2021年11月 まほらにふく風に乗って
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黄葉前線も大分下りてきました。

 昨日は急に用事ができて県北の大子町の方まで出かけて来ました。

山々はかなり色づいてきて、いよいよ黄葉シーズンが始まったという感じでした。
もう1週間位したら見頃を向かえると思います。

まあ早朝に大きな地震もありましたが、周りは特に変わったこともありませんでした。
奥久慈地方も台風などでは大きな被害も出てどうにか復旧したばかりですので、これからコロナもある程度抑えられているので観光シーズンに期待が膨らんでいると思います。
大きな災害もコロナも何事もなく、楽しんで観光が出来ればと願っています。
ただ私はあまり混雑するのは苦手なので、このように人があまり行っていない時期が好きですね。

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上小川駅の少し手前で久慈川が大きく蛇行している場所があります。
川が輪を作るように蛇行し、水郡線の鉄橋と川や山の景色が素晴らしい場所です。
上の写真は「宮平橋」からの眺めです。車を置いて橋まで歩いてそこで撮影しました。

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この左手の黄葉が美しい丘(山)は戦国時代には頃藤城(小川城)があった場所です。
ここで潮来の行方四頭の一人「島崎氏」親子が殺害された場所です。
佐竹氏の呼び出しで出かけた島崎氏親子。
常陸太田からここにつれてこられて最後はここで亡くなりました。
(南方三十三館仕置き事件)
こういうことも知ると、見える景色も違ってきます。
この宮平橋とすぐ続いて、久慈川が輪の字に蛇行しているので、もう一つ橋が架けられています。
そちらの橋は「御城橋(みじょうばし)」といいます。
ここの上にあった中世の山城「頃藤城(小川氏)」に名付けて付けられたといいます。

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大子の紅葉ももうすぐですね。
紅葉寺として有名な「永源寺」の紅葉もだいぶ色づいてきたのではないでしょうか。
ただ土日は結構混雑します。駅近くの駐車場から歩くのも少し距離がありますね。
普段でしたらお寺の駐車場が使えるのですが、混雑時は駅近くの臨時の駐車場になりますね。



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常陸大宮・太田 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/02 10:15

椢の沢林道

 今日は先日行った大子方面の小さな林道のお話です。

水郡線の常陸大子駅の少し手前に「上小川駅」がありますが、その駅の少し先から西に久慈川を渡って常陸大宮市美和へ貫ける県道があります。
ここは大沢川を左手に見ながら川沿いを進みますが、この川には途中何本かの比較的小さな川(沢)がそそいでいます。
久慈川を渡ってから2kmほど行った左手に大倉沢という川が注いでおり、ここには大倉沢林道が沢沿いにあります。
さらに1kmほど県道を進むと少し変わった場所に出ました。

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「林道 椢の沢」となっています。さて「椢」は何と読むのでしょうか?
「クヌギ」だそうです。いわゆるドングリの木です。
一般には「椚」とか「橡」、「櫟」などと書く場合が多いようですが、クヌギの語源が「くにのき(国の木)」などとの謂れ話も存在するので「椢」とも書くようです。

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黄葉がきれいな林道で、その脇に大きなコンクリートの壁が設置されています。
奥の方まで続いているようですが、あまり深追いはやめておきます。
少し先で引き返しました。

地図で見ても1~2km程で終点のようです。その先は愛宕山という山から流れてきているようです。
家も直ぐ先に1軒あるだけで山道になってしまうようです。

もっともこの愛宕山には昔の金山跡である栃原からの方が上りやすいようです。

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それにしても、この高いコンリートの壁は何のために設置されたのでしょうか。
林道の反対側は上の写真のように広場になっているだけで、高圧線鉄塔があるのみです。
かなり古そうなので現在の県道の反対側から土石流などが昔あったのでしょうか?
理由は分りません。
近くには「冥賀平」というバス停があります。

今の時期は何となくこんな道も何処へ続くのか興味を引きますね。
山の黄葉がまぶしいですね。


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常陸大宮・太田 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2021/11/03 09:30

大沢川をたどって

 「椢の沢 林道」地点から更に大沢川沿いを進むと栃原金山の看板のあるところを通ります。

辺りはだいぶ山の木の葉の色も紅葉・黄葉していて少し散歩してみたくなりました。

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陽を浴びた木々が北綺羅輝いています。

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川沿いに道が付いています。 少しだけ辺りを散歩してみました。
川向こうの山もかなり色とりどりに変化しています。

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更に少し車で進むと、川に降りる道が付いていましたので下へ降りて見ました。
木々に陽がさえぎられていましたが、苔むした斜面を滑らないように用心して下りました。
辺りには誰もおりません。
シイタケ栽培? 原木の様な木が並べられていました。
川(大沢川)の法面はコンクリで固められていましたが、苔むしてそこに陽が差して、なかなかきれいでした。

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この辺りも大雨が降ればきっと怖いかもしれませんね。
しばべて見ると、危険箇所に指定されているところが道路沿いに結構ありました。
裏山から土石流など・・・ 
景色はよく生活もさほど不便ではないようですが、最近の気候変動によって危険度が増しているのかも知れません。
私も時々この地に用事があってくるのですが、大雨の時、台風の後、地震の後、気温が低くて道路が凍るような時は努めて避けるようにしています。

ただ住んでおられる方は、野菜を作ったりする以外に庭などにきれいな花を植えている家庭が多いですね。
心が温まり、通るたびになにかホッとします。

日本の山間部の原風景を見るようです。



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常陸大宮・太田 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/03 13:27

常陸大宮市山方の芋煮会用の大なべ

 常陸大宮市の山方宿では毎年11月に日本一の大なべによる芋煮会が行われてきましたが、今年もまた中止になったようです。
(記事 ⇒こちら

先日、近くを走っていたら、この大なべが展示されていました。
まあ、これもいつも置かれているのですが、初めて近くによって写真を撮ってみました。

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場所は国道118号線を常陸大宮・道の駅「かわプラザ」の少し先の道路沿い右側です。
反対側には有名な「舟納豆」の大きな工場があります。
舟納豆の売店は右側のもう少し先です。

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直径3.5mで10,000人分ほどの芋煮を作るようです。
芋煮会はここからクレーンで久慈川の河川敷広場に運ばれて行われていたようです。

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県道188号線をさらに大子方面に進むと「山方宿」の交差点に出ます。
正面にトンネルがありますが、この上辺りの戦国の世に山方氏の城がありました。

佐竹氏の南方33館仕置きではここで鹿島氏親子が亡くなりました。
供養の五輪塔はこの信号の左側の寺にあります。

信号を右に進むと、「三太の湯」と「金砂の湯」という日帰り温泉施設が2箇所あります。
どちらも好きな温泉です。






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常陸大宮・太田 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/04 12:47

常陸大宮・道の駅「かわプラザ」

 常陸大宮市に道の駅「かわプラザ」がオープンしたのは今から5年以上前の2016年3月。
国道118号線沿いに出来た道の駅も、近くに似たような施設がないので、結構賑わっています。

私も年に何回か横を車で通るのですが、車が多いのでいつも立ち寄りませんでした。
でも今回はトイレ休憩に立ち寄ってみました。

まだ新しいのでトイレもとてもきれいです。
常陸大宮の街中から水郡線に沿って国道118号線で、山方宿の少し手前にあります。
しかし、今回の私のルートは石岡から石塚街道で、城里町(旧桂村)の阿波山上神社の先を東に曲がっていわゆる「ビーフライン」を走って、この118号線に出ると、この道の駅のすぐ近くに出ます。

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建物は2つに大きく分かれていて、右側が、各種食堂などのフードエリア。
常陸牛の市場がこのビーフラインにありますので、常陸牛の料理なども人気なのでしょうか。

左側が地元野菜や果物などが買える産直品エリアです。

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郷土玩具などに混じって木彫り「ふくろう」置き物などもありました。
鷲子(とりのこ)山上神社の関係でしょうか。
また、民話手ぬぐいなども置かれていました。

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奥久慈特産リンゴなどもいまがシーズンですね。

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この日は平日でそれ程混雑していませんでした。
興味がありましたら、近くにくる時には立ち寄って見ませんか?


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常陸大宮・太田 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2021/11/05 11:47

くれふしの里古墳公園

 常陸国風土記に書かれている「晡時臥(くれふし)山」伝説。
今ではすっかり水戸の西端にある笠間市との市境のやまである「朝房山」とされている。

しかし、この蛇の子を産む「くれふし山の伝説」は三輪山伝説の展開を考えるのにとても貴重な話で、最後はふもとの「片岡」の地に祀られる。
この朝房山の近くには片岡の地名はない。
そこで、常陸国国府(石岡)近くにある竜神山(村上山)が晡時臥山であるとの話もあったが、声の小さな勉強嫌いな石岡市民は声を上げることはない。
麓には片岡という地が存在しているし、この風土記の話しはそのまま石岡地方の昔話として伝わっている。

お話しは ⇒ こちら(蛇の子を生んだ奴賀姫) 

今回この古墳公園の横を昼時に通ったのでここの駐車場で持って来た弁当を食べに立ち寄った。

人も少なく、ゆったり駐車していられるのは有難い。

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こんな古墳を眺めながら・・・・

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駐車場には若いお母さんと女の子を連れた二組の家族が遊びに来ていた。

子供同士が同じ年頃なのでお友達なのでしょう。
嬉しそうに手をつないで公園の中に入っていきました。

時間の制限はありますが、係りはいませんので誰でも入園は無料です。
この日没が早くなると夕方は4時までですが、春から夏場は5時までです。

中は「展望台:はにまる君」があるくらいで、あまり遊具はありませんが、
こういうところでのんびり遊ぶのもいいですよね。



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水戸・茨城・ひたちなか | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/06 07:20

いつのまにかホトケノザ・・・

11月の最初の土曜日。
ふるさと風の会の定例の会報印刷日。
これも毎月A420~24ページを発行するとなると、結構大変。
今回が186号。
15年以上欠かさずに発行してきたので、間違いや訂正モレなどは読む方には申し訳ないがご容赦いただくしかない。
会員数が少ないので、記事も毎回大変。
それでも皆さん時間に遅れながらも休まないと必死で原稿を出されている。
ぎりぎりになることも多く、手書きの方もおられる。
まあいつまでつづけられるか・・・。
現在のところは200号(再来年1月)までは続ける予定。
どなたか若い方が歓迎なのだけれど会に入会されませんか?

さて、昨日は天気が良く、あつまった事務所前の空き地の雑草の中に可憐な花が・・・

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よく見るとホトケノザのようです。
春早く咲くはなのイメージがあるのですが、11月になったばかりなのにもう咲いていました。

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春の七草のホトケノザとは少し違うようであまり食べないようですね。

会報の印刷を先にやってしまっていたので、紙折りと製本だけで11時頃には終了でした。

会員お方から差し入れいただいた「ジャンボどら焼き」。あんこがたっぷりです。

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半分にして分けましたが、それでも大きすぎるくらい。
1/4くらいが丁度よいかもしれません。

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このどら焼きは小美玉市小川の「菊寿庵」さんのものです。
老舗の和菓子屋さんですが、このジャンボどら焼きは人気のようです。

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街中風景 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/07 11:04

島崎氏終焉の地後編

 以前(2ヶ月ほど前)、本ブログで「常陸国における源平合戦」として記事を連載して来ました。
この時に、潮来に城を構えていた平氏一族(行方氏一族)の島崎氏の終焉の地を紹介しました。
(記事は ⇒ 常陸国における源平合戦(19) 島崎氏終焉の地

この時に水郡線の上小川駅手前の頃藤に残されている島崎氏親子を祀った祠を探しきれていなかったので、再度訪れて捜して見つけました。

この地には中世に佐竹氏家臣の小川氏が頃藤城(館)におりました。

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以前捜したときは、藝文の2017年6月号の記事に記載されていた写真を頼りに捜していたのですが、その後、これを島崎氏の子孫の方などにより整備されたようなので、その写真を頼りに探してみました。

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立派な石碑が建てられていました。
「天正十九年二月九日 嶋崎城主安定公・長子徳一丸終焉の地」と書かれています。

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以前はこの真中の祠と、よく読み取れない看板があっただけのようです。

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こちらの建て看板は昭和五十九年に地元の保存会(舘史跡保存会)の方達が立てたもののようです。
ただ、字がかすれた部分が多くよく読むことが出来ません。
島崎城の城主であった島崎安定は、ここの小川大和守義定の娘を妻としていたそうですので、この縁故のある地に送られたのでしょう。
そして、佐竹氏の命で殺害せざるを得なかったようです。
水戸の六地蔵寺に残された記録では、安定は横死、一徳丸(徳一丸)は生害となっており、ここの城主小川氏(島崎安定の岳父)が家臣の清水信濃守に命じて親子を殺させたといわれています。
一般には横死は不慮の死、生害は自殺でしょう。父安定は鉄砲で撃たれて死んだとも。子の徳一丸は自害という事でしょう。

小川氏は安定の妻の父親ですから、お互いに敵味方ではない気持ちが強かったと思います。
どのような気持だったのでしょう。
殺害後ここに祠を建て、六地蔵寺にて供養をして、小川氏や清水氏のご子孫も、その供養を続けてこられたようです。

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今は民家(清水家)のある側の作業小屋脇の小道の先端に置かれていました。
この先は竹薮で、すぐ崖となっています。

島崎氏の保存会の書かれているHPなどによると、長子徳一丸には弟・島崎吉晴がおり、佐竹氏の攻撃の際には、家臣の佐藤豊後守とともに甲州に逃れて、後に常陸国多賀郡に戻って、多賀郡島崎氏の祖となったと書かれていました。

島崎城主の墓は牛堀にある長国寺に子孫たちが宝永4年(1707年)に建てたそうです。



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常陸国における源平合戦 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/08 07:02

庭の木々も黄葉して・・・

 一時寒くなった後は、比較的暖かな日が続いています。
昨日は朝から仕事で出かけていて、夜家に戻りましたが、片道2時間強は段々と疲れるようになってきました。
車の運転も少し神経を疲れさせます。

また、最近は寝るのも早く、起きる時間も早まりつつあります。
毎日ブログを書くのも億劫になってきましたが、今のうちにまとめておきたいと思うものも多く、出来る時にやらざるを得ません。
自分の好きな物をコツコツと小まめにやっていきましょう。

昨夜雨も降り、朝陽の当たった我が家の庭にも秋の彩が訪れています。
今年は少し早い気がしますね。
しかも時が狂ったのか庭に春野芽生えらしきものまで・・・・・
きっと一時の寒さで時期を間違えたのでしょう。

あわてて身をつぼめてしまうかも知れませんね。

コロナはあちらこちらで少し感染者の情報も出ていますので、今気を緩めないほうがよさそうですね。

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地面には黄色い葉がいっぱいになって・・・・ しばらく葉に朝陽が跳ね返って輝くのを眺めていました。


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近況 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/11 09:55

本当にあった天狗伝説2

 昨日は笠間市岩間にある小学校の跡地を利用した『岩間体験学習館「分校」』において、待ちに待ったアニメの第2弾の発表会が行われました。

午後1時半開場、2時開演となっていましたが、30分時間を間違えて早く到着してしまいました。
1時半開始と勘違いして、昼飯をあわててかけこんで・・・・・・。

開場に一番乗りで座って窓から外を眺めると、昔の学校の校舎の窓からグランドとその先の山が美しく、こせこせした気持もゆったりしてきます。

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今回は江戸時代に平田篤胤が書いた「仙境異聞」の話の続きです。
前回寅吉少年が岩間山にやって来て13天狗とともに訓練をして江戸に戻るまででしたが、今回はその続きで、全3部作となる予定の中間第2部でした。

最初に光野志のぶさんの歴史講和「愛宕山の火災の歴史」でした。
とても深く興味深く聞かせていただきました。

そして、次に陶芸家の高橋協子さんのパワーポイントを使った、前回と今回のあらすじや仙境異聞の世界の詳細な話。
実によかった。大したものだ・・・
今回始めてパワーポイントを使ったそうだが、毎日忙しく渡り歩いている彼女にそんな時間もないはずなのに。
私自身は企業ではプレゼンや論文の発表などでは使う事は当たり前だが、企業をリタイヤしてしまえばあまり使うチャンスもない。

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 ここの13天狗は人間以外にもタヌキや鳥など修行して天狗にもなっているそうな。
 また、鼻の長い天狗の姿ではないらしい。

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寅吉少年も、次第に天狗の容姿に近づき、顔つきも変わって・・・

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1回目の話を要約して今回から聞く人のために説明もパワポで・・・

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最後に仙境異聞に書かれている「七生舞の図」・・・人間も鳥も魚もすべてが喜び舞う。
篤胤は、異界での話を文章だけでは物足りず、絵師を呼んで神仙界の「七生舞」を絵画で表現したという。
この岩間にもこの舞いの舞台となった池があったのではと・・・・

この説明の後に 吉成智枝子さんの民話語り「寅吉少年のおはなし」を楽しく聞きました。
民話の語りもいいな。

最後は、ギター奏者の大柴拓さんの<音楽劇「ホントにあった天狗のはなし 寅吉物語」2>が上映されました。

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1回目よりも更に面白く、動きも音楽を上手く入れながら聞く者の心をつかんではなしません。

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時々笑いも誘いながら素晴らしい作品となっていました。

さて、この先の3部目は・・・
気になる所ですが・・・

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文献調査の調査協力者に私の名前も入っていました。
あまり何もしていないのだけれど・・・・
まだ調査は未完成だしどうなりますか。

岩山の天狗の話しはNHKのキタカン+ という北関東(茨城・群馬・栃木)のローカル放送があります。
11月19日(金)19時30分に放送予定です。

「北関東 天狗夜噺(てんぐよばなし)」
初回放送日: 2021年11月19日

「てんぐ伝説」の宝庫、北関東。コロナ禍の疫病退散の願いや「鬼滅の刃」のヒットを受け、熱い視線を集めるスポットを徹底紹介。NHK前橋・宇都宮・水戸の3局共同制作。

 NHK前橋・宇都宮・水戸放送局の3局が北関東の魅力を再発見する番組「キタカン+」。今回のテーマは「てんぐ」。コロナ禍の疫病退散の願いや「鬼滅の刃」のヒットを受け、いま熱い視線を集める。珍しい「てんぐの御朱印」人気で行列ができる神社、江戸の文献にも残る不思議な「てんぐ少年」伝説、人々の思いが込められた「てんぐのお面」、北関東のてんぐスポットを徹底紹介。ナビゲーターは、群馬出身の落語家・林家つる子さん 

  詳細は ⇒ こちら

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ご出演の皆様。こんかいも大いに楽しませていただき有難うございました。




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天狗湯を探せ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/11/14 11:31
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