先週末、オスロまで娘さんと友達親子に会いに出かけたら、外を舞う白いものが。


雪、ですよ。


いつの間にか、お隣さんと我が家を隔てていた垣根の木々も、夏は青々としていたのに、今は葉っぱを数えられるんじゃないかというほとで。


いや、寒々しい。


暖房は26度設定で24時間つけっぱなしですよ。。

そして、何気に27度に上げられていた今朝。




電気代どうなることやら。





家に引っ越してから初めての冬なので、とりあえず持っているものフル稼働でなんとかし、次回の冬までに必要なものを用意する予定です💪




さて、寒くなり、年末もどんどん近づいているということで、今年もシュトーレンを焼きました。




シュトーレンとは、ドイツのクリスマスケーキのようなもので、バター(30%以上)とフルーツ(60%以上)がたっぷり入った、日持ちするお菓子です。
粉砂糖で覆われてるので、切ったときに沢山のフルーツやナッツが入ってるのも嬉しいもの。
アドベントカレンダーのように、クリスマスまでに少しづつスライスして食べていくもののようです。



そう、今焼くにはちょっと早いんですが、育休の間に焼いておきたいというのがありまして、ねじ込みました。



日持ちするということで、日本の家族にノルウェーで焼いたものを送るのが年末の恒例になりつつあります。そのときに、クリスマスを感じさせるスパイスが入ったお菓子や、ノルウェーのチョコレートを一緒に送ります。



Freiaのチョコレートは社会学者の古市さんが大好きだということで、少し有名になりましたね。


日本ではあまり流通がないからか、ものすごく高いですね


ところでシュトーレン、様々な作り方があるかとは思うんですが、バターが沢山入ることもあり、普通の菓子パンのようにバターを途中で生地に入れるという工程ではなく、パン生地をクッキー生地に練りこんでいくように作るレシピを参考にしました。
そして、ラム酒漬けにしたフルーツとローストしたナッツをたっぷり。
これを生地としてまとめるのがなかなか手ごわいのです。


具が多いと、生地に具が馴染まずに、ポロポロ出てきちゃいますし。。
一年に一度しか焼かないですしね。。(もちろん何度も焼く方もおられるかもしれません。)
なかなか生地が安定しない。。(私が下手なだけ、と。)


今年は欲張ってレシピよりもナッツ多めに入れてしまったからなおさら大変で。。(こんなことしてるから上達しないのだ、と。)


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ただ、今年はいつもよりも上手にできました。
パン生地(中種)の発酵具合がちょうどよかったからではないかと思います。



何となくシュトーレンを作り始めたその日、思っていたより工程が沢山あって、娘さんが上手に寝てくれなかったら、大変なことになっていたのでは。娘さんに感謝!



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溶かしバターたっぷりに砂糖。
そして追い砂糖。そして追い砂糖。。



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溶かしバターを作った小鍋の底に残ったバターも、砂糖とアーモンドを加えて煎り、シュトーレン副産物のお菓子完成。





ところでシュトーレン、日本の家族に向けてすでに郵便に引き渡しました。
引き渡した直後、スタッフにその箱をポーンと他の荷物などすでに入っている箱に投げ入れられました。ぐしゃっと。

荷物を引き渡した瞬間から、同梱したジンジャービスケットは何枚割れたんでしょうかね。。随分ノルウェーらしいですね。無事に家族のもとに届きますように。



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