2017年 05月 20日
「フリー・ファイアー」
「Free Fire」 2016 UK/フランス
1978年のボストン。ある夜、寂れた倉庫で武器取引が行われようとしている。しかしふとしたはずみから銃撃戦が勃発!2組のギャングが生き残りをかけて闘い始める…
ヴァーノンに「特攻野郎Aチーム THE MOVIE/2010」「マレフィセント/2014」のシャールト・コプリー。
オードに「ソーシャル・ネットワーク/2010」「コードネームU.N.C.L.E./2015」のアーミー・ハマー。
ジャスティンに「ルーム/2015」のブリー・ラーソン。
クリスに「プルートで朝食を/2005」「麦の穂をゆらす風/2006」「ダークナイト ライジング/2012」「レッド・ライト/2012」のキリアン・マーフィ。
ハリーに「マクベス/2015」「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出/2015」「シング・ストリート 未来へのうた/2015」のジャック・レイナー。
マーティンに「ベルファスト71/2014」「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場/2015」のバボー・シーセイ。
バーニーに「オデッセイ/2015」「奇蹟がくれた数式/2015」「ハイ・ライズ/2016」のエンゾ・シレンティ。
スティーヴォに「オン・ザ・ロード/2012」「ビザンチウム/2012」「フランス組曲/2014」のサム・ライリー。
フランクに「ブラック・シー/2014」「ロブスター/2015」のマイケル・スマイリー。
ゴードンに「ニュー・ワールド/2005」のノア・テイラー。
監督、脚本は「ハイ・ライズ/2016」のベン・ウィートリー。
オープニングに“人は銃で撃たれてもすぐには死なない”と言う説明がでる。監督自らFBIの調書を片っ端から読んで結論に達したらしい。映画やTVドラマで、撃たれてすぐに死ぬのは嘘ということ。撃たれても中々死なない様子を描いているものもあるが、どうやらそれが本当らしい。
で、本作に登場する人間はマジで中々死なないのだ。“病院に連れて行ってくれ!”なんて台詞も飛び出すほど。誰も連れて行かないけど…そう、皆撃たれているから病院に連れて行く人がいない。
とにかく銃で撃たれてもあれほど死ねないって、死ぬほど、いや死ねないばかりにめちゃくちゃ苦しいのではないか!と思った次第。
「ハイ・ライズ」と本作の2本しか見ていないので何とも言えないが、監督ベン・ウィートリーは破壊が大好き!?
映画の舞台は銃を撃ちまくる寂れた倉庫のみ。ブラック・ジョークとdirty word満載のドラマ。密室の心理ドラマは多々あるけど、これほどシンプルにただ撃ち合うだけの物語って初めてかも知れない。
この映画を見ようと思ったのは大好きなキリアン・マーフィの出演に惹かれたから。キリアン・マーフィ映画をシアターで見たのは久しぶり。今後公開予定の「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦/2016」と「ダンケルク/2017」が楽しみ。
唯一の女ギャング役でブリー・ラーソンが出演。「ルーム」でアカデミー主演女優賞に輝き、いきなりメジャーな女優になった彼女がB級映画に出演していて面白い。アーミー・ハマーは身体がデカいからか貫禄たっぷり。ジャック・レイナーやサム・ライリーも冴えない男を頑張って演じている。本作は出演陣が多彩なところが一番の見所かも?そしてやはり女は強い!
新宿武蔵野館にて
足とかお尻とか結構撃たれてましたが
みんな死にたくないから必死だったのが可笑しかったです。
『ダンケルク』はすでに期待値マックスです(笑)
こんばんは。
たまにこういった映画を見るのも好きです。
銃の撃ち合いが勃発し、誰が見方か?敵か?わからなくなりながら見ていました。
ホント皆必死でしたね。
俳優はやはりスゴいです!痛くもないのに痛い表情を表現するのですから...。
『ダンケルク』楽しみですね!