2010年 02月 04日
ブルックナーは踏切を鳴らしたか?
雪で遅れている京浜東北線の車窓からは、枯木に雪が残る冬枯れの景色が見える。
今朝もブルックナー交響曲九番を聴いている。
昨日クレンペラーの演奏で気になった「踏切の信号音」のような音は他の指揮者でも聞こえるかが気になり、自宅にある数少ないブルックナーのCDであるシューリヒトの演奏を聴きだした。
列車が田端付近を通過中に、問題の「踏切」の箇所にさしかかった。
しかし、確かに遥か彼方で同一和音の繰り返しのような音が聞こえないでもない。
しかしそれは余程注意していないと感じない程度。
少なくともクレンペラーのように、眼前に屹立する踏切で、まるで警報のように半鐘を鳴らしているような音はしない。
では、あの鐘を鳴らすのは一体誰か?
続きは次回、「誰が踏切を鳴らしたのか」で。
ブルックナーにはいくつかモテットがありとてもすばらしい曲です。まだお聴きでなければいつかの日に出逢われることがあればと思います。
コメントへのお返事遅くなり申し訳ありません。友人がかぐら川さんのコメントを読みブルックナーのモテットを聴き感動したようです。私も落ち着いたら早速聴いてみたいと思います。