メルクマール

僕は、この作品にほとんど思い入れが無いんですよね。1期は観ていましたが、感想はスルーしていました。ストーリーやギャグに特筆すべきものは無く、なぜ人気があるのか不思議なのですが、このキャラクタたちを好きになり、雰囲気に浸れたら勝ちなのでしょう。

OPの3Dの演出はなかなか面白い。人物もなめらかに回転しているので、フルに3Dでモデリングしてレンダリングしたか、3Dでレンダリングしたものを手本にセルを描いたか、でしょうね。

これはあれですか。パナソニックとソニーが相次いで3Dテレビを発売し、アバターが大ヒットして3D元年と言われる昨今、3DTV対応するための布石でしょうか。『けいおん３Ｄ！！』とか。。。無いな。

新入部員を勧誘しようとするけれど、やっぱり5人でいいや、と再確認するお話。実際、5人でしっかりまとまっているので、ここに新メンバーを追加するのは難しいでしょうね。　『涼宮ハルヒ』シリーズでは、新入部員を勧誘するところで作者が続きを書けなくなり、3年間止まっていますが、やはり相当悩ましいのではないでしょうか。

ひだまりスケッチでは、アニメ3期で新入生が入りましたが、中心となるのはあくまでオリジナルの4人で、新入生はサブ的な役割になっています。それも無難でしょう。　逆に、新入生に順調に代替わりした作品ってあるのかな？　しばらく考えたけれど思いつきませんでした。「子孫に代替わり」ならジョジョとかあるが…　個人的には『マリア様がみてる』が、代替わりを為しえるか注目しています。

話がそれました。とりあえず代替わりはしないということで、そもそもこの作品でそれはタブーなのでしょう。視聴者は彼女たちを友達のように感じていて、一緒に放課後をダラダラ過ごすのがよいのだから。

ともあれ、ストーリーも必要です。　「練習せずにお茶ばかりしていて梓がキレる」というネタだけで2クールは持たないし、毎回校歌斉唱で3分使うわけにもいかないので。今後どんなお話を見せてくれるのか、ゆるく楽しみにしておきます。

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