住宅の温熱環境やエネルギーに関する研究は、従来は郊外の戸建住宅を対象としたものがほとんどでした。戸建住宅の省エネに関する技術的な目途がたちつつある中、集合住宅については、断熱や設備・再エネ利用が遅れているのが実情です。
本研究では、RC造マンションや木造アパートを主な対象として、温熱エネルギーの詳細シミュレーションや実物件の実測を通し、室内環境改善と効果的な省エネルギー手法を開発します。
※本研究は「科学研究費 基盤研究(B) 狭小戸建・共同を含む都市部住宅での蓄熱・蓄電を活用した太陽エネルギーの総合的利用(2023年~2025年)」に関係しています。