TV・DVD・映画 - Classic音楽,リュート,宇宙
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Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

一昨日の「光る君へ」  

1日遅れとなってしまったが、
中宮 彰子の発案で一条天皇に式部の「源氏物語を美しい冊子にして差し上げよう」という事になり、美しい紙を集め、能筆家に写しを依頼したのち、女房らの手で冊子が作られた、これは「紫式部日記」に記されている、
美術スタッフが作るそうだが、表紙は金箔の綺羅を施した砥の粉紙風のようだ、 
tonokoshi.jpg
本文の紙も料紙と呼ばれる淡い彩色を施した紙、本物の紙は非常に高価になる;
*因みに、今は書道用品として色柄が印刷されたこのような紙が、わりとお安く買える、
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拡大
随分前^^;筆者もこれに書いた事がある、平安期の名筆ファクシミリを手本にいろいろ書いていた、これは雁皮という練習用の紙、彩色ではなく黄ばみ;
dechobon s
粘葉本和漢朗詠集より臨書拡大;

ところで「光る君へ」も「源氏物語」同様、登場人物が多く、相関関係を把握するのが大変^^;毎回これを憶えておく必要がある、
第38回の相関図・キャスト
まひろと道長の関係は知れ渡ってしまったのか?
道長は次の東宮(皇太子)を定子が産んだ第一皇子・敦康親王ではなく、自分の孫になる彰子が産んだ第二皇子・敦成親王にするつもり、
第37回「波紋」ダイジェスト
第37回も少納言が「光る君への物語、読みました」と言うのがラストシーンで「つづく」だった;;源氏物語に対し、少納言がどんな言葉を述べるのか、また次週第38回「まぶしき闇」に持ち越しになる、

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昨日の「大相撲」と「光る君へ」  

寝る前のTVは至福の時間、どちらも録画しておいてじっくり見た、大相撲は速報も見ずに・・

大相撲
9月場所は2人の大関が星が上がらず苦しい場所だったようだ、上位力士はほんと大変; 貴景勝はついに引退、平成8年生まれでまだ20代だが、かなり無理をして大関を務めていたせいか、心身使い果たしたという感がある、
立行司:木村庄之助も定年、功労者だったが式守伊之助の期間が長く、なぜもっと早く庄之助に昇進させなかったのか、協会が理解できない、
今年注目を集めた大の里と十両で出ている尊富士は優勝したが、ともに千秋楽に破れて「13勝2敗」とシンクロしている^^
大の里に勝った阿炎は「いいところばかり持って行かせない」意地を見せたか、
abi onosato
you tube:大相撲 阿炎ー大の里<令和6年九月場所・千秋楽
来場所の番付予想では、大の里は西の大関に上がり、尊富士も幕内に戻れそうだ、幕に入っちまえばこっちのもの?また上位と組まれるような相撲を取れば面白くなる、尊富士と若貴景の勝負など見てみたい^^
大相撲 来場所番付予想

光る君へ
こんな大昔の時代をどうドラマ化するのか?と思っていたが、まるで現代に引き込んだように作られているのが、結果として面白い。
昨日は中宮、彰子の出産で皇子誕生がメインだった、無事出産の祈願が大イベントである^^
「枕草子」が一条天皇の心を亡中宮、定子に引きつけていたはずだったが、誰ぞの書いた物語が天皇を中宮、彰子に向けていたのを聞かされた清少納言、それを書いた藤式部がまひろだと気付き、ただならぬ表情・・;場面はここまでで、次回の予告で少納言が藤式部と対面する、「光る君への物語、読みました」と評価を聞ける?のは持ち越しのようだ^^;
sikibu syonagon m
第36回ダイジェスト「待ち望まれた日」
*4月の放送で「光る君へ」の出演者4人によるトークショー「ファンミーティング」があった 、吉高の喋り方をウイカがものまねするなど可笑しかった、愉快な式部と少納言のイメージが下地にあって面白いのかも^^

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紫式部 vs 清少納言  

平安時代の記録は乏しく、大河「光る君へ」の脚本も様々な説や可能性をもとに創作する部分は当然多いだろう、どんな事件を起こすか、歴史ゲーム感覚で楽しめるかも、
清少納言は仕えていた中宮、定子が亡くなった後、女房の職を辞して、再婚相手・藤原棟世の任国摂津に移ったとされる、その後は宮中に復帰する事なく、次の中宮、彰子の女房となった紫式部とは入れ違いで、面識をもつ機会はなかったという説もある、
しかし両人の名声は広まり、存在くらい知っていて、作品を読んだ可能性もあるだろう。 
sei syonagon
清少納言
宮中では会わなかったとしても、プライヴェートに会った可能性まで否定できないところからドラマでは早い段階で出会わせている、一緒に行動したり、少納言が枕草子の原稿を真っ先にまひろ(式部)に見せたり・・^^
別説では、摂津に退いた清少納言のもとへ使いが訪れ、亡定子の遺児、媄子内親王と脩子内親王の養育のため、再出仕するよう要請があったと推定され、もしそうなら宮中で式部と少納言が会う機会は十分ありそうだ、
唯一両者の接点が記録に残るのは「紫式部日記」の中に、清少納言の枕草子に対する"辛口"の評論など諸々書かれている所である、つまり式部が枕草子を読んだことは確かと言えそう、
(ほか、和泉式部・赤染衛門など歌人・文人達への評論も書かれている)、
murasaki shikibu
紫式部
「光る君へ」15日放送の次回予告では清少納言が復帰する設定か?「その物語を私も読みとうございます」と言う場面があり、少納言が源氏物語に何か(辛口の?)評価を下すのか、何やらありそうで期待させる^^
nhk第三十五回→ 2分ダイジェスト「中宮の涙」
少納言の登場は少ないかもしれないが、二人を演じる、吉高由里子とファーストサマーウイカが作る雰囲気からして、交友、対決?はあったほうがドラマとしては当然面白くなる^^

PS.印刷機もコピー機も無かった時代、多数の写本が書かれて広まった、
枕草子:写本  →源氏物語:写本
いずれも本人による原稿は残っていない、

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アナログにはかなわない  

CG画像を使った最新の映画など見ていないのでわからないが、以前よく見た映画では、宇宙船のような非生物は十分にリアルに見えて申し分ないが、恐竜など生物が動くシーンを見ると、作り物っぽく感じる、恐竜の外皮は硬くゴツいと思うが妙に柔らく見え、軽々と動いているようで質感、重量感(質量、慣性)が今一つ、 
Jurassic Park
you tube:「ようこそ我がジュラシックパークへ」
スターウォーズに出てくる異星キャラのCGも実写の人物に対し、液体的に柔らかく見える、
(ただしエピソード2のヨーダは"名演技"に見えた^^)
また今はアニメもCGで作られるが、細やかなようでもコンピュータが作ったようなロボット的パターンが感じられる、

過去、ディズニーのアニメ映画には実際の人物が演技をして、その撮影フィルムからアニメのコマとして写し取った作品もあった、しかし逆に凝り過ぎでアニメらしくない?感覚も生じる、
何が一番かというと、優れたアニメーターが1コマずつ描いたアニメである、非現実的な動きであっても、見る者の期待に応えるアニメならではの動きやギャグのタイミングが見事で、最も活き活きしている、
トムとジェリーより、(よくカメラ目線でこっちを向く^^)
t j
you tube:トム君空を飛ぶ(The flying cat)
また動画に合わせた音楽も作曲され、リアルタイムで演奏、収録している、
らららクラシック:BPOの「トムとジェリー」

昭和はNHKで人形劇番組があったし、『サンダーバード』や『キャプテンスカーレット』など特撮+人形劇のITC作品も人気だった、
c s
you tube:キャプテンスカーレット【第1話】
人形っぽい動きでも不思議と生きた存在に見えるのは人が操作しているからか、表情は変えられないが、冷静沈着な人物達として見えるのである^^
イタリア生まれの『トッポジージョ』は後にアニメ版も作られたが、高度な操り人形がオリジナルだろう、
Topo Gigio
you tube:Topo Gigio "Topo Returns From Japan" on The Ed Sullivan Show
指人形と棒操作を合わせた手法だそうだが、非常に表情豊かな動きで、操作する人の技だろうか、(日本でもトッポジージョの番組があり、山崎唯氏が専属の声優だったがオリジナルの声優とよく似ている)
人の手が作った動きには生きた感覚があるが、コンピュータやAIにはまだ難しいだろうか。

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楽しみなドラマ  

TVでだらだら時間をつぶすのは嫌で、見る番組は限定して、興味ある番組のみ録画して寝る前に見ている、ドラマも殆ど見なくなったが、長く親しんでいる番組のみ録画している、 

まずnhkの大河、序盤が良さそうなら1年間みる、今年の「鎌倉殿の13人」は三谷幸喜:脚本、さすが予測不能な切り口で面白い、
kamakura.jpg
三谷氏の趣味か、必ず自分の過去作、あるいは他の有名作のエッセンスを忍ばせるところ、
今回も頼朝役に大泉洋、語りに長澤まさみ(長澤はあえて登場せず、よく似た新垣結衣が八重役で出演)、三浦義村に山本耕史、それぞれ「真田丸」「新選組!」での持ち味も楽しませるキャラクター、印象強い俳優をワンシーンのみ登場させるのもお決まり、今回は大竹しのぶ^^

2023年は古沢良太脚本、松本潤主演の「どうする家康」、これも新しい描き方で楽しませてくれそう、今川義元役に野村萬斎、と早くから決まっていて楽しみ、秀吉役のムロツヨシも期待v
大河の伝統だが、歌舞伎や狂言の役者さんが出ると格調高く決まるv
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番組サイト

nhk-bsでは東山紀之主演の「大岡越前」、加藤剛が主演したTBS版オリジナルのリメイクもあれば、新作もある、
echizen 6
「大工調べ」「三方一両損」「芝浜」など江戸落語をアレンジした脚本は特に楽しい、

現代ものでは刑事ドラマで、水谷豊主演「相棒」シリーズに親しんできた、10/12から始まる「相棒21」では水谷演ずる杉下右京の相棒は5代目になり、初代の寺脇康文演ずる亀山薫が復帰する、番組ファンの間では次の相棒役が様々憶測されていた、もちろん寺脇復帰はファンの待望するところだが、望み薄?に見られていただけにインパクトは強い、4代目相棒で反町隆史演ずる冠城亘の人気が高かったので、相当の切り札が必要だったかも、
伊丹刑事の「とくめい係の亀山~」をじっくり聞きたい^^ 第1話には勝村政信が出演し、「小石川養生所医師」2人が揃うことになる、こりゃ視聴率かっさらいそうな予感^^
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番組サイト

PS.そう言えば近頃、nhkのクラシック音楽番組ってめったに見なくなった、you tubeなら好きな曲、演奏がいくらでも楽しめるのだが;

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真空管とトランジスタ  

今日もまた昭和の記憶を交えて、
'64年の東京オリンピックをカラーTVで観よう、というのが事前ブームとなって、我家も思い切って奮発したのだった、 
tokyo or 64
you tube:東京オリンピック1964 開会式
もちろん、この頃のTVは画像の発色も良いとは言えずフォーカスもぼやけたものだった、色調調節を頻繁にいじっていたが、放送局側の問題もあり、これでOKとはならなかった、
初期のカラーTVも真空管で多くの回路を構成していて、ブラウン管も大きな真空管で寿命は限られていた、10年はとても持たなかったかな、
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tv 01tv 02
電気屋さんは不調の出てきた家電の往診に走り回っていた、当時は地域によって電波の受信がわるく、アンテナの向きを微妙に調整してもらった;
しかし思い出すと白黒TVのほうがむしろ「見づらさ」がなく、この頃の番組やCMなどがより懐かしい記憶になっている、
mituwa.jpg
you tube:【懐かCM・1964年】ミツワ石鹸

初めて買った本格ステレオはセパレートタイプの家具調で、真空管は1つもないトランジスタの時代だったが、いろいろ難点はあった、
stereo 01
どうもこの頃の鉱石部品は劣化が早く、5年も経たないうちに音響製品としては失格レベルまでノイズが出るようになった、修理を頼んでもすぐダメになる、「1つトランジスタが劣化すると繋がった周囲の部品もダメージを受ける」と修理サービスが言っていた;回路上の欠陥だったのかわからないが?
次からはアンプ、チューナーなど別筐体になったコンポーネントが主流になって、ダメになった個体だけ替えられるようになった、最初に替えたのはアンプだった、
stereo 02
それ以来、取っ替え引っ替えしながら今に続いているが、その後のアンプはとても長持ちになった、電解コンデンサなど何年くらいが寿命だと目安はあるが、使ってみないとわからない、10年でも何ともない場合もある、
*高価なアンプでも部品が長持ちするという保証はない、専用の交換部品がなくなる事もある、

一頃使った真空管アンプの良いところは簡潔な回路でプリント基板がなく、ハンダ付けのやり直しがしやすい、替わりの部品も大抵は電材店にあるもの、真空管も手に入る時に予備を用意しておけば長く使えたと思う、鉱石回路のようなノイズも出ない、
vacuum tube

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空想特撮シリーズ  

昭和の話になるだろうか、CGがなかった時代、日本ではウルトラマンシリーズに代表されるような、模型などすべて実体物を使った特撮映像を見ていた、模型だとわかりつつも、そこにマニアックな楽しみがあり、円谷プロ作品にはオモチャっぽさが映像に出ていたが、それでも手をかけて作られた面白さがあった、それと、笑えるほど奇妙な怪獣が登場するのが見せ所、 
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英国の「サンダーバード」に代表されるITC作品(ジェリー・アンダーソン監督)は模型にも細やかな質感が施され、撮影法も工夫されていて、リアル感のある映像に仕上げる点でずっと上を行っていた、しかも「キャプテン スカーレット」までは人物もスーパーマリオネーションという人形を使う懲り様、
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人形は口の動き、瞬き、身振りができるが、それにセリフが付くと活き活きと見える、表情は変えられないが、彼らはみな"冷静沈着"なのだという効果になる^^
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スペクトラム基地のエンジェル機
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ミステロン基地
サンダーバードは後にリメイク作品も作られたが、これだけはオリジナル作に価値がある、
「謎の円盤UFO」から特撮と俳優演技の組み合わせになったが、これも非常に楽しめた、そういえばストレイカー司令ほか、シャドーのメンバーも冷静沈着で、やたら表情的ではなかったせいか、あまりギャップも感じない^^
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ムーンベース勤務の女性達は紫のウィッグと銀のコスチュームが制服で惹き付けた、
勤務明け私服のエリス中尉
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ルナ宇宙艇:ムーンベースへのシャトル、滑走路から飛び立ち、上空で宇宙艇が切り離される、

今は"非生物"に限れば実写と区別がつかないほどのCGが可能になり、アニメにもこの手法で、動きに立体感(遠近法)がつけられ、見応えのある映像が出来るが、昔の手作りな映像も良く出来たものは遜色ない、保存状態の良いフィルムと昔放送された吹き替え音声を合わせたDVDがあるのは嬉しい、平成生まれの息子も非常にお気に入りだった。
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SF作品の音楽  

アメリカの「スターウォーズ」や日本の「宇宙戦艦ヤマト」は親子世代で親しまれる、ロングヒット作品だが、その魅力は子供が喜ぶシーンばかりではなく、空想世界ながら人間ドラマの要素が大きいところだろうか、好きなキャラはハン・ソロ(ハリソン・フォード)だった。
また音楽が一体となって魅力ある世界を造っている、ジョン・ウィリアムズは大家である、
敵方の音楽も重要で「帝国のマーチ」など名作で、必ずリクエストされるようだ、
J.ウィリアムズ指揮、VPO盤(2020年)に続き、BPO(2021年)とのライヴ盤も出ている、
クラシック好きでSF映画ファンは両方聴きたいかも^^
J W BPO
you tube:The Imperial March (From "Star Wars: The Empire Strikes Back")

ヤマトは宮川泰、宮川彬良の2代が担当している、旋律美豊かな泰氏の音楽が根付いているだけに、彬良氏の作曲は多くはないが、新シリーズの魅力となる曲を書いている、
*以下、音量注意
Ghale! garmillo!
you tube:ガミラス帝国 国歌
簡潔で誇り高い旋律が印象深い、日本版「帝国のマーチ」でもある?

2205の敵、デザリアムのテーマは旧作どおり、その驚異感は懐かしくもある、穏やかなピアノ・ヴァージョンにも圧倒的な敵の余裕を悟らされる;
gorba.jpg
you tube:自動惑星ゴルバ
you tube:ゴルバのテーマ(ピアノ版)

古代進のテーマは特に無い?がデスラーのテーマは旧新、書かれており、さすが人気キャラ、
「古代、私ごと撃て!」
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この名シーンと台詞は2205でもはずせない^^v
you tube:デスラー襲撃(宮川泰)
you tube:孤高のデスラー(宮川彬良)

新シリーズで好きなのが、彬良氏によるイスカンダル、あるいはスターシャのテーマと言える「碧水晶」という曲、この星が背負い続けてきた悲しみを醸すような、
aosuisho.jpg
you tube:YAMATO 2199 BGM 碧水晶 Blue Crystal

PS.ヤマト2202の「死と祈り」という曲はまさにレクイエムである、
you tube:ヤマト2202 [BGM] 死と祈り

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お楽しみDVD  

今日はお気楽な話題で恐縮、
ダニエル・クレイグ最後の出演となる、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のDVDが届いたが、これはまだしばらく寝かせておいて観ようと思う、 
007 a
TVのおやつを用意してゆっくり^^

そしてこちらも届いたところ、「ヤマト2205」の後章
yamato 2205 a
本シリーズの始まり「ヤマト2199」製作の時点から、続編へ繋がるおよその布石が打ってあり劇中では詳しく語られない真実が設定されているようで、それを元に話が進む、2199で森雪は地球人なのか?という謎を匂わせたが、明確な答えはない;
旧作のように単純な「悪との戦い」ではなく、誰もが宿命を背負った存在で描かれているのが新シリーズらしい、そこがファンのマニアックな興味を引き、様々な推測が飛び交っている、
これも戦略?^^さらに続編として「ヤマト3199」が製作決定している、
2205前章の最後はイスカンダルの海上でガミラス艦隊と避難民を敵デザリアム艦隊が襲撃、
デスラーも諦めそうな危機的状況で終わった。後章の始めはそこにヤマトが殴り込みで登場、海上の敵艦をせん滅、それでも上空で動こうとしない敵の旗艦「グレートプレアデス」に艦長の古代は挨拶代わりに主砲をお見舞いする^^
2205_2022032909505988c.jpg
旧作ではイスカンダルは女神のような存在だったが、本シリーズでは過去は覇権国家だった事を2199で明かしている、ただそれには理由あってのこと、
イスカンダルと古代アケーリアスとの関係、またテレザートとの違いも語られる、またガミラス人は予想どおりガルマン星から移住させられた種族、
今回の敵、デザリアムとはどんな存在なのか、平行世界の別の道をたどった未来の地球人との推測も出ている、これは今回ではまだ謎、彼らの言う「タイムライン」は予定どおりレコードの針が進む事になぞらえているようで、地球やガミラスの存在は針跳びの原因になるようだ、デザリアムはイスカンダルが保有する技術、記録を狙って惑星ごと奪おうとする、彼らの言う「1000年の夢」とは何なのか、
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you tube:『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』冒頭14分映像
イスカンダルは人の記憶と肉体をデータとして保管する技術を持ち、地下のサンクテルにある "データの中"で幸福な時間をバーチャルに生きることもでき、現実世界に再生することも可能だが、現実世界にいるのは管理者であるスターシャら王族のみ、旧作でもなぜかイスカンダルに人の気配がなかった説明にもなっている。
古代やデスラーらの願いは一時の間叶うが消滅する、救いと悲しみ両方の結末だが、前章と合わせストーリーは上手く設定されテンポよくまとまっている。
2202のような物量戦の連続ではなく、交渉中は敵要塞ゴルバと地球,ガミラス軍ともに上空で静かに待機しているシーンなど騎士道的な味もある^^

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宇宙戦艦ヤマト2205・前章  

ヤマト2202年まで観てしまった以上、次作も観ずにはいられない、2205の「新たなる旅立ち」劇場版はDVD2枚に集約されたストーリーになり、まず前章となる<1>が届いた、<2>は3月末に届く予定、
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今回、地球とガミラスにとって宿敵となるボラー連邦とデザリアム(旧暗黒星団帝国)の両方が出てくる、銀河系中心部のガルマン星はボラー連邦の支配下にあり、ガミラスの本来の母星との説がある、デスラー艦隊の奇襲で開放するシーンで始まる、一方、国民を移住させる最中のガミラス星は正体不明の敵、デザリアムによって破壊される、

ヤマトクルーの新人には旧作にも登場した土門竜介もいれば、新キャラも多い、2199で裏切り者の立場になった薮助治がガミラスの技術交流官となって来る、どこか愛着のわく脇役キャラを主要な役に格上げするのも面白くする秘けつである、デスラーとタランのコンビは絶対だが、フラーケンやバーガー、メルダやヒスも期待に応えて登場する、
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デウスーラ3世
最強の戦力で登場する敵はデザリアムのようだが、彼らはイスカンダル星を奪取するために現れ、重力でつり合っているガミラス星は邪魔なので破壊してしまう、自動惑星「ゴルバ」は鉄壁の要塞であり、惑星を移動させる制御システムでもあるらしい、何のためにイスカンダル星を奪うのか?
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自動惑星「ゴルバ」
イスカンダルはかつて強大な侵略国家だった事が2199でも明かされた、大きな罪を背負っているようだ、ガミラス人はガルマン星から移住させられた人々なのか?後章ではいろいろ謎が明らかになるだろう、
彗星帝国ガトランティスも単純に悪ではなく、悲運を背負った一族だったが、デザリアムとはどんな存在なのかも注目すべきところ、
最後は「勝利でも敗北でもなく、残酷な真実との直面」とされている。
旧作の見どころも再現しつつ、新シリーズは思いもよらぬ展開になるのが面白い、予告として見るのはこれくらいで、後章<2>が届くのを楽しみにしよう、
2205.jpg
you tube:『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』本予告

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