2007年12月 - The World Is Made Out Of Entertainment
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【年末】2007年読んだ本、見た映画ベスト10

その他→未分類
12 /31 2007
日記は多忙につき書けてないけど生きてます。

毎年その年に読んだ本や見た映画のベスト10を書いているので今年もやろうかと思います。

小説およびコミックに関しては2007年発売した本ではなくて、2007年に筆者が読んだ本。
映画に関しては2007年に日本で公開された映画が対象になってます。


【小説部門】
1. 古野まほろ『天帝のはしたなき果実』
もうこれしか考えられない。
第35回メフィスト賞受賞作品。
あまりに独特すぎる内容とその圧倒的な文体に惚れた。

2. 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
文庫版ではじめて読んだ驚愕した。
あの3年前の「葉桜」を読めというミステリブームはこういうことだったのか。
納得です。

3. 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』
これまた名作扱いされたミステリーです。
かなり久々に法月綸太郎ものを読んだという点が多少過大評価されてますが(笑

4. 雑賀礼二『リアルバウトハイスクールEX 5』
ライトノベルからこの1作。
本編に飽き飽きしてたにも関わらず、この番外編でおおきく化けて出てきた。
こんなにリアルバウトハイスクールって面白かったっけ!?
初期のころのありえなさっぷりとあまりのハイテンションっぽさが大変楽しかったです。

5. 福井晴敏『テアトル東向島アカデミー賞』
正確には「小説」ではないんだけれども…
自分自身を絶対の評価基準として語った好きな映画についての本。
まぁ男性は爆発が好きなもんです(笑
あるところで頷き、あるところではそれはないだろと、まるで本と語らったような読後感が得られた。

6. 深水黎一郎『ウルチモ・トルッコ』
第36回メフィスト賞受賞作。
ここのところのメフィスト賞はどうかしている。
果たしてこれはフェアか否か、副題の「犯人はあなた」が果たして確かにそうだと言えるのか。
いろんなところで論争を見たり、自分の中でもいろいろ考えてみたり。
そういうのが楽しかった。

7. 冲方丁『オイレンシュピーゲル』
冲方丁の新作。
ライトノベルとは思えないほどの重厚な設定と、結構受け入れやすい未来感、そしてなにより明らかに文体自体を変化させてきた。
なぜか小説なのに映像を見せられているかのように思えてしまう文体はかなり好みです。

8. 西尾維新『トリプルプレイ助悪郎』
どうした西尾維新!?
まさか今年、西尾維新が本格的なミステリを書いてくるとは…
しかもミステリとして面白かったのにびっくりした。

9. 久坂部羊『破裂』
文庫版で読んでみた。
やはりこの人の医療ものはリアリティがあって、読んでて考えさせられる。

10. クリストファー・プリースト『奇術師』
映画「プレステージ」の原作。
一応ファンタジーとされているが、本当にこれはファンタジーなのか。
実は書かれている真相のさらに裏があるんじゃないかと思わせる展開など、読んだ後にも楽しみがあった。


【コミック部門】
1. 安野モヨコ『ハッピー・マニア』
いまさらながらに読んだ。
あまりにすごかった。
読んだあとにため息つかせられた上に脱力させられた。
幸せというものの価値観にいたく共感。

2. 瀧波ユカリ『臨死!! 江古田ちゃん』
バイブル(笑
最高です。
猛禽でてけーw

1,2位と明らかに女性向けなのはなぜに…

3. 花沢健吾『ルサンチマン』
これもちょっといまさらなんだけれども(笑
なぜ当時これを知らなかったのか。
果たして「二次元への愛」は成立するのか。
そしてなぜ二次元へ愛を求めるのか、そんな哲学的な内容でありながらまじめに語ってくれたマンガははじめて読んだ。

4. 惣領冬実『チェーザレ』
歴史もの。
ここまで丁寧に、そして時代考証もなされたマンガもそうそうないだろう。
知識欲が刺激されまくりです。

5. 芳崎せいむ『テレキネシス 山手テレビキネマ室』
金魚屋古書店だけが名作じゃない(笑
このテレキネシスを読んで映画への興味がどんどん出てきた。
面白い映画なんてまだまだあるじゃないかと思わさせられた。

6. さそうあきら『神童』
今年映画化もされた本。
ラストのためだけに用意された伏線の数々。
いったい何がこのマンガは言いたいのかということを知った瞬間に呆然とした。
いままでのはすべて伏線だったのか、と。

7. 浅野いにお『おやすみプンプン』
これほど醜くまっすぐに子供の目線で世界をみたものもないだろう。
相当に正統派。
読んでていろんなところでゾッとする。

8. 風光る
マイブームでもある新撰組もののきっかけ。
歴史考証がしっかりされているので、どんどん興味が惹かれてしまう。
新撰組って面白いじゃないか。

9. 江尻立真『P2!』
打ち切られたのが残念でならない。
近年なかなか見かけられないほど正統派なスポーツものだった。
練習風景でさえ楽しめるものなんてなかなかない。

10. 紺篠夏生『妄想少女オタク系』
近年ブームの腐女子もの。
3巻からどんどん加速してきた(笑


【映画部門】
1. ブラッドダイヤモンド
この映画でダイヤモンドは綺麗だなんて軽々しく言えなくなった。
社会的にも大変考えさせられる要素がそこかしこに散りばめられているし、その見せ方にも感嘆した。

2. ヘアスプレー
またブロードウェイで上演されてるものの映画化かよ、と思ったら思いのほか楽しかった。
そりゃもう一緒に歌いだしたいくらいに(笑
楽しい映画、という一言に尽きる(笑

3. トランスフォーマー
変形サイコー。
爆発サイコー。
なにも考えなくても超楽しめます。

4. プレステージ
映像の見せ方が神がかっていた。
何度も見返さないとたぶん真実なんて見えてこない。
この監督の真意が知りたいがためだけにDVD買うかも…

5. バベル
日本でも話題になったけれどもあんまり評価が高くないのが残念でならない映画。
それぞれの国で相当に取材してから作ったと思える表現やリアリティがありすぎるほどに映像に溶け込んだ東京の風景。
そして神話のバベルの塔というテーマから考えられる現代への批判っていうのがずしっときた。

6.ハッピーフィート
アニメーションと言って侮ってごめんなさいと今ならいいたい映画。
ラスト20分くらいにポカーンとした。
え?これが言いたかったのかよっ!?
楽しいファミリームービーと思ってたら非常に気持ちよく裏をかかれた気分。

7. ヱヴァンゲリオン 新劇場版:序
満足。
まさか同じ脚本でここまでできるもんだとは…

8. マリー・アントワネット
とりあえず歴史を知ってから見たほうがいいと思える。
恋や愛、豪華で華麗な生活を期待していくと「なにこれ」とか思っても仕方ないかも。
見終わってからこの時代を思わず調べなきゃと思えた映画。
歴史ものばんざい。

9. ドリームガールズ
どうせビヨンセを持ち上げる映画だろー、と思っていたら60年代以降のアメリカにおける黒人社会と音楽業界が描かれていてびびった。
ミュージカルとしてもアメリカ社会の歴史としてみても大変おもしろいと思う。

10. 300
映像技術の進化に驚嘆した。
もはや背景って作れるんだな…
マンガを実際の意味の実写で作るとはこういうもののことを言うのか。



振り返れば2007年も結構いろんな本とかに出会えたもんだ。
来年もいいものに出会えますよーに。

【コミック】朝霧の巫女 5

コミック→朝霧の巫女
12 /31 2007
朝霧の巫女 平成稲生物怪録 5
宇河弘樹
少年画報社
ヤングキングアワーズ連載
朝霧の巫女 5 (5) (ヤングキングコミックス)朝霧の巫女 5 (5) (ヤングキングコミックス)
(2007/12/27)
宇河 弘樹

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…ああ そうか
ここは もう幽世だ

宇河弘樹朝霧の巫女 5』本文より引用


ついに出た。
4年ぶりの新刊『朝霧の巫女』5巻。
長かった。
けれども待った甲斐があったヽ(´ー`)ノ

5巻は幽世編。
一気に朝霧の巫女の番外編『妖の寄る家』とこまさんを通して繋がった。

そうか。
以前に巻末に天津の家の家計図などが収録されていたのは、ここで明かされる謎のためだったのか。

天津忠明と主人公のヒロ、それをつなげる存在であった妖のこま。
それに加えて幽世と現世をつなげる異界への入り口である山と神隠しの謎。
さらに今から関わってくるであろう陛下をつなげる古事記・日本書紀あたりが示唆されはじめて楽しい限り。

6巻はそんなに待たずに見られそうなので非常に楽しみだ。

【ミステリ】レストア

本→太田忠司
12 /31 2007
レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿
太田忠司
カッパノベルス
ジャーロ連載
レストア  オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿 (カッパ・ノベルス)レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿 (カッパ・ノベルス)
(2006/03/23)
太田 忠司

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わかったでしょ鋼ちゃん、あなたがレストアしたのはオルゴールだけじゃないの

太田忠司レストア』本文より引用

太田忠司の連作短編集『レストア』。

霞田兄妹シリーズの『維納オルゴールの謎』でもテーマとして取り上げられたオルゴール。
今度はその修復師を探偵としたミステリ…と思っていたんだけれどもちょっと違っていた。

主人公は人と接するのが非常に苦手であり、欝を抱えて生きている。
だから人の心の内面まで入り込むのを非常に恐れる。

そんな彼によってオルゴールに秘められた誰かが残した謎を解かれていく。
その際に彼も人に関わり、事件に関わった人や周りの人たちに手を引かれるように外の世界へ一歩一歩踏み出していくという変わったミステリだった。

謎を解く=ミステリっていうのではなく、むしろ人の心のミステリみたいな感じだった。

【映画】日本以外全部沈没

映画→映画(邦画)
12 /30 2007
日本以外全部沈没
(2006)

えぇ。
日本以外が全部沈んでます(笑
そして外国人が大挙して日本にやってくる話です(笑

これを地上波で見ることになるとは思わなかった。

監督: 河崎実
原作: 筒井康隆日本以外全部沈没
原典:小松左京日本沈没
出演:
小橋賢児
柏原収史
松尾政寿
デーブ・スペクター
ブレイク・クロフォード
キラ・ライチェブスカヤ


よくこれを作ったもんだ(笑
イギリスなどではよくこういう類のブラックなものを作ってはみんなで笑い飛ばすという文化があるけど、これを日本でつくったのか…。
いやいや、作れる世の中になってきているのかもしれないな。

日本の人にも海外の人にもおススメ。

日本だけで果たして自活できるのか。
ほかの国から切り離されたらどうなるのか。
そういった危機感や、海外の人は日本からどう見られているかなどがブラックユーモアたっぷりに見て取れます(笑


それにしても国会議事堂の爆破とか凝ってるよなぁ。
どんだけ楽しんで一番綺麗に吹き飛ばせるかなどを考えて爆破してるんだろう(笑


さりげなく名優が多いのにも笑った。

日本以外全部沈没日本以外全部沈没
(2007/01/01)
小橋賢児柏原収史

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【コミック】おやすみプンプン 2

コミック→浅野いにお
12 /30 2007
おやすみプンプン
浅野いにお
小学館
ヤングサンデー連載
おやすみプンプン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)おやすみプンプン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)
(2007/12)
浅野 いにお

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ねぇプンプン、 神様は思うんだ。
人が人として生きている以上、絶対に埋められない寂しさがあるよね、って。

浅野いにおおやすみプンプン』本文より引用

おやすみプンプン』2巻。
小学生編完結。

子供から見た現実世界。
小学校の世界や、犯罪を犯した親との接し方、世間の目そのほかいろいろ。

小学生でもそりゃもういろんなまっすぐな目を持ってる。
そのうえ、初恋でもした日には大変なことに(笑

しかも思春期ときたもんだ。
それに加えて相手の女の子はそのうち転校してしまう。
じゃあ主人公であるプンプン@小学生はいったいどうすればいいのか。
自分も転校先までついて行けるのか。
お小遣いで遠くまで出かけることができるのか、それも一人で。

できない。
どうやったらいいのかもわからない。


なんか読んでたら、そういえばこういう感覚って今はもうないよな、って思えてしまう。
それこそ原作って誰かモデルの子がいるんじゃないのかとすら。

懐かしくて生々しくて、自分を含めて大人に対してどうしてこうなってしまっているのかと自問自答したくなる作品です。


まだ続くとは。
しかも中学生編かよっっ。
怒涛の思春期まっさかりのころじゃないか(笑

【映画】AVP2

映画→映画(2007~2008)
12 /29 2007
AVP2 エイリアンズVS. プレデター
ALIENS VS. PREDATOR: REQUIEM

(2007)

AVP2」。
2作目だけれども、ここから見てもまったく問題なし。

監督: コリン・ストラウスグレッグ・ストラウス
クリーチャークリエイト、エフェクト: アレック・ギリス、トム・ウッドラフ・Jr
出演:
スティーヴン・パスクール
レイコ・エイルスワース
ジョン・オーティス


地球にエイリアンがやってきて、そのエイリアンを駆るために一人のプレデターが地球に降り立つ。


とりあえずエイリアンやプレデターの見せ方はカッコよかった。
あと、音響が非常に頑張ってた。

パニック映画だけれども、人間の狂気はそれほど描かれず。
かといってホラーという要素や残虐な表現は控えめ。
エイリアンたちもねちねちと人間を殺しにかかってくるので、テンポもまったり感がただよっていた。

やはり2作目ということで、映画にかけられる制作費もかなり削られているのではないかと感じられた。
エフェクトのかけかたも控えめだったり、いわゆる新しい表現などもそれほど使われていなかったと思う。


みんなでわいわい言いながら楽しむには、もしかしたらいい映画かもしれない。

エイリアン/プレデター/AVPコンプリートBOXエイリアン/プレデター/AVPコンプリートBOX
(2007/12/19)
アーノルド・シュワルツェネッガー、シガーニー・ウィーバー 他

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【コミック】すもももももも 9

コミック→すもももももも
12 /28 2007
すもももももも~地上最強のヨメ~ 9
大高忍
スクウェア・エニックス
ヤングガンガン連載
すもももももも~地上最強のヨメ~ 9 (ヤングガンガンコミックス)すもももももも~地上最強のヨメ~ 9 (ヤングガンガンコミックス)
(2007/12/25)
大高 忍

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軽蔑せずに聞いてくれますか……?
犬塚君…!!! ずっと…っ ずっとね…!?
私にとってあなたは―――っ…!!!

すもももももも 9』本文より引用

すもももももも』9巻。
体育祭編。

委員長… カワイソス(;´д⊂
体育祭編の中でも委員長のオチに爆笑。

あと屍と化したもも子ものデートの光景の悲惨さもすごくよかった。


8巻までとは打って変わって、9巻はほぼコメディ一色。
すもも特有の崩した絵を使う場面が1冊の中にこれだけ詰まってるのは珍しいかもしれない(笑


ある意味、優介が精神的に敗れ去ったことを考えると物語が動き出すのは次巻かなぁ。

【DVD】銀魂 シーズン其ノ弐 6

アニメ(番組)→銀魂DVD
12 /27 2007
銀魂 シーズン其ノ弐 6
(2007)
銀魂 シーズン其ノ弐 06銀魂 シーズン其ノ弐 06
(2007/12/26)
杉田智和.釘宮理恵

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銀魂シーズン其ノ弐の6巻。
ジャケットは銀さん&桂。
3Zバージョンは長谷川さんと電子ペットのマダオ(マイケル・ダグラスみたいな男になれ)。
なんか3Zの長谷川さん汚されてるよっ(違

収録話:
第70話「可愛いモノも多すぎると気持ち悪い」
第71話「消せないデータもある」
第72話-A「犬の肉球はこうばしい匂いがする」
第72話-B「かもしれない運転でいけ」
第73話「そんなに松茸って美味しいもんなのか 一度よく考えてみよう」

映像特典:
第6期ED「奇跡」ノンクレジット
第6期ED「奇跡」第71話バージョンのノンクレジット


やっぱりもう一度芙蓉編を見直してみた。
傑作だ。
無駄なくテロの勃発から終焉まで伏線を張っては、しっかり回収し、最後になにか残すようなものすらある話だよなー。

その後の72話のコメディ2本のハイテンションっぷりもGOOD。
73話は放送時にはいまいちとか思っていたが、いま考えると意外とよかった。
いや、この間収録の最初の3本がよすぎたんだと思う(笑

【アニメ】銀魂 第87話

アニメ(番組)→銀魂シーズン其ノ弐
12 /27 2007
銀魂
第87話 「私と仕事どっち大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス」

銀魂」第87話。
ミツバ編後編。

近藤ーーー。
あんたカッコよすぎ!
それをお妙さんの前で見せてやれよ…、と思った人は少なくないハズ。

端から端までほぼシリアスで突っ切ったミツバ編。
最後の朝日の中で「辛ぇ」と各々激辛せんべいを食べる様に泣けた。

もうあそこにそれ以外のセリフは必要ないよな…


そんな感動的なラストにEDの紅葉が落ちる様、その後のバベルの塔建造の予告に吹いた(笑

そうか。
年明けから合コン編やっちゃうのか(笑


DVD7巻のジャケットが公開されたが…土高かよっ。
やっぱりファンは多かったか。

銀魂 シーズン其ノ弐 07 【完全生産限定版】銀魂 シーズン其ノ弐 07 【完全生産限定版】
(2008/01/23)
杉田 智和、釘宮 理恵 他

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【コミック】機動戦士ガンダムさん みっつめの巻

コミック→ガンダム その他
12 /27 2007
機動戦士ガンダムさん みっつめの巻
大和田秀樹
原案 矢立肇・富野由悠樹
角川書店
ガンダムエース連載
機動戦士ガンダムさん みっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-20)機動戦士ガンダムさん みっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-20)
(2007/12)
大和田 秀樹

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「哀戦士編がリメイクされることになりました」
「おお!!やった」「オ、オレたちの出番は増えるんだよなっ!!?」
「いーえ おっさんは全員リストラです
キャラは全員美少年にリファイン
ドムやグフは廃止して敵も味方も全部ガンダムに乗ります」

大和田秀樹機動戦士ガンダムさん』本文より引用




機動戦士ガンダムさん」三冊目
それとなく自虐的な上のやつに苦笑。
わからなくもない(笑

ガンダムさんの4コマの他にも2巻からの「隊長のザクさん」や「宇宙島のガルマくん」も収録。

隊長のザクさんはそろそろ佳境。
ギャンとの恋愛やジャブローという最前線に送られ、みじめなザクさんからカッコよくなっていく様がステキ(笑。


ガルマくんは…ギレン兄さんは果たしてニートを卒業できるのか。
このままだと誰からも見抜きもされないぞっ(笑

不思議と長々と続いているシリーズだけれども、意外と飽きない。
それよりガンダムというファーストのシリーズだけでよくもここまでネタにできることがあるもんだ(笑

【アニメ】D.C.Ⅱ 第13話

アニメ(番組)→D.C.Ⅱ
12 /27 2007
D.C.Ⅱ
第13話「桜笑み君想う」

D.C.Ⅱ」最終話。

うまくちょっと感動するという方向に持っていってるけどさ…
これってバッドエンドの一種じゃないか。


小恋は結局義之のために今回の天枷卒業式に奔走する。
この先、義之と何度も一緒に行動することがありそうなだけに、なんだかなぁ。
義之がいまもまだ好きってことは分かるけど、近づくことすらできてないし orz
友達に戻れる時は来るんだろうか。

さくらと義之の会話にもなんだかなー、というのが見て取れた。
義之って結局最初から最後まで「その人のために」というのが基本理念にあると思う。
義之自身がどうしたいか、じゃないんだよな。
天枷に対して結局何もせずに送り出すことが天枷のためと思ってたようだし。
義之がしっかりと動けば、天枷が転校=再び眠らさせられるということは回避できたような気がするだけになんだかなー…


なんかこのバッドエンドくさいのが覆るのが4月からの「D.C.ⅡS.S」であって欲しいもの。

結局今期の中でもいろんな意味で非常に楽しかった番組だった(笑

D.C.II~ダ・カーポII~ Vol.5 (初回限定版)D.C.II~ダ・カーポII~ Vol.5 (初回限定版)
(2008/05/21)
浅沼晋太郎、高垣彩陽 他

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【コミック】デイドリームネイション 1

コミック→デイドリームネイション
12 /26 2007
デイドリームネイション
kashmir
メディアファクトリー
コミックアライブ連載
デイドリームネイション 1 (1) (MFコミックス アライブシリーズ) (MFコミックス アライブシリーズ)デイドリームネイション 1 (1) (MFコミックス アライブシリーズ) (MFコミックス アライブシリーズ)
(2007/12/22)
kashmir

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「おお がんばっておりますのう せいぜい走るがいい愚民どもめ」
「愚民はお前だボケ!!」

デイドリームネイション 1』本文より引用


夏休みに神さまが2人の女子高生に恩返しのため願いを叶えに漫研にやってくる。
……といえばなんとなくキラキラしている青春グラフィティーみたいな感じがするが、そんなものではなく無気力感とほのぼの感が絶妙にミックスされていていい味を醸し出してるような漫画(笑

夏休みといえば部活で活発にみんなと一緒に汗を流したり、恋愛に友情に精一杯。
そういったものが読みたい人は素直に他の本を読めばいいと思う(笑

夏休み?
あぁ。
なんかだらーっとTV見てたり、友人とアフォなことをやってたらなんかいつの間にか夏休み終わってた。
そんな人にこそオススメ(笑


神さまは漫画をひたすら読んでるだけで、なにか神さまらしいことをするでもないし、周りの人たちは神がいてもなんら気にしない。
なんとなく学校へ来ていつもの友人たちとぐで~っと過ごす。

正直それだけのものなんだけど、なんか好き。

【コミック】こばと。 1

コミック→CLAMP
12 /26 2007
こばと。
CLAMP
角川書店
Newtype連載
こばと。 1 (1) (角川コミックス・エース 45-11)こばと。 1 (1) (角川コミックス・エース 45-11)
(2007/12)
CLAMP

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「これから試験が始まる。
おまえに希望を叶える資格が与えられるか大事な大事なテストだ わかってるか」
「はい 勿論です!!」

こばと。 1』本文より引用


傷ついた人の心を癒す小鳩といおりょぎのお話。
傷ついた人の心を集めてると小鳩の「願い」が叶えられるらしいが…

サンデーGXで「こばと(仮)」が連載されてたものの中断。
Newtypeで連載再開したもののなんかストーリーが続きじゃないぞ、と思ってたらNewtype連載分は前日譚で1巻のラストからGX版に続くという形になってた模様。

1巻ということもあり、色んな人と出会って人の心を癒したり失敗したりするんだけど、CLAMP作品からの登場人物おおいな(笑
こばと(仮)」の時からちょびっツの世界と繋がってることは分かってたけど(笑

ちょびっツの他に「ANGELIC LAYER」「xxxHOLiC」「すきだからすき。」の登場人物は確認。
なんかそういうのを発見しただけでなんか不思議とうれしくなるもんだなぁ(笑


2巻はGXと内容が被るハズだから、もしかして早く出たりはしないだろうかとちょっと期待。

【アニメ】CLANNAD 第10話

アニメ(番組)→CLANNAD
12 /26 2007
CLANNAD-クラナド-
第10回「天才少女の挑戦」

CLANNAD」第10話。
ここから「ことみ編」。

記憶が微妙にリセット!?(笑
いや…まぁ風子編のラストがラストだけにしょうがないんだけど。

また久々にコメディパートでほぼ構成されているので、それがなんか懐かしい雰囲気だった。

杏が妙に涼の片想いを気にしているというところを考えると、ことみ編に入りつつ杏編にも入ってたりするのだろうか。

それにしても涼の反応や仕草のなんと可愛いことか(笑
いっそメインのストーリーに組み込んでしまえばいいのに。

そして朋也が「渚の恋人?」と聞かれるたびにちょっとキョドるのが青春だよなー。
高校生ってあんな感じだよなぁ。
うん、よいです。
非常に(笑

CLANNAD 2 (初回限定版)CLANNAD 2 (初回限定版)
(2008/01/16)
神田朱未、桑島法子 他

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【ドラマ】CSI:マイアミ S1 第6話

海外ドラマ(番組)→CSI:マイアミ1
12 /26 2007
CSI:マイアミ Season1
第6話 魔の手(Broken)

CSI:マイアミ」シーズン1第6話。
KBSで放送が飛ばされた第6話がここにきて放送ヽ(゚∀゚)ノ

あらすじを見る限り、放送は本当にしんどい内容であることは予想されたけれども本当にしんどかった orz
これは放送を中止にされても仕方ない。

けれどもこういった幼児暴行事件に対する考えっていうのは日本で見知らぬフリをされているような現状だからこそ、こういうものは放送するべきだと思える。

非常に不愉快極まりない幼児暴行事件の内容。
見ていてかなりイライラきた。

そう思う原因が綿密に計画を立て、捕まらないための工作も万全にしてある犯人だからこその話だからだけど。
また途中で容疑者扱いされ、あることを理由に立件された性犯罪者の登場もかな。

犯罪抑止や危機感を持ってもらうという意味でも今回の話は放送されるに値する内容であると思うし、放送を見送ったにもかかわらず放送したKBSは本当によくやってくれたと思う。


CSI:科学捜査班 マイアミ コンプリートBOX 1CSI:科学捜査班 マイアミ コンプリートBOX 1
(2005/09/21)
デヴィッド・カルーソ、アダム・ロドリゲス 他

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【ドラマ】CSI:3 第11話

海外ドラマ(番組)→CSI:3
12 /26 2007
CSI:3
第11話 殺しのレシピ (Recipe for Murder)

CSI:3」第11話。

序盤を見て「SAW」かよっと思った(笑
食肉工場で起きる事件はちょっと勘弁。

かなり遠回りに謎が解明されたそのシェフの殺人事件よりも、女性の自殺の事件の方が心に響いた。

女性は何故ためらい傷もなく、一思いに死んだのかという謎から浮かび上がる驚愕の事実。
本意ではなく、その人を思ってしたことが裏目に出てしまう事件だったわけだけれども、証拠の一つである「涙」がなぜあの場所にあったのかという解明のシーンから見ている側も気分を沈められた orz

辛い。
その真相はあまりにも辛すぎる orz

CSI:3 科学捜査班 コンプリートBOX1CSI:3 科学捜査班 コンプリートBOX1
(2006/02/24)
ウィリアム・ピーターセン、マージ・ヘルゲンバーガー 他

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【ドラマ】新選組!! 土方歳三最期の一日 後編

日本ドラマ(番組)→新撰組!
12 /25 2007
新選組!! 土方歳三最期の一日 後編
(2007.12/20)

新選組!」の後日談「新選組!! 土方歳三最期の一日」の再放送。

いよいよ五稜郭の戦い当日。

投降か、それとも自分たちの国を蝦夷に作るために薩長軍と戦うのかの決断を迫られるところから後編。


侍たちの意思がどうやって後世に残されたか。
決して彼らは無駄死にをしたわけではない。
何を為そうとして死んでいったのか。
そういうところの演出に涙(;´д⊂

土方が死んだあとの島田や、ラストの市村のシーンを作ってあるところにそういったテーマがすごくよく出ていた。

後世に彼らが残したものがあった。
だからこそ今になっても語られるものとして残っているんだろう。

前後半で90分。
たったそれだけの時間のドラマなのだけれども、ものすごく濃いものを見れた気がする。

新選組!! 土方歳三最期の一日新選組!! 土方歳三最期の一日
(2006/04/21)
山本耕史、片岡愛之助 他

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【アニメ】機動戦士ガンダム00 第12話

アニメ(番組)→機動戦士ガンダム00
12 /25 2007
機動戦士ガンダム00
#12「教義の果てに」

機動戦士ガンダム00」第12話。

ついに刹那が主人公らしいことをやってのけてくれた(笑
「俺がガンダムだ」と言っている根源にあること。
それが少年時代に紛争の中で戦っていた刹那を助けてくれたガンダム。
だからそんな戦争をなくし、自分のような子供を出さないためにガンダムに乗っていたが自分は子供たちを助けることができなかった。

ようやく「俺がガンダムだ」というおまえは一体なにを言ってるんだwということが分かった気がする(笑


石油産出国である中東の国々から石油を取ってしまったらどうなるか。
経済が保てなくなり、列強の恩恵に預からないといけなくなる。
そうやって他の文化を受け入れざるを得なくなったときに、自分たちの宗教すら政治に利用されてしまうという事態が起こってくる可能性がある。

なんともリアリティのある展開で楽しかった(笑

だから中東、このアニメで描かれているアザディスタン王国は「AEU」という枠にも人革連にも微妙に属しない地域になっていたのか。
教義があるがゆえに他のところには属していなかったものの国連からの力を借りたことで、今回のような事件が保守派によって行われた、と。

なるほどなぁ。


沙慈君はガールフレンドにもその母親にも尻に敷かれるタイプだよな(笑

機動戦士ガンダム00 (1)機動戦士ガンダム00 (1)
(2008/01/25)
宮野真守

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【アニメ】コードギアス 第8話

アニメ(番組)→コードギアス
12 /25 2007
コードギアス 反逆のルルーシュ
STAGE8「黒の騎士団」

コードギアス」第8話。

さてルルーシュの行動開始。
黒の騎士団として武力を持たない者の正義の味方という看板を掲げて、再デビュー。
マスコミを使ってのアピールとブリタニアに対しての不信感を煽るような形をとったわけか…


スザクはやっぱり猪突猛進だよな(笑
個人を優先しないと言っておきながら結局自分の友人たちを最優先かいっ。
いや、正しくはあるんだけれども下手すれば部隊に混乱を招いたりとかさ…
ルルーシュやカレンの取った行動と比べるとスザクのは、うーん。

コードギアス 反逆のルルーシュ volume 04コードギアス 反逆のルルーシュ volume 04
(2007/04/25)
福山潤、櫻井孝宏 他

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【コミック】ひぐらしのなく頃に解 目明し編 3

コミック→ひぐらしのなく頃に解
12 /24 2007
ひぐらしのなく頃に解 目明し編 3
原作・監修:竜騎士07
作画:方條ゆとり
スクウェア・エニックス
ガンガンWING連載
ひぐらしのなく頃に解 目明し編 3 (ガンガンWINGコミックス)ひぐらしのなく頃に解 目明し編 3 (ガンガンWINGコミックス)
(2007/12/22)
竜騎士07

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悟史くんの失踪から1年 私はついに仇に辿り着いた
だけど真相は まだ 何も分かっていない
どうして 一体何のために 悟史くんは消されてしまったのか

ひぐらしのなく頃に解 目明し編 3』本文より引用

ひぐらしのなく頃に解』の『目明し編』3巻。

『罪滅し編』が救いに向かう反面、この『目明し編』は惨劇に向かってるよな…
『綿流し編』の解決編であり、圭一が見つけられなかった真実はいくつもこの3巻で明かされた。

詩音の視点で見るとこうなってしまうわけか。
詩音の悟史に対する敵討ちから、まるで詩音が被った痛みをすべて復讐へ費やしているような痛々しさが…

圭一が『罪滅し編』でGOODエンドへ向かっているのに対して、こちらの詩音はBADエンドへ直行中。

けれども、この『目明し編』での二面性はすばらしくよかったです。
例えば『鬼隠し編』や『綿流し編』で仲間たちとの楽しい日々と狂気に追われる恐怖が描かれているのに対して、ここでは狂気へ向かう様と愛情のあふれる優しさの二面性。

その両立しないような二面性だからこそ、見ている側はとても楽しく見られる気がする。

∀ki(あき)

自由に生きてます。
色々読んだり見たりしてます。

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