常州牛堀(4)
常州牛堀(潮来)は霞ケ浦が銚子の方に流れる常陸利根川の入口に当たります。
昔も霞ケ浦を通った高瀬舟はここから常陸利根川を通って途中利根川に合流して銚子または利根川を登って江戸まで船で行けました。
しかし銚子の方まで行くのは時間もかかり外浦なども通るため、ここから利根川まで繫ぐ運河の役目をする横利根川が整備されたのです。
でも利根川が多雨で氾濫するとここを通って霞ケ浦が増水して土浦や高浜は洪水被害が絶えませんでした。
高浜地区などの増水の記録は比較的最近まであったようです。
この横利根川に水門ができ、また常陸利根川と利根川が合流するところに水門ができ、さらに霞ケ浦の堤防の高さを整備して今ではほとんど水害は聞かなくなりました。
逆に門を締め切っていると霞ケ浦の水質がどんどん悪化して、以前海水浴ができたこの霞ケ浦も昔からは全く想像もできないような水質の悪化が起こってしまいました。
土浦も高浜も夏場にはアオコが発生して近くを通るにも悪臭がする状態が続いています。
世界湖沼会議なども開けれて何とかこの水を浄化する算段が取られてきてはいるのですが、政治的な利権も絡んでいるようであまり進展していないように思われます。
堤防も整備が行なわれたので水門の長時間開放を検討する時ではないかと思います。
今日は昔の牛堀のイメージが多少残る対岸に行って、反対側から牛堀を眺めてみました。
こちらは横利根川で茨城県と千葉県の境界になっています。
このあたりは常陸利根川の雰囲気が残っています。
川沿いには葦などの水草が生え、水鳥もたくさんいます。
近づくと一斉に逃げ出します。
対岸が牛堀地区です。
この下流側が水郷潮来です。
上流側には国道51号線の橋があり、この橋(北利根橋)の向こう側が霞ケ浦です。
前にここから霞ケ浦を眺めて「霞みの郷」の言葉を思い出していました。
国道51号線は水戸から千葉までを結んでいますが鹿島神宮と香取神宮を結ぶ道でもあります。
また成田も通ります。
ここから利根川まで横利根川が流れており、川の両端に水門があります。
こちらが新横利根閘門で、利根川側は国の重要文化財に指定されているレンガ造りの「横利根閘門」があります。
このブログでも何度か紹介しています。
段々とブログネタがつながってきます。
昔も霞ケ浦を通った高瀬舟はここから常陸利根川を通って途中利根川に合流して銚子または利根川を登って江戸まで船で行けました。
しかし銚子の方まで行くのは時間もかかり外浦なども通るため、ここから利根川まで繫ぐ運河の役目をする横利根川が整備されたのです。
でも利根川が多雨で氾濫するとここを通って霞ケ浦が増水して土浦や高浜は洪水被害が絶えませんでした。
高浜地区などの増水の記録は比較的最近まであったようです。
この横利根川に水門ができ、また常陸利根川と利根川が合流するところに水門ができ、さらに霞ケ浦の堤防の高さを整備して今ではほとんど水害は聞かなくなりました。
逆に門を締め切っていると霞ケ浦の水質がどんどん悪化して、以前海水浴ができたこの霞ケ浦も昔からは全く想像もできないような水質の悪化が起こってしまいました。
土浦も高浜も夏場にはアオコが発生して近くを通るにも悪臭がする状態が続いています。
世界湖沼会議なども開けれて何とかこの水を浄化する算段が取られてきてはいるのですが、政治的な利権も絡んでいるようであまり進展していないように思われます。
堤防も整備が行なわれたので水門の長時間開放を検討する時ではないかと思います。
今日は昔の牛堀のイメージが多少残る対岸に行って、反対側から牛堀を眺めてみました。
こちらは横利根川で茨城県と千葉県の境界になっています。
このあたりは常陸利根川の雰囲気が残っています。
川沿いには葦などの水草が生え、水鳥もたくさんいます。
近づくと一斉に逃げ出します。
対岸が牛堀地区です。
この下流側が水郷潮来です。
上流側には国道51号線の橋があり、この橋(北利根橋)の向こう側が霞ケ浦です。
前にここから霞ケ浦を眺めて「霞みの郷」の言葉を思い出していました。
国道51号線は水戸から千葉までを結んでいますが鹿島神宮と香取神宮を結ぶ道でもあります。
また成田も通ります。
ここから利根川まで横利根川が流れており、川の両端に水門があります。
こちらが新横利根閘門で、利根川側は国の重要文化財に指定されているレンガ造りの「横利根閘門」があります。
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段々とブログネタがつながってきます。
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