ミシェルのヒト観察記

ボクとさぁちゃんの日課は、
お仕事から帰ってきて、
さぁちゃんがお着替えする途中に、
ベッドにごろんとしたさぁちゃんのお腹にボクが乗って、
しばらくお喋りしながらラブラブすることです。

6.5キロのボクですので、
しょっちゅうさぁちゃんは、
みーたん、圧力っていうのはね、
重さをかける面積が小さいほどそこに集中するから、
君の前足が私にかける圧はすごいのよと笑います。

ですから今日は、
お座りではなくって、
べったーと、ボクとさぁちゃんのお腹をくっつけて、
今日一日のお話しをゆっくりしました。
そしたらさぁちゃんが、
ミシェルは優しいなぁって、
ニコニコしていました。

まぁね。
だってさぁちゃんが、
どこか悲しそうだったから。





時々思うのだけれど、
存在同士って、
抱きしめているようで抱きしめられていて、
抱きしめられているようで、
抱きしめているってこと、
あるよねと、
さぁちゃんが呟きながら、
溜まってきたアイスのコレクションを並べていました。

赤丸は、今日ゲットしてきたもの。





すぐ食べもしないのに、
コレクションのようにアイスを買ってしまうこと、
前は、そんなに無かったのですが。

まぁ、期間限定って言葉に弱いのは、
子どもの頃からだし、
私これでも実は、
高校の時には特に、
お菓子とケーキ屋さん、パン屋さんの情報には、
相当詳しかったんだからねって、
さぁちゃんが何故かドヤ顔をしていました。

ボク、食べてあげましょうか？





生きているとさ、いろんなことがあって、
その度に迷い、傷つき、
耐えがたくて、
もう立っていられないって思うことが、
誰しも大なり小なりあってね。
私にだってたくさんあったし、
これからもあるだろうけれども、
だからこそ、好きなこと、
大切な存在があることが希望になるから、
ミシェルは、そのままでいてねと、
赤い椅子で爪とぎしていたボクに、
さぁちゃんが言いました。

あー、むつかしいことはよくわかりませんが、
心に止めておくー。





それから、
お風呂場チェックしたいでーすってお願いしまして、
さぁちゃんにドアを開けていただいて、
しばらくボクは、お風呂場で物思いにふけっておりました。

そのうちさぁちゃんが、
どうしたーってのぞきにきましたから、
みーんなが幸せになれて、
さぁちゃんも笑っていられるような方法ってないですかと聞きましたら、
私も心からそれを願って、
現実的に考えているよと言われました。

だから、
みーたんは、そのままでいてって。





その後でさぁちゃんは、
いとうさんと行ったゴスペラーズさんのライブのDVDを観ながら、
カッコ良いーってはしゃぎながら、
明日、院長にDVDを焼いてもらおうって、
ひとりで決めていました。


そんなボクのまいにち。
次に食べるハーゲンダッツに迷うー♪


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テーマ : ノルウェージャンフォレストキャット
ジャンル : ペット