潮の満干 
2015/11/16 Mon. 22:49 [edit]
最初の嫌気性生物にしても暗い海底で生れたとは考えにくい。地球には海と陸があり、月の引力で潮の満干があり、干潮のときには潮だまりの水が日光で蒸発、溶けていた物質が濃縮、時に乾燥する、日光自体も化学反応を助ける、さらに満潮で打ち寄せる波が水をかき混ぜ泡立たせる、まさにフラスコを振ったり熱したりする化学実験室のような環境です。水中の有機物を包み込んだ小さな泡が外部との境を作り、細胞膜の元となった・・とか
この細胞が重要で、生物か無生物かの分かれ目です。さらにRNAが合成され、自己複製という機能も必要。最初の生命となり得たものが"1個だけ"で、それが増殖していった、というのは無理がありそうです、同じ条件下で同時多発的にたくさん発生しないと、残れないでしょうね。
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category: 科学・自然・雑学
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コメント
rnaを考えるといつも思うのですが「裸一貫」で凄いですよね。たくましい!
和音好き #- | URL
2015/11/17 19:43 | edit
こういう生物の起源的な話は面白いですね。
私は、隕石衝突説を重視しています。アミノ酸がもたらされたのは隕石というのが確からしいと思われるんですけどね。
如何ですか?
白クマ #veMR6/D. | URL
2015/11/17 20:10 | edit
和音好きさん こんばんは
ひとたび、生命の根源素材ができてしまうと、あとはしぶといですね^^;南極だろうが、熱水だろうが、コールタールの中でさえ蔓延っていきますv
michael #xNtCea2Y | URL
2015/11/17 21:06 | edit
白クマ さんこんばんは
地球を含む太陽系の内惑星は岩石惑星で、できた当時は溶岩状態だったでしょうね、アミノ酸など複雑な分子は壊れてしまい、その後、太陽系外縁の冷たい領域の天体が水や有機物をもたらした、と考えられると思います。
michael #xNtCea2Y | URL
2015/11/17 21:14 | edit
こんにちは♪
最初の生き物が、こんなに美しい所で生まれたなんて
素晴らしいです!
毎日、海と空と太陽、波の音・・・
心が綺麗なまま、大きくなれますね~(*´∇`*)
吉瀬 弥恵子 #- | URL
2015/11/18 13:59 | edit
吉瀬さん こんばんは
生き物はやはり、揺り籠のような恵まれた場所が必要かと思いますね、
やがてたくましくなって、過酷な場所でも平気で生きられるようになりますが。
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