2022年 07月 03日
「エルヴィス」
「Elvis」2022 オーストラリア/USA
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”ロック・シンガーとして音楽の世界に革命をもたらし、42歳の若さでこの世を去った伝説のスーパースター、エルヴィス・プレスリーの知られざる真実の物語。”
ラストにエルヴィス本人が映る。ライチャス・ブラザーズの名曲♪Unchained Melody♪を歌うエルヴィス最後のステージで、1977年8月16日に42歳で亡くなる数週間前の映像。♪Unchained Melody♪の後、30代のクールなエルヴィスのステージが一部あり(この映像は過去にBSで観た)。ドラマの中でもこのステージのシーンがある。
ソロアーティストとして史上NO1のレコードセールスを誇るスーパースター、エルヴィス。しかしヨーロッパでも日本でも公演を行わなかった。
かなり前にBSでエルヴィスのドキュメンタリーを観た時にマネージャーであるトム・パーカー大佐の存在を知った。彼はオランダからの不法入国者でアメリカから出国できなかった。
何はともあれオースティン・バトラーが大熱演でスーパー素晴らしい!彼は童顔っぽいけどエルヴィスになりきってる。オースティンは”エルヴィスの動画を何度も何度も見て研究した。”と語っていた。
シンガーではないけど歌えるオースティンの歌声はエルヴィスに似ているし最高のキャスティング。
エルヴィスの悲しみや寂しさ...それをオースティン・バトラーの目が語っていてnice。オースティン最高!
トム・ハンクスも体重を増やして(どう見ても映像加工)少々イヤな男を演じていているが相変わらず上手い。
映画は159分と長いが再び見たくなった。
大昔、実家にエルヴィスのレコードがあった。その数十年後、エルヴィスのファンでもないけど、何だか聞いてみたくてCDを買ったことがある。今も持っているけどi Phoneに入れていない。でも今回入れることに決めた。
ドキュメンタリー映画「エルヴィス・オン・ステージ/1970」で歌う、サイモン&ガーファンクルの♪Bridge over Troubled Water♪は圧巻!このMusicドキュメンタリーは何年も前に恐らくBSで鑑賞。今一度ぜひ観たい!!
エルヴィスがいなかったらThe Beatlesも生まれなかった。ジョンはエルヴィスの大ファンで彼に憧れていた。”僕らは4人で決められるけど1人で決断しなければならないなんて哀れだ。”とツアーライヴを続けることについて語ったのはジョージ。1966年を最後に彼らはツアーに出なくなった。
オースティン・バトラーは「Dune: Part Two/2023」で主要キャストにアナウンスされている。ティモテの「DUNE/デューン 砂の惑星/2021」はシアターで観れなくて家で配信で鑑賞。映像が素晴らしかったので「Dune: Part Two」はシアターで観たい。
ところで、エルヴィスが約束通り最愛のママ、グラディスに送ったピンクのキャディラックを初めとして車がゴージャスすぎてびっくり!50年代から60年代の車をキープしている映画会社(リッチな所有者から借りてるかも知れない?)はスゴい。
「Elvis」映画は本作も含めて3本ある。
ジョナサン・リス・マイヤーズの「Elvis:ELVIS エルヴィス/2005」と、カート・ラッセルの「Elvis:ザ・シンガー/1979」。カート・ラッセルはちょっと??だけど、TVミニシリーズ(2エピソード)のジョナサン・リス・マイヤーズ版が観たい!
エルヴィスに「デッド・ドント・ダイ/2019」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/2019」のオースティン・バトラー。
トム・パーカー大佐に「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書/2017」「この茫漠たる荒野で/2020」のトム・ハンクス。
プリシラにオリヴィア・デヨング。
グラディスにヘレン・トムソン。
バーノンにリチャード・ロクスバーグ。
B.B.キングに「WAVES ウェイブス/2019」「シラノ/2021」のケルヴィン・ハリソン・Jr。
監督、脚本、製作、原案は「ロミオ+ジュリエット/1996」「ムーラン・ルージュ/2001」「オーストラリア/2008」「華麗なるギャツビー/2012」のバス・ラーマン。
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TOHOシネマズ池袋
コメントありがとうございます。
ドキュメンタリーを見ていてエルヴィスの生涯を知っていたので感動でした。
今まで想像していたロックンローラーは世に反発するようなイメージでしたが
エルビスは単に歌を愛していたんだな~ということが分かっただけで観た甲斐がありました。
にしても、パーカー大佐にすべて操られた歌手生活には同情しまくりです。
あのピアノの前で歌うシーンは泣けそうです。マイクを持ってもらっていましたね。
エルヴィスってスーパー真面目なロックンローラーだったと思います。
歌うことが大好きだった偉大なるシンガー、エルヴィス!
海外公演を望んでいて、自分の飛行機まで持っていたのに、
パーカーのせいで...”兵役でドイツにしか行ったことがない”
というエルヴィスの言葉が悲しかった。
コメントありがとうございました。
オースティン良かったですよね~良く見ると似てないんだけど、歌い方といい声質といいダンスと言い仕草といい、とにかくそっくり!!
ラストのピアノのコンサートはやっぱりご本人だったのですね☆
トム・ハンクスのでっぷりとした姿は特殊メイクかな?と思いました。
こちらこそありがとうございます。
普段映画を見ない友人が”エルヴィス観たい!”というもんですから...
顔は似てないのだけど、一度歌い出すと、腰ふりなんか全く同じです!
オースティンの頑張りにオスカーは匹敵ですね。
ラスト、エルヴィス本人の♪Unchained Melody♪には泣けました。
トムはCG&着膨れのようですね。