ちょっとお話 ロアルド・ダール
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チョコレート工場の秘密

<チョコレート工場の秘密>

作 ロアルド・ダール
訳 田村隆一
絵 ジョセフ・シンデルマン

チャーリーは貧しい家庭の男の子。
お父さんとお母さん、それぞれの両親(チャーリーからみれば
おじいちゃん、おばあちゃんね)の7人で暮らしている。
いつもお腹を空かせているチャーリーはチョコレートを
食べることが夢。近くにあるワンカ氏のチョコレート工場に
憧れを感じている。そんなある日、ウィリー・ワンカの
チョコを購入した人の中で、金色の券が出た人には
素晴らしい特典が与えられることがわかる。
工場見学と、沢山のお菓子のプレゼント。
選ばれるのは5人。なんとチャーリーはその中の一人に選ばれてしまった・・・


ティム・バートン&ジョニー・デップで再映画化されるチョコレート工場。原作本は、夢のある素敵な作品でした。
でも、意外とグロイと感じる部分もところどころあるんですよね。まず、挿絵。結構・・・恐いです・・笑
よく言えば、個性的。。児童書は大抵、子供と一緒に読むのですが子供も「この絵、なんだか気持ち悪いね~~~」と
いっておりました。
特に出だし・・・・、チャーリーのおじいちゃん、おばあちゃんを紹介する時に描かれている絵なんて・・・・この人誰???
って感じがする妙な絵でしたわ。好みの問題ですがね。

チャーリーの家は貧乏。それぞれの両親の親と住んでいるって
いうのも、珍しい設定ですよね。さらに老人たちはベッド生活
なんて・・・・、かなり暗い設定。
そんなチャーリーに訪れるチャンス。
夢のような楽しい世界が待ち受けているのです。
このチョコレート工場内の見学風景は、読んでいて非常に
想像力が膨らみますね。映像にしたら、さぞかし、ユニークな
ものになるのではないかな。
チョコレートの川なんて、是非、見てみたいですからね。
その他にも、チューインガム製造機、四角いお菓子、など、
変わったものが沢山出てきます。
金の券をもらった5人の子供たちもそれぞれ個性的で
笑わせてくれますよ。あらあら・・可哀想って思った部分も
ありましたけれど。
真面目で堅実な子供には、いつかは幸せが訪れるのね・・そんなことを感じた本でしたね。
ところで・・・この金の券のように、お菓子に当たりはずれって
ありますよね。有名なのがチョコボール。今まで金のエンジェルって出たためしがないのですよね。
一度・・・・幸運を引き当てたいと思っているんですけどね。

あと・・・チョコレートつながりで
大石真さんの「チョコレート戦争」って知っている方
いるかしら。
ここでは、美味しいケーキが沢山でてくるんですよ。
エクレアの話が子供心に印象的でね。
本を読みながら、いつもケーキのことばかり考えていました。
食べ物を題材にした本は、読んでいてお腹がすいてくるのが
気になるけれど・・・笑、楽しいですよね・

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