少しだけたまっているものがあるので
メモ書き程度で記しておきます。

見た映画・・・

ハナミズキ・・・・
見ました。北海道ロケや外国ロケなど、贅沢な撮影。
前半は良かったけど、後半はね・・・納得いかないことばかり。
なぜ、主人公の男、生田君ね、結婚しちゃったのかな。
奥さん、あんな簡単に離婚届って。さらに次の男に移る奥さん・・・驚き。
ガッキーはガッキーで、ニューヨーク?
そんな簡単に。それで彼女向井君が亡くなったと思えば、北海道に戻り
英語教室?よく行動が分からないよ。向井君もいなくなり方はあっさりだったな
歌になぞらえるっていっても
無理がありあり・・・・。
人生そんな簡単じゃあないよ。
でもね・・・故郷に残している、彼・・
東京の大学で知りあったイケメン・・
迷うよね・・・・笑 
よくある話だが・・・
ガッキーの新ドラマ、楽しんでいるよ。なんたって自衛隊だものね。
私・・・懐かしい部分が多くて~~~。


読んだ本


道尾さんの「ノエル」・・・
気持ちの良い話ばかりで面白かったです。
勘違いや思い違い・・
読者をミスリードしておいて、実はという展開が心地よかったです。
メインは3つのお話で
特に最後は、絵本の読み聞かせをする、老夫婦の話。
読み聞かせ・・・私も数年やっていたよ☆
全部が繋がっているので、最後まで読まないといろいろなことがわからないかな。
素敵なお話でした。



朝井さんの「何者」・・・
就職か・・・。
もはやこんなおばさんでは、リアルさとしてはピンとこなかったけど、
今の若者たちが読むと、ある、ある・・・っていう感じなのかな。
ネットで情報ってそういう時代になったんだよね・・・
朝井さんは、就職したけど、その経験をしっかりいかして作品に
反映しているな~~って感じました。
そのときそのときの、自分の状況を、しっかり見つめているんだろうね。
そのときでしか書けない世界っていうのを大事にしているって感じ。
次回も頑張って欲しいです

トガニ 幼き瞳の告発 

トガニ 幼き瞳の告発   (2011   韓国)

SILENCED
DOGANI



監督: ファン・ドンヒョク
原作: コン・ジヨン
『トガニ 幼き瞳の告発』
脚本: ファン・ドンヒョク
撮影: キム・ジヨン
音楽: モグ
出演: コン・ユ カン・イノ
チョン・ユミ ソ・ユジン
キム・ヒョンス ヨンドゥ
チョン・インソ ユリ
ペク・スンファン ミンス
チャン・グァン 校長/行政室長


 韓国の聴覚障害者学校で起きた
実在の性的虐待事件を基にしたコン・ジヨンの小説の映画化。

 美しい霧で有名な郊外の街。
とある、聴覚障害者学校に赴任した美術教師のカン・イノ。
ある日、一人の女子児童が女寮長によって顔を洗濯機に押しつけられている現場を目撃。
以前知り合った人権センターで働くソ・ユジンと
児童の話を聞いてみると・・・・。
校長をはじめとする教師たちは、日常的に子供らに性的虐待をしているという・・・。
イノとユジンは
校長たちを告発し裁判までもっていくが・・・。



感想


内容は知っていたし
覚悟もしていたんですけど、想像以上に衝撃作でした。
やはり
性的虐待がリアルだったことが、こたえますね。
立場の弱い(訴えることができない子供たち・聴覚障害者である点)
ものが犠牲になっているので、やるせない思いが増します。
さらに、この映画には
正義は勝つという図式が全然通じない・・・。
理不尽さが際立っているんですよ。

貧しく、無学なものは、権力のあるものに、踏みつけられる・・・
それを覆すことができない・・・
それって観ている人にとっては
かなりのストレスにもなってきますよ。
観る人の、どんより感は半端ないです・・・・泣。
日本ではこれほどまでストレートな作りの作品は難しいんじゃあないのかな。
性犯罪という点においても
詳細な描写は避けるだろうと思うしね。
でもこの映画は半端なかったな。
子どもたちの証言も、躊躇なかったし。



あらすじにもあるようにこれは実話。
<<本作の公開によって韓国国内で改めて事件にスポットが当てられ、事件発覚後も存続していた学校の閉鎖や性犯罪に関する法改正が実現するなど、社会的にも大きな反響を呼ぶこととなった>>
こう解説にもあるのですよね。
確かにこの映画を見て
何も感じないっていう人は絶対いないと思うんですよ。
怒りを通り越してあきれ果てるというか・・同時にこういう人間たちが存在することに
気持ちが悪くなる....
生理的にもこの双子の校長はダメ・・・。

これが人間の仕業なのか・・・・。
偽善者の仮面をかぶっているだけの、
悪魔のような存在。
それを裁くことのできない司法の壁。

主演はコン・ユ。
私は好きな俳優☆さんなんだけど、
単なるファン的な気持ちでこの映画を観たら、厳しいと思うな・・・。
甘いシーンは全然ないからね~~(今まではラブドラマが多かったし)
彼は、非常に平凡な人間として描かれているの。
この子供たちを守るという強い強い正義の味方ではないの。
彼もまた
最初は
社会の権力や賄賂に
負けそうになりくじけそうになるの。
でも、そんな彼の心を、再び呼びもどしてくれるのは、
犠牲になる子供たちの
悲しみに満ちたまなざしに他ならないということ・・・・。


人間として失ってはいけない最後の砦。
それを守ってくれるのは
この子どもたちなんだよね。


前半は
事件発覚まで。
後半は
裁判の模様。
とくにこの裁判は見ごたえあり。
裁判で明らかになる様々な事実。

心がふるえる瞬間を味わいましたよ。

それにしても
ヨンドゥ(女の子)

ミンス(男の子)には何度も泣かされてしまったわ。
ミンス・・・あんまりな最後で・・・苦しいです。
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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ  

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ  (2009  イギリス・カナダ)


NOWHERE BOY


監督: サム・テイラー=ウッド
製作: ロバート・バーンスタイン
ダグラス・レイ
ケヴィン・ローダー
製作総指揮: マーク・ウーリー
テッサ・ロス
クリストファー・モル
ジョン・ダイアモンド
ティム・ハスラム
原作: ジュリア・ベアード
脚本: マット・グリーンハルシュ
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデ
ザイン: アリス・ノーミントン
衣装デザイン: ジュリアン・デイ
編集: リサ・ガニング
音楽: ウィル・グレゴリー
アリソン・ゴールドフラップ
音楽監修: イアン・ニール
出演: アーロン・ジョンソン ジョン・レノン
アンヌ=マリー・ダフ ジュリア・レノン
クリスティン・スコット・トーマス ミミ・スミス
デヴィッド・スレルフォール ジョージ伯父さん
デヴィッド・モリッシー ボビー
トーマス・ブローディ・サングスター ポール・マッカートニー
サム・ベル ジョージ・ハリスン
オフィリア・ラヴィボンド
ポール・リッター



1950年代半ばのイギリス、リバプール。
伯母夫婦のもとで育てられていたジョン・レノン。
ある日
伯父ジョージが突然死去。
葬式の日に、実の母ジュリアを発見するジョン。
実の母が近くに住んでいることを知り、交流を持ち始めるが・・・




感想

ビートルズにはあまり思い入れがある方ではないので
その点では、他の人より楽しみ方として、損しているのかな・・・と思いました。
いろいろな背景や知識を知っていれば
実際はこうだったとか・・・
いや違うとか・・・
もっと膨らみのある感想も述べられたかもしれないからね・・・・。



でも、ビートルズ詳しくないものでも
この映画は
青春映画として完成度が高いので
充分満足して観ることができました。


2人の母親との間で苦悩する主人公。
共感できるんだよね~~~
思春期の子供にとっては当然の反応だと思うことが多かったです。
(母が2人もいるってわかれば戸惑うものね)
でもそれだけなら、普通の映画と同じように感じるんだけど
この映画では
そんな息子に接する親、2人の母親の
立場もところどころで
わかるな・・・・という部分があったのよね。
これは親になっている自分だから余計そう感じるのかもしれないけれど。
普通なら子供を捨ててしまった母親の方には、いい感情持たなかったりするんだけれど
この映画の母親では、そう感じなかったのが不思議。


この2人の母親は姉妹。
ジョンを生んだ母親は
若かりしころは夫がいても他の男性と軽々しく関係もっちゃうような・・・そんな女性なんだけれど、
憎めない魅力があったんだよね。
無邪気で明るくって音楽の才能もあって・・・
そういう部分を彼が受け継いだのね…と思うと
血は争えないんだな・・・としみじみ思ってしまうんだよね
一方で厳格であるもう一人の母親。
こちらは、危なっかしいジョンを一生懸命、見守ろうとしている。
時には疎まれたりもしていたけれど
この母親の存在もまたジョンには影響力大であったと思うんだよね。
確実に言えることは
2人とも彼を充分愛していたってこと。

良い話だったよ。


ラストはちょっと悲しい場面があってビックリしてしまうんだけれど、
気持ちよい終わり方で締めくくっているので
後味はとっても良いです。


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主演のアーロン・ジョンソンは
新作「アンナ・カレーニナ」に出演だよね。キラーのお相手。
私はこのジョンレノン映画がアーロンお初かな。
ちなみに、結婚後、妻の旧姓を合わせて法律上の名前をアーロン・テイラー=ジョンソンとしたそうな。
奥さんはこの映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の監督さんで
23歳の年齢差。まあ・・・これは書いとかないとね、うらやましいから・・・・笑


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