人生とはサービス(貢献)である 2024年09月
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人生とはサービス(貢献)である
目の前の人をちょっとハッピィにしたい
影響力ある企業トップも成長するセミナー

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今週の個人向けセミナーは、オール60代、理事長、顧問を務める

組織でもっとも影響力がある職位の方々でした。



テーマである行動科学的な教え方とは、

人間の行動を心理的、脳科学的に理解し、効果的に指導する方法です。

そして、部下に安心感を与え、意欲を引き出す関わり方ができているか

あらためて振り返ります。




アメリカで長年研究された“この教え方”は、外資系企業、ディズニーリゾートでも活用されています。

残念なことに日本企業のほとんどは、上層部が“この教え方”の存在を知らず、社員に教えていません。

これをとり入れると、勤勉でまじめな国民性の日本人は、最高の力を発揮し始めます。




組織の人間関係が悪化してしまう原因のひとつが、指導がうまくいかないことです。

「教えているのにスタッフがきちんとやらない。やる気がない」と、

上司はついイライラして厳しい態度になってしまいます。

すると職場の雰囲気が悪くなり、スタッフは萎縮する。辞める人が出る。

お客様にその雰囲気は伝わり、お客様が減り、売上は下がるという悪循環に陥ります。

この状況を根本的に解決するのが「教え方」の技術です。


このセミナーに参加した方々が

「もっと早くこれを知っていたら・・・」と口にします。

教え方が一挙に効果的になります。

もうイライラしたり、腹をたてたり、ガッカリしたりしなくてすみます。


今回、神戸からご参加くださった会社顧問の方(60代女性)から

このような感想をいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分を振り返り、自分がしてきたやり方では 

相手に響かなかった事が理解出来ました。

考え方を変えてみる良い機会になったと感謝を申し上げます。

自分ではなく、相手を何とか変えようと一生懸命になっていましたね。

学んで、自身を振り返り考える…

私の今からの大きな課題になりました。練習、練習!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




来月以降も開催予定です。


​​​​​​​10月16日(水)10:00~17:30 受付中

11月19日(火)10:00~17:30 受付中


 詳しくはこちらでご覧になれます

        ↓
  行動科学的な教え方 入門


人生とはサービスである

ブログのタイトルにしている

人生とはサービスである という言葉は、

近代ホテル産業の父と呼ばれるエルズワース・ミルトン・スタットラーの言葉です。


私は昔この言葉に出会って、俄然やる気がでました。


サービス業は、一生をかけるに値する仕事だと思えたからです。

ここでいうサービスとは、貢献という意味です。

あなたの力で誰かを楽にする。楽しんでもらう。

専門の知識や経験をもって助ける。

優れた商品を紹介する。

元気になってもらえる時間と場を提供するなど。

サービスのプロをアスリートに例えれば、フィギャースケーターです。

フィギャースケーターはその華やかさで見る人を魅了します。

しなやかでありながらタフな肉体と精神の持ち主です。

サービスのプロも同様に、どんな状況であってもさわやかにお客様の気分を一新します。


いい仕事トリミング版300





サービスの質で成功に導くには

職場は、家庭教育、学校教育に次ぐ

人生における最後のもっとも良い教育機会です。

「経営管理者であるということは、親であり教師であるということに近い」

ピーター・ドラッカー『現代の経営』


組織の一員として日々働iいていると、つい忘れてしまうことがあります。

それは、私たちの給料を支払ってくれるのは誰かということです。

答えは社長ではありません。

私たちの給料を支払ってくれるのは、お客様ひとりひとりです。

そのお客様に直に接するスタッフの教育に力を注ぐことは、

お客様へのサービスの質を向上させることに直結します。


そのためには、指導者が必要です。

指導者は、何を学べばいいのか?

国家資格があるわけではないので、多くの方から質問があります。


そうはいっても、どこで学べるの?

そんなに時間はかけられない。という方のために、

マナーセンスでは、30~60代以上の方々に役立つ

「個人向けセミナー」を開催してきました。

今年で17年目に突入です。

猛暑の間はお休みしていましたが、来週から再開です。

ただ今、11月分まで受付中です。ぜひご参加ください。
     ↓
自己流からプロ流へ! 個人で参加できる接遇セミナー


ディズニー流に学ぶ 上司の礼節

★★★ディズニー流に学ぶ 上司の礼節 ★★★

3300億円投資できるトップは何をしてきたのか



経営に携わる方からの質問です。

TDRが新しいテーマポート、ディズニーホテル、アトラクションと
次から次へと事業を拡大する経済力があるのは、企業として成功している証。

その秘訣で一番大事なことは何だと思いますか?


私なりの考えをお伝えします。


来る2028年、日本でもディズニークルーズが就航するとの発表。

投資額は、3300億円。


記者会見に登壇していた幹部は、私にとって懐かしい顔ぶれでした。

会長が、私が働いていたホテルを訪れ、

「いつもありがとう!」と満面の笑みで感謝してくれたこと。

社長は、私たちの話をいつもよく聞いてくれたこと。

若いキャストも、臆することなく気軽に話をしていました。


ゴールデンウィークや年末年始の繁忙期、

幹部は休日を返上して出勤し、私たちを励ましてくれたこと。

今振り返ると、なかなか実践できることではないと

感謝の念が湧きます。

他の会社から転職してきた管理職は、

その振る舞いを見て、自然にまねをするようになっていました。

東京ディズニーリゾートでは、41年前から当然のように

行われていることなので、特別なこととは、誰も思っていないでしょう。

大きな組織でしたが、人の温かさがあふれていたことが思い出されます。


【最優先で教育すること】

人間は、感情の生きものです。

相手のちょっとした無礼な態度に気分を害し、

心理的に大きな溝ができてしまいます。

旧知の間柄でも一度関係性がこじれてしまうと

修復が困難なように、職場の人間関係はなおさらです。


相手がどんなに職位の高い上司であろうと、

自分に無礼な人の言うことを

誰も 聞こうとは 思いません。



職場の雰囲気は悪化していき、働く人の意欲を奪います。

仕事の質は落ち、心身の不調で休む人、辞める人が増え、

果ては経営状況を圧迫するようになります。


お互い敬意をもって接するという信条を共有し、

上司が手本を見せることで、それは防げます。


【上司の礼節】

これが、成功する秘訣のひとつです。

具体的なデータがほしいという方は、

Think CIVILITY 
「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である 
「職場の無礼さ」の研究、20年の集大成! 

クリスティーン・ポラス著


を一読することをお勧めします。

社内の人間関係が悪化することで

企業がどれだけの損害を被ることになるかが分かります。

その解決策も記載されています。


日本の企業は、顧客への接し方は気にかけますが、

働く人どうしの礼節(お互いを尊重する接し方)を

教育する企業はほとんどありません。

その発想がないのが盲点です。

しかし、これからでも決して遅くはありません。

東京ディズニーリゾートでは、開業の41年前から

本家アメリカのディズニー流が実践されています。


ご存知のようにアメリカは、他民族国家。

宗教、価値観、常識、すべてが人それぞれ異なります。

お互いを知ることから始め、

良い人間関係(チームワーク)を育むことの大切さ、

誰もが安心して居られる職場にすることを目指します。


仕事のしかたを教えるのは、いつでもできます。

礼節を教育することが、後になってはいけないのです。


その教育方法は、理屈を言って聞かせるよりも

上司が手本を見せることが最も効果的です。


部下は、上司が想像する以上に

上司の振る舞いをこと細かに見て、感じています。

良い変化には、良い影響を受けます。



*上記は、私の体験、個人の考えです。

2024年9月2日 発行 メルマガ




プロフィール

湯佐 弘子(ゆさ ひろこ)

Author:湯佐 弘子(ゆさ ひろこ)
マナーセンス 代表

マナーは思いやり、
センスは意義、

思いやりの意義を考える
場を創ります。

サービスプロフェッショナル
コーチ:

サービスを職業とする方の
心技体を高めるお手伝いを
します。

30代~50代の
プロのための
学びを提供しています。



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