魅せられて
魅せられて (1996 アメリカ・イギリス・イタリア・
フランス)
監督: ベルナルド・ベルトルッチ
製作: ジェレミー・トーマス
脚本: スーザン・ミノー
撮影: ダリウス・コンジ
音楽: リチャード・ハートレイ
出演: リヴ・タイラー
シニード・キューザック
ジェレミー・アイアンズ
ジャン・マレー
ドナル・マッキャン
D・W・モフェット
カルロ・チェッキ
ステファニア・サンドレッリ
レイチェル・ワイズ
ロベルト・ジベッティ
ジョセフ・ファインズ
イグナチオ・オリヴァ
自殺した母の詩を手掛かりに、
19歳のルーシー(タイラー)は、
イタリアはトスカーナを訪れる。
自分の父親を探す目的もある。
彫刻家夫妻の家に滞在した彼女は、初恋の相手ニコロ(ジベッティ)に再会する。しかし、彼にはガールフレンドがいた。
ルーシーは、末期の白血病患者アレックス(アイアンズ)に悩みを打ち明ける。
感想 ベルトルッチ監督作品でしたが
リヴ・タイラー 主演ということで、そんなに観る気が
しなかったんですよね。特に彼女が好きというわけでもなかったしね。
でも今回、レイチェル・ワイズが出ているとあらたに知って
手を出してみました。
さすがに、映像は綺麗だな・・・って感想。
青春映画ですかね。
父親探しという目的の他に、リヴの処女喪失というものも
描かれていて・・。これといった大きなテーマはなく、
ひと夏の少女の成長物語という雰囲気でした。
始まりは、ロック調の今風音楽ですが
イタリアに着いてからはモーツァルトが流れます。
(クラリネット協奏曲イ長調K.622第2楽章アダージョ!)
この曲は「 愛と哀しみの果て(シドニー・ポラック1985)」でも
使われていた曲でとっても印象的。
好きなんですよね。
イタリアのこの風景にはモーツァルトがよく似合いますね。
そこに住む人々とのかかわりによって
彼女は徐々に、色んなものを吸収していくのです。
とはいっても、とくに感動するエピソードがあったり、
面白いお話が描かれるわけではなく、
ただ淡々とした日常が流れるというだけですので
やや退屈さを感じることもありますね。
ここは一緒になってバカンスにきた気分になろうと
浸ってみるしかないですね。内容を別にしても映像では癒されるはずですから・・・笑
ひと夏の経験というと語りつくされた感もしますし、
新鮮味はないのですが、アメリカ青春映画でもよくありますよね・・
他とは違う、上品ないやらしさを感じます。ベルトルッチだからと
思って観ているからでしょうか。
当初の目的も達成し(父親探しのことね)
彼女も体を許し・・・って(、新しい恋人ができたわけですけどね・・・)いい想い出になった・・めでたしめでたしと
ということで気分よく観終わることができます。
これで男に捨てられたとなれば、わだかまりが残ります・・笑
リヴちゃんのお相手が、感じのよい青年で私的にはうれしかったです。
なぜか、鏡を舐めまくるシーンが印象的でしたが、
犬のように舐めていたのよね・・・、何の意味があって
ああいう風にふざけあっているのかはよくわからなかったですね。
冒頭で、リヴのビデオを撮ってくれた顔の見えない
人の存在もどう意味があったのかと考えるとわからないですしね。
できれば、自殺した母の秘密にもっと迫るとか、
恋愛部分に注目するならば、もっと胸キュン的なエピソードを描いて
くれるとか。。。なにか、お話にインパクトあるものが欲しかった気もします。
ジェレミー・アイアンズ はもっと話に絡んでくるのかと思っていましたがそうでもなかったのが残念。てっきり、リヴちゃんのお相手になる
年上のおじ様か思っていました。でも今回は死期の迫った病人役だったのでいつもはない同情心が芽生えておりました。
あ・・・レイチェル・ワイズですが、
奔放娘役で出てきますよ。もう登場シーンから、胸ポロリンだったので正直驚きました。
ちなみに、もっと驚いたのが、出番が少なかったけれど
ジョセフ・ファインズが出演していたこと。
それでもお顔の印象が強いから見つけやすかったです。
主演のリヴ・タイラーはオーディションで選ばれ、実質的にメジャー・デビューということなので、そういう意味では貴重な作品かも
しれませんね。
フランス)
監督: ベルナルド・ベルトルッチ
製作: ジェレミー・トーマス
脚本: スーザン・ミノー
撮影: ダリウス・コンジ
音楽: リチャード・ハートレイ
出演: リヴ・タイラー
シニード・キューザック
ジェレミー・アイアンズ
ジャン・マレー
ドナル・マッキャン
D・W・モフェット
カルロ・チェッキ
ステファニア・サンドレッリ
レイチェル・ワイズ
ロベルト・ジベッティ
ジョセフ・ファインズ
イグナチオ・オリヴァ
自殺した母の詩を手掛かりに、
19歳のルーシー(タイラー)は、
イタリアはトスカーナを訪れる。
自分の父親を探す目的もある。
彫刻家夫妻の家に滞在した彼女は、初恋の相手ニコロ(ジベッティ)に再会する。しかし、彼にはガールフレンドがいた。
ルーシーは、末期の白血病患者アレックス(アイアンズ)に悩みを打ち明ける。
感想 ベルトルッチ監督作品でしたが
リヴ・タイラー 主演ということで、そんなに観る気が
しなかったんですよね。特に彼女が好きというわけでもなかったしね。
でも今回、レイチェル・ワイズが出ているとあらたに知って
手を出してみました。
さすがに、映像は綺麗だな・・・って感想。
青春映画ですかね。
父親探しという目的の他に、リヴの処女喪失というものも
描かれていて・・。これといった大きなテーマはなく、
ひと夏の少女の成長物語という雰囲気でした。
始まりは、ロック調の今風音楽ですが
イタリアに着いてからはモーツァルトが流れます。
(クラリネット協奏曲イ長調K.622第2楽章アダージョ!)
この曲は「 愛と哀しみの果て(シドニー・ポラック1985)」でも
使われていた曲でとっても印象的。
好きなんですよね。
イタリアのこの風景にはモーツァルトがよく似合いますね。
そこに住む人々とのかかわりによって
彼女は徐々に、色んなものを吸収していくのです。
とはいっても、とくに感動するエピソードがあったり、
面白いお話が描かれるわけではなく、
ただ淡々とした日常が流れるというだけですので
やや退屈さを感じることもありますね。
ここは一緒になってバカンスにきた気分になろうと
浸ってみるしかないですね。内容を別にしても映像では癒されるはずですから・・・笑
ひと夏の経験というと語りつくされた感もしますし、
新鮮味はないのですが、アメリカ青春映画でもよくありますよね・・
他とは違う、上品ないやらしさを感じます。ベルトルッチだからと
思って観ているからでしょうか。
当初の目的も達成し(父親探しのことね)
彼女も体を許し・・・って(、新しい恋人ができたわけですけどね・・・)いい想い出になった・・めでたしめでたしと
ということで気分よく観終わることができます。
これで男に捨てられたとなれば、わだかまりが残ります・・笑
リヴちゃんのお相手が、感じのよい青年で私的にはうれしかったです。
なぜか、鏡を舐めまくるシーンが印象的でしたが、
犬のように舐めていたのよね・・・、何の意味があって
ああいう風にふざけあっているのかはよくわからなかったですね。
冒頭で、リヴのビデオを撮ってくれた顔の見えない
人の存在もどう意味があったのかと考えるとわからないですしね。
できれば、自殺した母の秘密にもっと迫るとか、
恋愛部分に注目するならば、もっと胸キュン的なエピソードを描いて
くれるとか。。。なにか、お話にインパクトあるものが欲しかった気もします。
ジェレミー・アイアンズ はもっと話に絡んでくるのかと思っていましたがそうでもなかったのが残念。てっきり、リヴちゃんのお相手になる
年上のおじ様か思っていました。でも今回は死期の迫った病人役だったのでいつもはない同情心が芽生えておりました。
あ・・・レイチェル・ワイズですが、
奔放娘役で出てきますよ。もう登場シーンから、胸ポロリンだったので正直驚きました。
ちなみに、もっと驚いたのが、出番が少なかったけれど
ジョセフ・ファインズが出演していたこと。
それでもお顔の印象が強いから見つけやすかったです。
主演のリヴ・タイラーはオーディションで選ばれ、実質的にメジャー・デビューということなので、そういう意味では貴重な作品かも
しれませんね。