2024.
11.
01
七十二候 楓蔦黄(もみぢつたきばむ)
11月2日~11月6日
もみぢは、秋霜や時雨の冷たさに、揉み出されるようにして色づくことから、「揉み出づ」→「もみづ」→「もみぢ」と転訛したといわれる。
紅葉といえば楓(かえで)のことだが、すぐ思い浮かぶのは、開いた手の平の形をした、いろはもみぢ。
さまざまな木々が色づくさまを、桜紅葉、柿紅葉などと呼びならわしている。
わが家は玄関のドアを開けると、通りを挟んで向かい側に「桜の大木」があって、そろそろ桜紅葉が色づく時期。一年を通じてこの木々を眺めるのがほんとうに楽しみで、秋も深まると紅葉が待ち遠しくなる。
俳句では、秋の山が紅葉するようすを「山粧う(やまよそおう」という。それに対して、春の山のさわやかな初々しさは「山笑う」、夏の山のあおあおとした瑞々しいさまは「山滴る(やましたたる)」、冬の山の枯れた寂しさは「山眠る」という。
まるで山が生きているように、そこに宿る草木が生い茂っては、色づき、枯れ、また芽吹く一年を、大きな心でいい表している。
よく晴れて獣ゐそうな山の色
青森県十和田市の蔦沼の水面に映る紅葉を初めて観たのは、4歳のときだった。山が燃えるように紅い。前夜に父が読み聞かせしてくれた『ヤマタノオロチ』が心にあったものだから、この山でオロチはスサノオに切り殺されたに違いない、これは「オロチの流した血だ」そう信じて疑わなかった。幼児の空想はおもしろい。
自民党は11月7日にも、全国会議員を集めた両院議員懇談会を開き、選挙結果を総括する。これが単なる党内のガス抜きになるのか、それとも石破の辞任を求め、両院議員総会に進むかはまだ分からない。
一方、玉木雄一郎率いる国民民主党は、自民党の閣内には入らないが、部分協力はするとして政策協議に入った。
国民民主は、所得税の非課税枠を103万円から178万円に引き上げを求めており、これを最低限のハードルとしている。
現在「基礎控除55万円+扶養控除48万円=103万円」を超えると、扶養を外れ、社会保険料等を自己負担しなくてはいけなくなる。このため、103万円を超えないように働いているパート労働者も多い。
これを引き上げることで時間当たりの労働人口は増え、負担軽減にもつながる。
岸田政権はこの問題について時限的処置として、雇用者側に補助金を出し、実質的な負担を軽減するという実に中途半端な方法を採ってきた。かといって、この方法は企業の負担も大きく、煩雑化しただけという意見も強かった。
玉木案は、これを恒久処置として単純化するものであり、決して悪い話ではない。むしろ、すみやかにやるべきだ。
その一方、2010年の民主党政権時代に導入されたトリガー条項は、税の軽減が、ガソリンと軽油だけにしか反映されない。現在行われている燃料等激変緩和(石油元売りに補助金を入れることで、灯油や重油を安くする方法)に比べ、メリットがなく、逆に農家などの負担を上げることになってしまう方策である。
結局、トリガー条項は、2011年に起きた東日本大震災の復興財源を確保するために、一度も発動されたことはなく、現在まで凍結が続いている。
この凍結解除を国民民主の玉木代表は訴えてきた。
しかし、「トリガー条項」と「燃料等激変緩和」の両方を適用することは不正な補助金として、海外から報復関税の対象となる可能性が高いし、トリガーよりも現行制度の方が優れている。まあ、これは玉木さんと言えども筋悪だ。
わたしは、国民民主の支持母体が「連合」なので、これを嫌って、自民党に投票した。しかし、国民民主の掲げる「103万円の壁引き上げ」は支持している。一方、「トリガー条項の凍結解除」は反対である。諸々の政策は「是々非々」で考えたい。
現代がこんな記事を書いている。
「バラマキ色が強い国民民主」という文言からして、この記事を書いた記者が、国民民主の政策を理解していないことがわる。
昨今の自公と立憲民主の政策が、とりあえず補助金を出し、わけの分からない対策本部だの、なんとか会議だのを設置してきた。これがバラマキなんだ。補助金はその場で消える。
でも、政府が借金してでも、高い価値を生むインフラに資金を投じるなら、これは成長につながる。そうした施策を打とうとしているのが、高市・コバホーク・玉木の国民民主だ。
世界一の経済大国であるアメリカには、少なくとも消費税はないし、年収の壁は13,000ドル=約200万円。相続税の最低課税額は1140万ドル=約17億円(それ以下は無税)だ。確かに財政は赤字だが、経済は世界一強く、かつ成長している。
高市やコバホーク、国民民主が主張している政策をやれば、国債の発行は増やさなければならないが、日本の金融機関には600兆円ものカネがブタ積みされているのだから、国内で十分消化できる。国全体で見ればアメリカなんかよりよっぽど健全なままでできる。
やらないのは財務省の怠慢か、財務省の意図的な「国民窮乏政策」かの、どちらか。
アメリカの財政赤字を世界一支えているのは日本だ。わが国の米国債保有残高は170兆円以上。
そのうち、米国債購入時と現在の為替「差益」は40兆円ほどになる。
それを取り崩して「財源」にしても良いではないか。政治的に米国債を売ることができないというなら、その差益に相当する「円建て国債」を発行しても問題ないはずだ。
国家を支える「現役世代」をもっと豊かにしてやってほしい。
11月2日(土)は、台風21号から変わった低気圧が西日本から東日本を通過します。九州や中国地方は大雨に厳重な警戒が必要です。関東から近畿にかけても激しい雨となるおそれがあります。引き続き、気圧は大きく低下します。
「木須肉」
「千切り鍋」
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11月2日(土)の運勢
【一白水星】人生とは「あなたが使える時間」のこと。だから達成した物事や出来事で考えなくていい。自分の時間をちゃんと味わえたか。それが大事。方法は、何かに夢中になること。夢中になることがなければ、探すこと。自分の足で自分の人生を歩いて、しっかり味わうこと。強運。
【二黒土星】作ろうと思ってできるのは「知人」。友人はひょんなことからできるもの。だから慌てて作ろうとしても上手くいかないし、友人が少ないからって慌てることもない。でも恋愛に限らず、好きな人を沢山作ることは大切。楽しく過ごす時間が得られることって大事よね。金運よし。
【三碧木星】思い遣りって、相手の機嫌をとることじゃないの。それだと相手がワガママになって、自分がモヤモヤするだけ。思いやりは、相手の気持ちになって行動すること。そうすれば、自分がモヤモヤせず、むしろスッキリするはず。そのためにも、最後までしっかり話を聞いてあげてね。
【四緑木星】暗剣殺。受け入れられない現実をどうしたら受け入れられるか。それは受け入れようとしなければいい。受け入れられない事態だから受け入れられない。無理に受け入れると壊れてしまう。何でもかんでも自分の中に採り入れて、消化しなくてもいい。それでも生きていける。
【五黄土星】日破。他人の言い方に多少ムッとしても流しましょうね。不器用な言い方しかできない人もいるのよ。ムッとするたびに、余裕貯金が減ってしまうから、無駄にムッとしないのも大切。否定されてもあなたが悪いとは限らない。ちょっとイライラするけど、それぐらいが生き上手。
【六白金星】幸せになりたいのなら、「どう思われたいか」は一切考えずに、「何をしたいか」を考えるといい。あなたが「どう思われるか」は周りが決めることで、それはあなたのやったことで決るから。「自分はこれをするために生まれてきたんだ」使命感は軸になる。あった方が生き易い。
【七赤金星】あなたは替えが利かない存在なの。全く同じスペックの人がいたとしても、それはあなたじゃない。あなたの穴はあなたにしか埋められない。それを一番わかっているのは、意外と自分ではなく、周りの誰かだったりする。だから使命感は軸になる。あった方が生き易い。運気強し。
【八白土星】若い頃は「できる人」「優秀な人」が凄いと思っていた。けれど最近は「変わらず接することができる人」「常におだやかな人」のことを凄いと思うようになってきた。「本当に大事なものは隠れて見えない」とは星の王子さまの言葉。ささやかな日々にかけがえのない幸せがある。強運。
【九紫火星】一人でいる人より、一人でいられない人のほうが、実は淋しい。一人でいる時間を誰かで埋めようとせず、まずはそのままを楽しむ。そのぐらいの感覚でいたほうがラク。それで自分の機嫌をとって、好きなことで自分を満たしてあげる。その日一日がんばって、楽しんでくつろぐ。
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