「キラーヒート 殺意の交差」 : ヨーロッパ映画を観よう!
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「キラーヒート 殺意の交差」

「Killer Heat」2024 USA


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ギリシャ、クレタ島。海運業を営む大富豪の息子レオがフリー・クライミングで落下し死亡する。レオはエリアスと双子の兄弟。母のオードリーと共に会社経営の実権を握っているのはエリアスだった。警察はレオの死因は事故と発表。しかしエリアスの妻ペネロペが秘密裏に探偵を雇って事故の解明を目論む。やって来たのはアテネに暮らすアメリカ人のニック・バリ。彼は妻モニークに浮気されニューヨークの自宅からギリシャに住まいを移していた。ペネロペは依頼者が自分だということは秘密にしてほしいとバリに告げる…


探偵ニック・バリは金にモノを言わせたり、ウソをついたりしてかなり強引な捜査をする。レオの事件捜査を担当した刑事ゲオルゲス・メンサに面会し詳細を聞き出そうとするが、”事故と判断された。”と言われる。しかしその後メンサもレオの落下事故に不信感を抱いていたことがわかり、バリと手を組んで事件解明に奔走する。


最初から犯人が読めそうなクライムスリラーは今ひとつだった。ロケ地の美しいクレタ島や、リッチマンの館&ヨットはとてもゴージャス。観る気になったのは、お気に入り俳優リチャード・マッデンの出演があったから。マッデンは鍛え上げたのか筋肉ムキムキで、筋肉が増えると顔にシワができる?


主人公の探偵を演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットはどうも魅力に欠ける俳優。リチャード・マッデンを主人公にした方が良かったかも知れない。自分の過去を引きずり愚痴ってばかりいるニック・バリも面白くない。

探偵を雇ってまで事件の真相を探ろうとするペネロペがなぜ?だったが、真相が解明し納得。なんだかスッキリしない結末だったけど...。

シェイリーン・ウッドリーを初めて観たのは「ファミリー・ツリー/2011」。あれから13年。素敵な女優となった。


ニック・バリに「フローラとマックス/2023」のジョセフ・ゴードン=レヴィット。

ペネロペ・ヴァルダキスに「モーリタニアン 黒塗りの記録/2021」「フェラーリ/2023」のシェイリーン・ウッドリー。

エリアス”レオニダス”に「シタデル/2023」のリチャード・マッデン。

オードリーにクレア・ホルマン。

ゲオルゲス・メンサに「フリー・ファイアー/2016」のバボー・シーセイ。

モニークに「フロリダマン/2023」のアビー・リー。

監督はフィリップ・ラコート。


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by margot2005 | 2024-10-05 20:45 | Internet | Comments(0)