Q&A カメラの修理や塗装についてのよくある質問
Q : 納期はどれくらいですか?(更新 2021)
A : ただいまたくさんのお客様にライカのオーバーホールや塗装のご依頼をいただいておりますので、オーバーホールの納期は4〜5ヶ月程度、カメラの塗装(オーバーホール込みでも)の納期は5~6ヶ月程度かかっております。レンズの修理や清掃は2週間〜1ヶ月程度かかっております。また、オーバーホールや塗装の場合、ご予約をいただければカメラのおあずかり期間を短縮できます。
Q : 視野枠がスムーズに切り替わらないのはオーバーホールで直りますか?
A : オーバーホールでは全ての機能が正常に作動するようにいたしますので、特に部品交換が必要な修理以外は基本料金内(38,000円)で直ります。幕交換は別途費用をいただいておりますが、ちょっとした部品(遮光テレンプなど)の交換は別途費用はいただいておりません。
Q : ルミエールの塗装の強度は?
A : 焼付けブラックペイントは、最高品質のアミノアルキッド樹脂エナメル塗料を使用しています。硬度が高く耐磨耗性が良い上、カメラのメンテナンス時に用いられるエーテル等の薬品にも強い塗料ですがさらに焼付け温度管理も強度を考慮しておりますので、とても丈夫です。
黒以外の塗料は現在入手出来る塗料の中では最良と思われる、強度と美しさのバランスのとれたウレタン塗料を使用しています。
ハンマートーン塗料は工作機械等の外装に使われる塗料ですので、特に耐摩耗性に優れています。ちりめん(リンクル)塗装の塗料も同様です。
Q : デジタルカメラの塗装はできますか?
A : 残念ながら現在デジタルカメラの塗装はお受けしておりません。デジタルのライカMやM9等も塗装や修理をお受けしていません。
Q : 他社で後塗りしたライカを塗り直してもらいたいのですが?
A : 近頃このようなご依頼が増えておりますが、薬品でメッキを剥離せず、ヤスリ等を使用してメッキを剥がした粗悪な下地処理の後塗りが増えています。クロームメッキを強引にヤスリで剥がした物は真鍮の地金がキズだらけになり、膨らんだように変形しているものが多く、地金も薄くなっていますので、弊店でいくら修正しても完全な状態には元に戻す事はできません。その点をご理解いただいた上でお受けすることはできます。
また、お受けした以上は、手間をかけて出来る限りきれいに仕上げます。
Q : 露出計の付いたライカ(CL、M5、M6、M7など)は修理出来ますか?(更新 2021)
A : 現在、露出計内蔵のライカは、残念ながら修理をお受けしておりません。