WORKING!! 12品目「なぜか!?の決戦前夜。種島の恩返し」 感想!
食べ物扱う箸で人をつついちゃいけませんっ!
名場面 -best scene-
どうしよう難しい。伊波ちゃんお着替えでいいや
名台詞 -witty remark-
「「明日は、デートだ」」
同じ事で悩んでいるのに、ベクトルは別方向だなんて……
最高勲章 -MVP-
いな……たかな……ぽ、ぽぷらちゃん!
可愛い物体 -cute subject-
英語学習者として常々感じている事として、英語っつーのは一つの単語にたくさんの意味がありすぎる!という事。
このsubjectという単語もそう。
ここでは「物体」という意味で使ったが、みんながみんな知っているだろう意味としては「科目」があるし、そうかと思えば「主題(テーマ)」という意味もあったり、SVOCとして使われる「主語」という意味もあると思えば、「服従する」という形容詞や動詞としても使われたりして、出てくるたびに混乱する。
逆に日本語は簡単なのかというと、日本語は一つの単語にだいたい一つの意味しかないので、つまり単語の総数が英語より多いという事になる。むしろ英語圏の日本語学習者の方が苦労する訳だ。
日本語は世界で最も難しい言語の一つと言われているし、俺はいつも「俺はラッキーなんだ!」と思いながら英語を勉強しているよ。
とまぁ、いったいぜんたいこの神酒原は何を言っているのかというと、アニメキャラクターというのは英語的であるべきであるという事。
例えば、ツンデレという言葉がある。
この言葉が生まれた当初の意味などもはや化石で、ツンデレという言葉だけが独り歩きして今ではものすごい量の意味付けがされ、明確な定義が出来ない。オタク層のみならず一般にまで浸透しちゃっている始末。
あるキャラクターを「ツンデレ」であると評した時、まず無意識的にだろうが、そのキャラクターを「ツンデレ」という言葉で定義してしまい、幅がない。実に日本語的である。
また、ツンデレという言葉は一般層がこちらの萌えキャラを語る場合にも使える便利な言葉であるので、アニメが真面目に好きな人以外が使うと大抵誤用になる。
いい例が、この前あったらしいが、「けいおん!!」の澪の事をツンデレであると紹介する記事があったそうな。
大量のアニメが生産され、また大量のキャラクターが消費される昨今において、こういうツンデレなどの単語でキャラ付けをするというのは、ある意味当然の流れだ。
そうじゃないと理解が追いつかないし、また定義が楽であるから。
しかしそうすると、そのキャラクターに対して実に失礼である。
ツンデレに該当するキャラクターだってツンデレだけがステータスではないし、様々な魅力・欠点を持っている。それらが合わさり合い、一人のキャラクターとして存在しているのではないだろうか。
つまり、英語的である。
そうすると、量産型美少女にだって一人ひとり違った魅力がある訳で、そういう見方をすると、アニメの何と楽しい事か!
また、作り手にも、そういった英語的な視点でキャラクターを作ってくれる人達がいる。
ワーキングはその例だろうと、思う。
ある程度形式的なキャラ付けがされている印象はあるものの、例えばぽぷらちゃんだったら単に「ちっちゃい」だけではなく、女装かたなしくんに憧れを抱いてみたり、また伊波ちゃん関連の事で出張ってくる時はいい感じにお姉さんである。
今回は、小鳥遊の気持ちを考えて女装はちょっと諦める、なんて一歩引いた姿勢も見せてくれた。
英語的、というのは俺の作った概念であるが(むしろ今さっき作ったばかり)、アニメには作り手にも受け手にも、英語的な視点が求められるのではないだろうか。
ぽぷらちゃん可愛いー!
醤油>伊波ちゃん>ぽぷらちゃん -Inami-chan forever-
醤油に負けた時の伊波ちゃんのエロ可愛さは異常。リボン外してるところがたまらん。
なんつーか、確かに今回ぽぷらちゃんの出番多かったけど、出番多かっただけで、話の焦点がどこを指しているのかというと相変わらず伊波ちゃんな訳で。
恩返しって、小鳥遊への恩返しではなくて、伊波ちゃんへの恩返しかい。
まぁなんというかね?
俺はね、「メインヒロイン」の定義は、その出番の多さにはないと思っているんだよ。
どんなにサブキャラクターが活躍しても、いいところはしっかりと持って行く。それが主人公、ヒーロー、ヒロインたるところであると思う。
ハガレンのエドだってそうだ。
後半はだいぶキャラクターも増え、そのそれぞれがいい感じに活躍するものだからエドの出番がめっきり減ってしまってたが、結局いいところはエドに返ってくる。
がしかし、ぽぷらちゃんは……
これはどう考えても来週ぽぷらちゃんのターンになる気配ないし、本当にメインヒロインと言えるのだろうか。
いやなに、別に文句を言っている訳ではないよ?
もちろんネタです。
俺は初登場時から伊波ちゃんに夢中なので、むしろこの展開は願ってもいなかったさ!
という訳で、来週が楽しみすぎてならない。
と同時に、もう最終回なのか、とアンニュイな気分になる。楽しいアニメはずっと見ていたいよね。
つぶやき -soliloquy-
やっべ、最近読書ぜんぜんしてない
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