るらら科学の子 柴田まゆみの「白いページの中に」
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理系・文系を重ねて見る光景は
柴田まゆみの「白いページの中に」
さて、自分に合う歌声を知れば最高の安らぎを得ることができるというなら、僕に合う歌声はなんだろうなあ。
「マツコの知らない世界」では原田知世のエンジェル系というのが盛り上がったけど、大林宣彦的世界観が加わってる感も影響してるのかもしれない。それでいうなら僕は富田靖子もいいと思うなあ。
「さびしんぼう」のエンディングで富田靖子の歌う「別れの曲」が好きだったのだ。
映画の幕間にかける富田靖子の挨拶付きの「別れの曲」の歌のカセットテープが映画館には届いていて、僕は映画館支配人にお願いして貰ったほどなのだ。

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昔はアルバムも出していたんだけどな。

なにかしらあの頃の心情的に語りかけてきて、少し泣きそうにもなってしまうものなら、柴田まゆみの「白いページの中に」かもしれない。サビにかかる「長い長い坂道を 今登ってゆく」のフレーズが、「好きだった海のささやきが今は心にしみる よみがえる午後のやすらぎも白いページの中に」のサビをより切なくしますね。

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岡田奈々にも「青春の坂道」があり、他にも「陽のあたる坂道」など坂道は青春の代名詞でもあるけど、「長い長い坂道を 今登ってゆく」という現在進行形の中にも並行して、あっという間に過ぎ去る日々が通り抜けていく感がなあ。
「にっぽん縦断 こころ旅」の火野正平さんは下り坂最高と言って、上り坂が苦手だけど、この「白いページの中に」を歌えばすこし、力が湧いてくるかもしれない。
まあ、僕にとっての、あの歌詞、あの曲、あの歌声なんだけどね。
僕はヤマハポプコン世代でもあるので、いわゆるコッキーポップ全般も好きで、中島みゆき、谷山浩子などはもちろん、大友裕子、辛島美登里など今に至る歌手も、あの時のみであろう歌手もまた、あの時のみの輝きがあって、まさに

長い長い坂道を 今登ってゆく 
好きだった海のささやきが今は心にしみる 
よみがえる午後のやすらぎも白いページの中に

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

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