温泉旅館『喜翠荘』に宿泊している小説家・次郎丸太朗の無くなったという小説が官能小説だと知った松前緒花は、太朗に捕まって彼の部屋で亀甲縛りの実験台にされていた。
実際のところは逃げようと思えばいつでも逃げる事が出来ていそうです。
鶴来民子と押水菜子は緒花が彼女たちの嫌いな食べ物をまかないに出すと宣言した事で、台所へ向かうも何故かそこでは大量の里芋とほうれん草が料理途中で放置されていた。
緒花の姿が何処にもなく従業員が総出で捜すも見つからない。
女将の四十万スイは客を見送ると、他に客はいないから隅々まで大掃除をすると宣言。
緒花の失踪騒ぎ。誰も緒花が仕事を嫌になって逃げ出した、とかは考えないんだな。
まぁ、まかないを作りかけだし、金ももっないはずだし、荷物とかも置きっぱなしの状態だというのもあるのでしょうが。
次郎丸は有名小説家などでなく、売れない小説家。
緒花にはうすうす感づかれていました。むしろ他の人が信じていた方が不思議なぐらいでしょう。
行き詰まって温泉旅館にきたものの上手く書けず、エロ小説に手を出してみたもののやっぱり上手く行かない。才能がないと卑下する彼を、決めつけるのは良くないと否定した緒花に、次郎丸は自分の小説を読ませる。
内容は緒花モデルにした新人仲居を主人公にした官能小説……緒花・みんち・なこちがお風呂場であんな事やこんな事をするシーン。女子高生に何を読ませてるんだか。
しかしそこに女将に言われたなこちが、部屋の掃除を訊ねたり蛍光灯のチェックをすると言ってやってきてしまう。
なんとか追い返そうとした太郎だが、なこちをダメ仲居と悪く言う太郎に緒花が抗議して見付かってしまう。慌ててなこちも部屋に引っ張り込んだ太郎だが、後ろには輪島巴や助川電六もいてどうしようも無かった。
何でみんなを亀甲縛りにしようとする……
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theme : 花咲くいろは
genre : アニメ・コミック