2023年 07月 21日
「クーダ 殺し屋の流儀」
「The Enforcer」2022 USA
犯罪組織の仕事を請け負うベテランの殺し屋クーダが出所してくる、仕事は一流だが掟を守る彼は、娘から警戒され妻からは敵意を向けられていた。そんな折、娘と同年齢の家出少女ビリーと出会う…
殺し屋が、誘拐された家出少女を救うため組織を追い詰めていく。自らの掟に逆らえない苦しみを身体をはって演じるバンデラス。バンデラスって冷酷無比な殺し屋より、正義の味方っぽいキャラがハマる。
<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション>では未公開のB級クライム・アクションを楽しみにしている。
今回、最初に鑑賞したのはバンデラス狙いの本作。スーパーB級映画で、バンデラスにクールなキャラはあまり似合わないけどラストのキメはバッチリ。このようなキャラは初めて?
ケイト・ボズワースは女ボス、エステル役ピッタリ!
ケヴィン・スペイシーと共演した「ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば/2004」でとってもキョートなサンドラ・ディー役がウソみたい。
ジェイソン・ステイサムの「バトルフロント/2013」で、非情な男を演じるジェームズ・フランコの妹役で出演していたのを思い出した。ケイトの役の方が非情だった。
ケイト・ボズワースはブロンドのイメージだけど、ブラックヘアーがボスらしい。
クーダに「コンペティション/2021」のアントニオ・バンデラス。
ストレイにモージャン・アリア。
エステルに「ラスベガスをぶっつぶせ/2008」「アリスのままで/2014」のケイト・ボズワース。
レクサスにアレクシス・レン。
ビリーにゾリー・グリッグス。
監督はリチャード・ヒューズ。
新宿シネマカリテ<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023>