ミシェルのヒト観察記

連日の中では比較的早く帰ってきたさぁちゃんは、
なにやら大荷物でした。
仲良しのドクターってヒトから、
漫画を借りてきたそうです。





せっかく貸してもらったけど、
少なくても来週末が終わるまでは読めないねと言いながら、
数ページを立ち読みしていたさぁちゃんは、
はっ！！
いかんいかんって我に帰っていました。

本当は今すぐにでも読みたいのね。





多少なりとも見通しがついたのだけれど、
まだ肝心の資料は完成していないし、
試験まで一週間だし、
必要な仕事をし忘れて帰ってきたし、
あれやこれや雑多なことがたくさんあっても、
何も十分にできていないな、
自業自得だわと、
さぁちゃんが肩をもみもみしながら言いました。

んー。





より多くのヒトがしないことを、
私はしているのかもしれないし、
私だからできることもあるかもしれないけれど、
より多くのヒトがしているような生活や、
人生の歩み方や、
当たり前にある経験を、
私にはできないことが哀しいなと、
急にさぁちゃんは言いました。

ボクとの暮らしを、
世界でたったひとり体験できるなんて、
すっごくスペシャルだと思うのに。
それ以上を求めるだなんて贅沢ですよ。





本気になれる仕事があって、
自分の頭で考えて生き方を選択できて、
大好きなヒトたちがいて、
そのヒトたちに大切にされて、
みーたんがいる日々を送ることができるのだから、
これ以上を望むのは贅沢よね、
いつだって今が一番幸せだと思っていたのに、
どうしてもっと望みたくなるのだろうと、
さぁちゃんはボクをなでなでしながら、
つぶやくのでした。

ないものねだりばかりだと、
さぁちゃんは言いますが、
ないから欲しくなるってことも、
あるような気がしました。


そんなボクのまいにち。
ボクが欲しいのはもっと多くのチーズ。


今日もボクと一緒に、
ふしぎなヒトの観察をしたら、ぽちっと押してみてください。
↓

にほんブログ村


さぁちゃんごはんseason2もよろしくどうぞ。

テーマ : ノルウェージャンフォレストキャット
ジャンル : ペット