とある魔術の禁書目録III #02「神の右席」 感想
五和がいっぱい出て楽しい!
登場人物
神酒原 「僕はね、前回の感想記事ですっかり書き忘れたことがあったんだ」
酒原 「おう。なんだ」
神酒原 「とても大事なことなんだよ」
酒原 「言ってみろって」
神酒原 「ガラケーがスマホに進化、しなかった」
酒原 「…………」
神酒原 「実はちょっと注目してたんだ。2期から8年も経つし、しれっと切り替えるかなぁと」
酒原 「変なところ気にするんだな」
神酒原 「『カードキャプターさくら』は思いっきりスマホに切り替えてきたんだけどね」
3期の世界観のお話
酒原 「で、内容はどうだったんだ? 第1話では微妙な反応をしてたが」
神酒原 「そんなことより、ちょっと気づいたことがあったんだ」
酒原 「…………」
神酒原 「どうした?」
酒原 「なんでもないよ」
神酒原 「そうか。今回の『禁書目録』3期だけどさ、アニメ組はけっこう2期の内容を忘れてるんだなぁって」
酒原 「だいぶ空いたからな、致し方なかろう」
神酒原 「僕はニコ動の無料開放で復習して、今原作も読み直してるところなので、ちょっとだけ3期の世界観の話をまとめてみようと思うんだ」
酒原 「ゆっても、今回の内容でなんとなく分かるようになってるだろ」
神酒原 「まぁそうなんだけど聞いてくれよ」
酒原 「しゃべりたいんだな。どうぞ」
神酒原 「よし! なんだかまた難しそうな話なんだが、整理してみたら簡単だ。事の発端は「神の右席」が上条さんをヤベェやつ認定したこと。上条さんはその右手で数々の陰謀を打ち破ってきたけど、それが神の右席には嫌だったんだね。2期では「前方のヴェント」がローマ教皇に詰め寄って「上条当麻の暗殺」の指示書? にサインするよう迫ってたね」
酒原 「つまり不幸ってことだな」
神酒原 「まさにそうだ。で、前方のヴェントが学園都市に攻めてきたのが第2期の後半戦の話。「天罰術式」を使って、アンチスキルの黄泉川先生とか、黒子や初春も昏倒させられてたね。実はこのとき、学園都市は一時的に機能停止に追いやられてたんだ」
酒原 「で、上条さんが活躍したりヒューズカザキリが登場したりして、ヴェントを打ち破ったわけだ」
神酒原 「そこまではよかったんだが、まぁローマ正教も後に引けないのね。だから「学園都市許すまじ!」みたいになったんだけど、なぜか学園都市も強硬姿勢。第1話で兵器ショーなんか開いてたね」
酒原 「その前方のヴェントの事件を皮切りに科学と魔術、というか学園都市とローマ正教の対立が前面に出てきてしまったわけだな」
神酒原 「世界中で起きているデモや暴動はその流れで起きているもの……と思われていたんだが、「C文書を使って意図的に暴徒化させていた」っていうのが判明するのが今回。世界情勢が悪くなっているのでなく、「これさえ壊せばいい」ってのが分かってるなら上条さんの出番だよね!」
酒原 「まとまったな。お疲れ」
神酒原 「合ってるかな?」
酒原 「え? ……お前原作復習したんじゃないの?」
神酒原 「したんだけど、簡潔にまとめてみると合ってるか自信なくなってきたよ」
酒原 「じゃあなんでまとめてみようと思ったんだよ」
神酒原 「第2話超楽しかったねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
キレッキレの映像
酒原 「まぁどうせ「五和がー」とか言い出すんだろうけど」
神酒原 「もちろん言い出すけど、今回は戦闘がよかった!」
酒原 「戦闘かい。そういや前回は作画がクソって言ってたな」
神酒原 「言ってねぇよ! クソとは言ってねぇよ! まぁでも今回は本当に戦闘がよかったんだ。作画のキレとしては、まぁ贅沢を言ってしまえばもっと高いレベルの映像を見たいんだけど、キャラクターの動きが本当によかった。上条さんと五和がテッラの最初の一撃をよけるシーンとか、五和に振り下ろされるギロチンを上条さんが紙一重で防ぐところとか、素晴らしかった!」
酒原 「楽しめているようなら何よりだ」
神酒原 「今回は絵コンテが佐山聖子だった。「今回の演出いいな!」って思ったらだいたい佐山聖子だ。すげぇ」
酒原 「『カードキャプターさくら』でも絵コンテ切ってたな」
神酒原 「うん、やはりすごかった。3期の間にまた佐山回ないかな」
五和
酒原 「見出しにそのまま五和って書いちゃってるよ」
神酒原 「五和がたくさん出てて幸せだった……本当に3期ありがとう……ありがとう……」
酒原 「よかったな」
神酒原 「大事なことなので2回言いました……」
酒原 「2回? ……ああ、「ありがとう」か。分かりづらいな」
神酒原 「ただ五和がたくさん出てくれただけじゃなくて、描き方もバツグンに可愛かった。濡れスケ下着の赤面シーンはまぁもちろん可愛いんだけど、その前の仕草とか表情とかも全部いい。地脈のパイプラインを壊せばいいってなって2人で捜索してるシーンは、なんだか観光に来た若いカップルに見えちゃったよ。五和可愛いなぁ。上条さん右手切られろ」
酒原 「五和は確かに可愛かったよな。お前的に今回のエロコスチュームはどうよ?」
神酒原 「どちらかというと、OPの最後に出てるピンクのセーターがいい」
酒原 「…………」
神酒原 「もこもこしてて可愛い」
酒原 「そっちもいいかもしれないが、今回はどうだったのって聞いてんの」
神酒原 「大変セクシーでよろしいよね」
酒原 「結局よろしいんかい」
神酒原 「五和が可愛くて、戦闘もよくて、衣装もえろい。今回最高だな!」
酒原 「そういえば、今回出てきた強敵、左方のテッラさんについてはどうよ」
神酒原 「原作でも思ったけど、アニメでお話がぎゅっとまとまってると余計に小物に見えちゃうね」
酒原 「まぁそうなっちゃうか」
神酒原 「なんで世にあまねく小物はみんな楽しませてもらいたがるんだろうね」
酒原 「それまで退屈だったんだろ」
神酒原 「そうか……退屈で寂しかったのか……」
- 関連記事
-
- とある魔術の禁書目録III #04「学園都市暗部」 感想 (2018/10/27)
- とある魔術の禁書目録III #03「C文書」 感想 (2018/10/20)
- とある魔術の禁書目録III #02「神の右席」 感想 (2018/10/13)
- とある魔術の禁書目録III #01「混乱」 感想 (2018/10/06)