インド:ゴルフ場: インド駐在ブログ:マカイバリ紅茶日記

カテゴリー「インド:ゴルフ場」の4件の記事

2008年2月13日 (水)

Indian Mastersゴルフトーナメント2

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

本日は昨日のつづきです

インドのゴルフファンを夢中にさせた4日間。
この大会を制したのは、なんとインド出身のS.S.P. Chowrasia 。
キャディーの子どもとして育った彼が、世界一流の選手を制して、
しかもこのインドで優勝したことは、インド中のゴルフファンを沸き立たせました。

翌日の新聞には、”スーパー・チューズデイ”を文字って
”スーパー・サンデイ”と一面に大々的に掲載され、
その日ちょうど行われたクリケットの試合と共に、
”インドの2大スポーツの大会が行われた日曜日”と
紹介されました。

さて、今回のゴルフは実は人間だけが楽しんだのではなく、
デリー・ゴルフ・クラブに住む愉快な仲間たちも観戦を楽しんだのでした。

4日間のトーナメント。
普段はフェアウェイ上で寝転んだり、走り回ったりしている動物たちも
さすがに追い払われ、最初の2日間はおとなしくしていたのですが・・・・・。


3日目には我慢しきれなくなり・・・


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孔雀の女性陣。 ちょっとちょっと、あの選手かっこい~。

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僕の羽、綺麗でしょっ!


こらこら君たちっ! と叱られても、やいのやいのと次々と登場。


あれっ?ゴルフ場の人気者、ハニーちゃんはどこへ行った?

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あたしはここよ。テレビ中継なら任せて。


ハニーちゃん、ちゃっかり中継車の助手席を陣取って、ゴルフ観戦していました。

人間が大好きなハニーちゃんはゴルフ場の人気者。
トーナメントの前日に行われた親善試合では、12番ホールから18番ホールまで人間と一緒に移動し、エルス選手が最終パットを決めようとしたときにはグリーンに登場。オメラ選手に頭を撫でてもらって上機嫌。


デリー・ゴルフ・クラブは世界でも珍しく、大都会に立地するゴルフ場です。都市開発が進む前、デリーには豊富な緑があり、動物たちが野生のまま生息していました。しかし開発とともに、都市部の緑は減り、動物たちはこのデリー・ゴルフ・クラブへ逃げてきたと言われています。体長2メートルを超える鹿、ジャッカル、みみずく、鷲、孔雀、猿、犬、猫、マングース、りす、そして無数の鳥たちが、ゴルフ場の森(ブッシュ)の中で生活しています。

動物たちには、ゴルフ場の会員でもある獣医さんがつき、いつでも無料で診察が受けられるシステムになっています。


そんなこんなで、愉快な仲間たちも4日間を満喫したのでした。

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どうぞよろしくお願い申し上げます。


石井博子
ニューデリーより

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2008年2月11日 (月)

Indian Mastersゴルフトーナメント

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在ブログ。

2月4日~10日、ニューデリーの「デリー・ゴルフ・クラブ」は
ヨーロピアン・ツアーの一環で「インディアン・マスターズ」が開かれ、
それはそれは、大勢のゴルフファンでごった返していました。


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噂されていたタイガー・ウッズは、残念ながら来ませんでしたが、
世界各国から120人もの選手たちが集まりました。


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都会のど真ん中に位置するデリー・ゴルフ・クラブ。
日本でいえば、霞ヶ関に18ホール+9ホールのゴルフ場があるようなものです。16世紀のムガール王朝時代に建てられた遺跡をそのまま残し、豊かな緑に囲まれ、様々な動物たちが生息しているのが、このコースの特徴。

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大御所マーク・オメラ選手(右)とインド期待の星アルジュン・アトワル選手

オメラ選手は大変気さくでひょうきんな方で、
「こんにちは。アメリカから来たマーク・オメラです。よろしくね」と
ご自分から手を差し出して握手してくださいました。


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いつもテレビで観ていた選手が、目の前で自己紹介してくださるなんて、
ちょっと不思議な気持ちになりますね。

オメラ選手は今回の参加者で一番年長だったのですが、さすが長年の実績があり、常に笑顔で安定したスコアでした。


そして、今回最も印象的だったのがこちらの選手。


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南アフリカのアーニー・エルス選手。
世界ランキング5位です。

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大きな体と伸びのびとしたスイング、大らかでひょうきんな性格の選手で、練習中やプレーの後に行われた一般向けの講習会では、冗談を言って皆を笑わせました。

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最終日の練習風景。一緒にまわる選手と談笑中。


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エルス選手を一目見ようと、ギャラリーも大勢。

エルス選手は初日、ワンホールで5オーバーもたたいてしまったのですが、3日目には8バーディーをとる快挙。怪物ぶりを見せてくれました。しかし最終日はスコアが伸びずじまい。


最後の最後まで攻めのプレーで、他の選手が3番ウッドで打つところをドライバーでグリーンわきまで寄せたり、とギャラリーにとって大興奮のプレーをしてくれました。


エルス選手もおっしゃっていましたが、デリー・ゴルフ・クラブはフェアウェイの幅が狭く、両脇に深いブッシュがあるため、飛距離のある選手にとっては、少しのぶれが命取りになるようです。

一般向けの講習会でエルス選手が興味深いことをおっしゃっていました。

 「私はこう見えても、案外信じやすい人間なんです。
ティーは必ず白しか使いませんし、練習はまず奇数のアイアン、次に奇数のウッドで練習し、その後に偶数のを使うんです」。

「朝起きたら瞑想をし、ジムで汗を流してから試合に臨みます」。

あれほどのギャラリーに囲まれながらプレーするのは、よほどのプレッシャーだと察します。世界を制する一流プレーヤーであり続けるには、やはり精神的にも強くあり続ける必要があるのだと、改めて実感しました。

つづく

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2006年10月 6日 (金)

プール@デリーゴルフ場

インド・ニューデリーからお届けしているマカイバリジャパンのインド駐在日記。

先日インド人的健康法についてお伝えしましたが、私もインドの人の健康法を見習って水泳を始めることにしました。デリーゴルフ場にはプールがあります。

毎朝7時からインド人の友人にプールサイドでヨガを教えてもらい、その後、このプールで泳ぎます。ゴルフ場にあるためか、インドでは水泳が人気ないのか、泳いでいる人はあまりいません。今日はこんな広いプールを独り占め。

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このプールの特徴は遺跡に囲まれていることです。

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というのも、ゴルフ場を建設するときに、その土地にいくつかあった17世紀のムガール王朝の遺跡(王族の墓)をそのまま残した形で、レイアウトにいれて設計をしたそうです。ゴルフコースを歩くと、途中で遺跡を見ることができます。

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この遺跡はプールの裏側にあるもの。古いので、常にメンテナンスが必要です。

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イスラム建築様式があちらこちらに施されています。

誰もいないプールでゆったりと泳ぎ、ふと遺跡を見るとムガール王朝の貴族になった気分になります。


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2006年9月 4日 (月)

夏の終わりと孔雀たち

インド・ニューデリーからお届けしている
マカイバリジャパンのインド駐在日記。


更新が遅くなり、申し訳ありません。
「日本は涼しくなって、秋の気配が訪れた」と
東京オフィスから連絡がありました。


こちらデリーも、モンスーン(インドの雨季)の影響で
大雨が降り、涼しくなりました。


久々に訪れたデリーゴルフ場でも

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何百年も昔に建てられた遺跡を囲むように

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ブーゲンビリアが咲き乱れ、そろそろ夏の終わりを告げています。


涼しくなった夕方には、

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孔雀が

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友達と一緒にゴルフを観戦中。

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小さな鳥たちも孔雀のお友達。
孔雀はとても人懐っこく、人間を怖がらないばかりか、
せっかくグリーンにのったボールをくわえて
どこかへ移動してしまうイタズラだってしてしまいます。


遊びつかれたら
涼しい風に吹かれながら

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みんなで木の上でお昼寝。
(孔雀はあの大きな体で空を飛ぶのです)


45度にもなった猛暑が嘘だったように、
ゴルフ場には爽やかな風が吹き、
動物たちも活発に活動(イタズラ?)するようになりました。


道端には牛が、
ゴルフコースには孔雀が闊歩する
涼しくなったデリーからお届けしました。


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